ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第26回 松井龍哉さん

26 |
松井龍哉さん
|
|
|
算数と美術だけ
- 松井
でもね、僕は、学校は義務教育だからしょうがないと思って行ってましたけど、僕の人生にさほど影響はないなというのはそのときから思っていました。好きな勉強は算数と美術だけですね。一生懸命やりましたけど。あとは別にどってことないな、というか。
割と子どもってちゃんと見てるじゃないですか。社会のことはロジカルにはわからないんですが、子どもなりの感性で世の中を見ていて……。
- 佐々木
それは何年生?
- 松井
5年生かな? クラスのみんなを見ていて、「将来あの子は普通の会社の課長かな?」とか「あの子は魚屋の子だから魚屋になるかな?」とか。
- 佐々木
それってやっぱり当たってます?
- 松井
そうですね。だいたい当たってますけど。僕はやっぱり物を創る人になりたいから、別にそんなに学校で、優等生でなくてもいいかな、と。自分の人生は自分で切り開くと。
- 佐々木
すごいすごい、そんなことを達観してたんですか。
子どものころの影響がとっても鮮明なんですが、今、子どもたちに伝えたいことありますか? 理科実験がなくなってきている一方で、理科実験塾というのが流行ってたりしてね。今の子どもたちにこんなことをやらせたらいいのになとか、こんなふうに育てられたらいいなとか、何か思うところはありますか?
6/18
|
 |
|
|