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正岡 裕志さん
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商う「商売」じゃなくて、笑う「笑売」
- 佐々木
正岡さんのそういう性格は、どこで育てられたんでしょう?
- 正岡
それは、親が良かったのか、子どもが良かったのか分かりませんけど(笑)、自分なりにやっぱり人を見て。「自分がやられて嫌なことは、人にするな」じゃないですけどね。
本当に商売って、僕、思うんですけど、お互いが笑いながら商売、だから僕らの商売っていうのは、商う「商売」じゃなくて、笑う「笑売」って字をよく書くんですけどね。笑いながら商売、笑いながら売る、商って笑うっていう、それを基本だと思っています。
だから自分だけがいい思いというか、利益を貪ってもいけないし、相手にも喜んでもらうっていう、これが商売なのかなって。で、お互いが共存共栄っていうか、手を取り合ってやっていけば、本当に商売が長続きするんだよっていうのは。
そのときそのときの、一回きりの商売っていうのは、本当におもしろくないですから。やるんだったら、パートナーシップを組んで一緒にやっていこうっていうのが基本ですね。
- 佐々木
まさに、この対談の名前にもつけた「ウィン−ウィン」の発想ですね! 互いに、プラスになる。……いつ頃から、そんな素敵なことを考えたんですか?
19/26
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