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菅家ゆかりさん
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リーダーとなる男性たちにも、ぜひ
- 佐々木
男の人でもいいわけですよね?
- 菅家
ええ。特に男性にやっていただくといいかなっていう気はしますね。女性は、鏡を見たり、自分の顔をチェックするんですが、男性って、「そんなことは、男は」とか、「見た目って、もういいんだよ」なんて方もいらっしゃいます。
やっぱりこれから世の中のリーダーとなるような、人を指導するような方には、内面の魅力はもちろんですが、それをいかに外にアウトプットするかの一つとして、表情を上手に使っていただきたいですね。アピールする力がアップすると思います。
- 佐々木
きっと顔の筋肉が動いていないと、中身が良くても、表情でシャットアウトされていて、外に出ないんですね、きっと。柔らかくしておいてあげなきゃいけない。
- 菅家
最近の謝罪会見で「ごめんなさい」っていうときだって、言葉はもう、「ごめんなさい」って言っても、顔が全然変わっていなくて、慇懃無礼っていうか。かえって失礼というか、反感を買われるんじゃないかなっていうことがありますから、そういう意識を。
- 佐々木
ユニカルインターナショナルの方で、一部上場の社長・会長向けのメディア対応のトレーニング、「スポークスパーソントーレニング」をやってるんですが、それにフェイスニングも加えた方がいいですね。
- 菅家
そうですね。そういう方はいろんなメディアに出る機会も多いと思うので、そのときに撮られる写真も一場面なので、どういう形で写っているかを見るとか。
- 佐々木
でも、撮影って怖いですよね。動いている姿を一場面切り取られるんですからね。
- 菅家
だから人前に出るときに、「今日はどういう場だから、どんな表情がふさわしいんだろう?」って。会社の、素晴らしいこれからのビジョンの発表だったら、前向きな明るい、意欲のある表情でっていう事が大事ですけれども、謝罪の会見であれば、そういう本当に気持ちが表れるような、わざとらしくない表情で臨んでいただくと、たぶん見ている一般の、関係者だけじゃない人への受け取られ方が違うと思うんですよね。
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