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藤巻健史さん
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これは気力の勝負だから
- 佐々木
これからどういうライフスタイルを送りたいとお考えですか? 投資は永遠に続けるんですか?
- 藤巻
変える方法を考えなきゃいけないとは思うんだけど、しばらく数年間、5年10年は続くでしょうね。辞めなきゃいけないなとは思うんですけどね、どこかでね。
- 佐々木
さっき言ったように現金を持っていても、紙切れになっちゃうかもしれないという考え方なら、もしかしたら100歳まで生きるかもしれないということで、ある程度の投資なりを続けていくことになるんでしょうか。でも、今みたいな仕事の仕方で、大きなことがあるたびに、夜中に起きちゃうという生活は続けられないですよね。
- 藤巻
気力がどこまで続くかですよね。負けることに耐えられるか、なんですよ。さっき言ったように、走ってると思えるのは気力があるからいつまでであって、萎えちゃうと駄ですよね。
- 佐々木
面白い。気力、大切ですよね。気力がないなんて体験がなかった私ですが、最近は、気力を意識する瞬間がでてきた。だからこそ、気力の大切さ、わかります。
- 藤巻
気力がなくなったらもう駄目だと思っています。マーケットに対して、「この野郎!」って思っているときは大丈夫。
- 佐々木
今のところは大丈夫?
- 藤巻
大丈夫ということはないけど、だって、こんなにサブプライムローン問題でめっためたにやられているわけだから、これで終わったら最悪だもん。
- 佐々木
そうですね、いつ終わるにしても、最高で終わらなくてはいけない、ということですね。だから気力をしっかり持って。……もっともっと詳しく伺いたいですが、経済は刻々と動きますから、後は、藤巻んさんの講演などで、常時ライブで学ぶこととしましょう。いろいろリラックスしてお話戴けて、嬉しかったです。お忙しなか今日はどうもありがとうございました。
対談を終えて
藤巻さんのオフィスに伺うと、すぐに内装準備中の新しいオフィス構想の話。そしてフジマキ・ジャパンのスタッフ全員の前での公開対談。でも私の緊張をよそに、とても楽しくカジュアルな対談になりました。藤巻さんって本当にお茶目な方なのですね。この温かっくってオープンな人柄が、魅力であると再確認。対談終了後も、弟・幸夫さんがいるだろう青山の店舗まで連れて行ってくださったり、新しく展開しているアパレルショップを私を紹介してくださったりとフットワー クのいい藤巻さんです。ますます好きになりました。これからもどうぞご指導ください!
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