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久保純子さん
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大学に入ろうかな
- 佐々木
留学、考えますか? やっぱり。
- 久保
考えます。いつの時代も、勉強していたいと思います。
- 佐々木
そうですね。私も毎年、入学案内を取ったりしていましたけど。
- 久保
分かります。私も、夜間のバカロレアみたいな資格がほしいなと思って、大学に入ろうかな、と。通信教育とか。
- 佐々木
私も、子どもが大学に行くときに一緒に行こうかと思って。
- 久保
それ、いいですね。うちの母も、私が生まれる前に行ってるんですよね、父と結婚してから。なので、そこら辺は、まだ自分に夢を持たせてあげようかな、と。
- 佐々木
何を勉強したいですか?
- 久保
やっぱりコミュニケーションとか。日本語という言葉のコミュニケーションの面白さって、すごくあると思うんですけど、他の言葉も、その文化が入ったコミュニケーションの面白さがありますよね。ストレートに言わないとか、湾曲して言うとか、女性と男性の言い方の違いがあったり、その国々で宗教の背景があったり。コミュニケーションの文化と、文化の面白さというのを学びたいと思いますね。
- 佐々木
でも、意地悪な質問かもしれないけど、そうやって学習したことを何に還元するんでしょう。
- 久保
何にも還元しないと思います。いつも不安なんですよ。引き出しが空っぽになっていくことへの不安がすごく大きくて。特に、番組をやって、走り続ける期間になると、不安が増大するんです。自分の中身が、例えば1年前と今とで変わっているかというと、知識しかり。きっと何か変わっていることはあると思うんですけど、見えないのがすごく不安なんですよね。自分の言葉に表れていないことが。
- 佐々木
認識できないことが不安なんですね。
- 久保
いつも引き出しをいっぱいにしていたいんです。だから、本を読むこともそうですし、見聞を広げることもそう、旅行もそうですし、映画を見たり、文化的な活動に触れることもそうですし、その一つの大きな夢が、留学みたいな感じですね。これは、永遠のテーマだと思います。ずっとそんな不安を抱えながら、夢を追いかけて、いつか達成することを願いながらいくんだろうな、と思います。
- 佐々木
でも、まだ若いわけだから、お子さんが大学に行くようになったって、全然問題なく、一緒に勉強に行かれますよね。
- 久保
行きたいですね。
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