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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第57回 茂木 健一郎さん

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57
脳科学者 ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー
茂木 健一郎さん

脳に男女差はない

佐々木

前頭葉と後頭葉って、使い分けをしているのですよね。左脳と右脳というのは、山ほどいろいろなことを言われていますけれど。

茂木

それはもちろん使い分けをしているし、男女の差というのはもちろんあるんですが、ただ例外もあります。ぼくはすごくいい言葉を聞いたことがあって。米長邦雄さんなんですけれど、「男女の脳差はない」とあの方は言い切ったんですよね。ぼくはそれはすごくすてきな発言だな、と思ったわけです。

どうしてかと言うと、世の中には男と女の脳には差があると言って、役割を変えるとか、そういうことの議論のもととして使う方がいらっしゃるでしょう。でもあれは基本的に間違っていて、なぜかというと科学的に言ったらデータとしてはいくらでも出てくるんですよ。差があるなんて。

でもそんなもので、たとえば男にしかできないこととか、逆に女にしかできないことがあると言い切れるほど、脳科学は脳のことを分かっていないんですよ。

だったら、同じだって言い切ったほうが、態度としては正しいと思いますね。

同じことが、たとえば臨界期なんかがそうですね。よく外国語の習得には臨界期がある、なんてことを言うわけでしょう。でも、ああいうことを決め付けられるほど、脳科学は脳のことを分かっていないんですよ。だからあれも、臨界期はないよ、と言い切ったほうが、ぼくは人間の生き方としては素敵だと思うんです。

なので、脳の老化とか、すべてのことがそうなんですけれど、分かっていることに比べれば、どんなことがあるか分からないっていう、可能性ののりしろのほうがはるかに大きいんですよ。

だったら、どんなことでも可能ですよ、って言っちゃったほうが、人間が生きるって上での倫理としては正しいんだろうな、と。

脳科学者の中で、一般向けの本を書いて決め付けている人っていっぱいいる、ああいう人たちは、単に自分の人間観を投影しているだけであって、もっと人間の脳って自由で可能性があると、ぼくは思っていますけれどね。

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