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久保純子さん
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次の日にはガンとまた上がっちゃうんですよね
- 佐々木
うまくいかないこととか、ないんですか?
- 久保
悩みはありますよ。私、こう見えて、ひどい落ち込み症なんですよ。人に言われると、すごく。もう次の日にはガクンと落ちていたりとか、でも、その次の日にはガンとまた上がってしまうんですよね。で、パワーが2倍ぐらいになってたりするんです。
- 佐々木
私自身も、「悩みがありますか?」って言ったら、「悩みという言葉は使いたくない」とか「課題とは言うけれど、悩みとは言わない」とか、そういうことを言っちゃうんですよ。乗り越えるものは課題とは言うけれど、悩みではない、と。
- 久保
分かります。大変だと思ってしまったら、時間が止まってしまうので、大変ではなくて、「この先にいいことがあるに違いない」と思っているようにしています。
- 佐々木
でも、久保さんは、何だか全然、課題さえないように見えます。
- 久保
そんなことないですよ。課題はいっぱいありますよ。自分の中でもいっぱい、毎回、番組に出ては落ち込み。
- 佐々木
でも、その前向きな性格は、どこから来たんですか? やっぱり小学校のときに辛い思いをしたのが、逆に、前向きのバネになったのかな?
- 久保
それは、あると思います。自分が一生懸命に頑張っていれば、というか、一歩が踏み出せれば、必ずもう一歩が踏み出せるという自信がある。
- 佐々木
私、この頃、そういう気がするんですよ。「何で、前向きなんですか?」って聞かれるんですが、それは、前向きでなければ、後ろに引き摺られるようなことがあるからかな、って。
- 久保
そうですよね。平穏な日々ではないからってことですよね。
- 佐々木
今日伺っていると、人生の中で、一つ、もしかすると、イギリスの体験とか、そういうのがあったのが前向きの源なのかな、と思ったんです。
- 久保
そうですね。きっと大きいと思います。平穏な、平和な日々、のほほんと過ごしてきていたら考えなくても済むようなことを考えてしまったのかもしれないですね。でも、それでも乗り越えてこられたという自負が、どこかにあるんですよね。だから、あの高校時代が、文化的には大変でしたけど、あの経験より辛いことは、別に、今ないんです。
- 佐々木
高校?
21/23
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