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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第57回 茂木 健一郎さん

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57
脳科学者 ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー
茂木 健一郎さん

On the job trainingが脳を鍛える

佐々木

一般の人たちが茂木さんの研究成果を活用できるように情報が変換されて、私たちが診断してもらうと、脳の現状がわかり、どうしたら改善できるのかなどがわかったら楽しいと思うんだけれど。そういうことは研究とは関係ないかもしれないですが、ダメですか? 今、脳のトレーニングが流行ですし。

茂木

分かります、分かります。それはかなり難しい領域に入ってくるんですね。なんでわれわれがそういう考え方を逆にしないのかということをご説明したほうがいいと思うんですけれど。

つまりですね、人間の脳の能力って、そんなに切り離せるものではないんですよ。モジュールとかそういうことで。だから、それぞれの人によって必要とされている能力って違うわけです。それぞれの職場っていうか、生活の場において。On the job trainingが、ある意味では脳を鍛えるという上では一番いいのであって、そこから離れて、ドリルみたいな、あるいはトレーニングメニューみたいなもので鍛えるということは、あんまり今の脳科学ではいいことだとは思われていないんですね。

ただし、そうは言いながら、もし、ある自分の客観的な脳の働きのくせみたいなものが分かったら、それはそれなりにデータとして面白いだろうし、うれしいことだとは思うんだけれど……

佐々木

面白いと思うんですよ。自分のデータがわかったら。

茂木

ただ、これまでIQとかそういうのをさんざんやってきていて、残念ながらそれはあまり品のよい研究だとは思われていないんですよね。だから、個人的には、研究者は、最近はそういうものからちょっと離れようとする傾向があるように思います。

佐々木

もったいない。

茂木

もったいないことかもしれないんだけれども、なかなか難しいですね、それは。

佐々木

確かにね、実現させようと思ったら難しい、クリアしなければならないものがいっぱいあるし、その使用方法や提供方法だって、難題がいっぱいあると思うんですけれど、やっぱり研究して、ここがこうなっているらしいということが分かっても、その研究成果の活用者になりたいわけで、自分の状態がわかったら、将来できたらいいなあ、って聞いててちょっと思いました(笑)。

茂木

前向きに検討させていただきます(笑)。

佐々木

すみません、お願いします(笑)。脳の可能性といわれると、記憶力について教えていただきたいんですけれど。私たちの脳は、過去の出来事をすべて記録している。たとえ自分では思い出せないものでも過去に聞いた人物も、出会ったことも、いったん一応、みんなどこかに記憶されている。それを引き出す能力があるかどうか、あるいは出す必要があるかどうかということなんです、よね?

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