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田澤 由利さん
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2週間かけて勉強してもらうんです
- 佐々木
社員教育は、どうされているんですか。新しいスタッフ全国各地にいらっしゃるんですよね。
- 田澤
最初に、いわゆる新人研修みたいなものがあって、それがネット上で、今のツールの使い方とか、基本的な考え方とか、ルールとか、お金の請求の仕方とか、そういったことを2週間かけて勉強してもらうんです。
- 佐々木
オンライン・エデュケーションシステムを作ったわけですね。
- 田澤
そんなに大したものじゃないです。世の中にいっぱいe-ラーニングがありますけど、結局、自主的にやらなきゃいけないというのが一番問題ですよね。うちの場合も、やっぱり「自主的にやっておいてね」では、たぶんやらないだろうと思っていて、毎朝、課題を指示するメッセージを出して、「今日は、これをやってください」と。で、やっていない人がいたら、「どうなっていますか?」みたいな感じで。
- 佐々木
その「どうなっていますか?」は、誰がやるんですか?
- 田澤
教育担当のテレワーカーがいます。催促というか、皆がやるので「自分もやらなきゃ!」という意識を大切にしています。これって、やっぱり雰囲気ってあると思いますよね。5人ぐらいいて1人だけやらないと、「あっ!」と思ってしまうのと同じで、そういうトレーニングも、5〜6人集まった時に期間を決めて実施するんですね。
- 佐々木
じゃあ、いくらテレワーカーの人がサインアップしても、ある時期までスタートラインでトレーニングを待っていてもらって、5人ぐらいが揃ったところで、「じゃあ、2週間のトレーニングに入ります」ということなんですね。
- 田澤
はい。その時点で、「ワイズスタッフは、こういうやり方なんだ」というのを理解してもらって。「こりゃ、できんな」とトレーニングの途中で参加を断念する人も、今までに数名いました。
- 佐々木
いい意味でスクリーニングができるから、品質管理ができる。マネジメントという意味では、どうなんですか? チェック体制としても、皆の目がオープン化されているので、皆が見ているので、田澤さんが一人で、「お前、ダメじゃないか」と言わなくていい、という利点はあるんだと思うんですけど。
18/25
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