ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第34回 久司 道夫さん

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久司 道夫さん
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糖分と暴力性との関係
- 佐々木
先生のアメリカでの研究で、糖分と暴力性との関係についての研究がありましたが、それは甘いものを食べ過ぎている人は暴力的になる、という結果が出たとのことですか?
- 久司
そうそう。ヴァージニア州のタイドウォーター青少年拘置所と協力して、砂糖を収容者の食事から除いた時に暴力的なふるまいがどう変化するか、研究したんですよ。劇的に、軽減しました。
- 佐々木
非常に興味深いです。
- 久司
糖分には2種類ありまして、一つは、単糖類といって、砂糖であったり、チョコレートやキャンディなど。もう一つは多糖類。これは、穀物。カボチャ、ニンジンなんかもそう。かんでいると甘くなる。
この多糖類は、徐々に分解されていって、徐々に吸収されていく。だから血糖が上がったりしないんです。ところが、単糖類はそうではない。だからなるべく避けたほうがいい。
甘いものがほしくなったら、米あめ、麦あめとか。あと、黒砂糖とか、まだミネラル分がありますからね。そういうものに変えたらいいんです。もちろん一番甘いのは、愛する人のキスですから、それはね、いつでも好きなだけ。
- 佐々木
そこで糖分を補う、そうか(笑)。
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