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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第57回 茂木 健一郎さん

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57
脳科学者 ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー
茂木 健一郎さん

自らルールを作るのも前頭葉をよく使う

茂木

もうひとつ例を挙げて述べさせていただければ、たとえば、子どものときに遊ぶとき、ルール自体を自分で作るっていうことをやるじゃないですか。たとえば、相手がちょっと弱いとかっていうと、ハンディキャップをつけてあげる、と。

あれは弱い子に対して思いやりを持って接しているという意味もあるんだけれど、それだけではなくて、ああいうふうにしてゲームの結果がどうなるか分からないようにして、一番楽しくしているんですよね。つまり、どっちかが強くて、その人がいつも勝っているようなゲームってつまらないから、イーブンにして、とにかく努力によってどちらでも勝てるようにする、というのが、子どもが一番楽しいっていうことを本能的に知っているんですよ。

佐々木

自分の行動次第で勝てるような環境を自分で作ってしまうというのが、本能的に楽しいこと、ということですか。

茂木

そう。自らルールを作る、既にできたルールに従って、ただその中でパフォーマンスをベストにするっていうんじゃなくって、自らルールを作るというような頭の働かせ方も、メタ認知、なんですね。前頭葉をすごくよく使うんです。ですから、最近ドリルブームで、ドリルをやると前頭葉を鍛えられるという考え方があるんですけれど、ぼくはあまり賛成ではないんです。

というのは、ドリルというのは答えが決まっているわけでしょう? ルールが決まっているわけでしょう? それをやることは、パーツとしてある部分を鍛えることにはなるんだけれど、前頭葉のもっとも大切な働きとは、違うと思うんですね。前頭葉の最も大切な働きって、今も申し上げたように、自分を客観的に見たりとか、ルール自体を自分で工夫して作ったり、とか。

佐々木

私、たぶん前頭葉がすごく発達しているかもしれません。ルールを自分で作るのも好きなんで(笑)。

茂木

それは前頭葉ウーマンです。イー・ウーマンじゃなくて、前頭葉(笑)。それはすばらしいことなんです。

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