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写真家・ジャーナリスト(医学ジャーナリスト協会会員)
伊藤 隼也さん
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自分の命でレッスンしてほしくない
- 伊藤
ええ、いっぱいありますよ。現に、今日も新聞に載っていた、患者が病院を訴えたケースですが、ある大学病院で、ぜんそくの発作で入院中に、ひどい痙攣を起こしてベッドに頭を打ちつけて、様子がおかしくなっちゃった。
あとで、調べたら脊髄損傷してたなんて話があって。要するに、安全な病院を選ばないと、ぜんそくだけでもそんなことが起きて、全身麻痺になり、介護なしでは生きていかれないという、そんなことが起きちゃうんです。
- 佐々木
それはどうすればいいんですか。
- 伊藤
だから、僕やメディオは、どうすればいいのかを過去の悲劇や、最新の医学情報、たくさんの根拠をもとに、こういうふうにしたらいいんじゃないか、ああいうふうにしたらいいんじゃないかと考えているんです。
- 佐々木
前向きな考え方からすれば、当然、病院もそういう負の情報だとか失敗例、事故からきちっと学んでほしい、体制を作って欲しい、と思うし、病院側のレッスンとして考えたいですが、私たちは自分のカラダだし、自分の人生だから。
- 伊藤
自分の命でレッスンしてほしくない。
- 佐々木
まさにそうなんですよ。で、レッスンしてほしくないと思うと、こちらはどうやったら正しい情報に行き着き、正しい病院を選べるのでしょうか。それともう一つ、どのレベルの病気の際に、どの病院にいくのかということも、選択ですよね。
8/23
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