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正岡 裕志さん
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満足感がありますね
- 佐々木
私が初めてお会いしたのが、岡山でしたね。イー・ウーマンでリーダーズの声を活かして創り始めたタオルを作っていただくために、初めてお会いしました。でも、お会いした瞬間に、本当に、すごく素敵な方だなあ、と思って。
- 正岡
いいえ、逆ですよ。僕、もう、素敵な社長さんだと思って。
- 佐々木
嬉しいです(笑)。あのときにお話をうかがって、持ち帰って、イー・ウーマンに参加してくださっているリーダーの方々と、いろいろディスカッションして、1回目のサンプルができて来たのが2007年1月でしたよね。
既に柔らかいのに、でも、「もっと、柔らかく」って、やり直していただいた。いいものができてきたら、今度は「もっとおしゃれにしよう」って。今回のシンプルオーグのタオルは、随分時間をかけて、創ってきています。
- 正岡
そうですね。確かに、糸の細さを、20番単子から、細い30番単糸。それも、ぜいたくなコーマ糸に変えたっていうのは、私もあまりやったことがなかったから、「どうなるの?」「織りにくいんじゃないの?」とか、始めはやっぱりあったんですけど。
- 佐々木
細いから織りにくいっていう心配?
- 正岡
そうです。だから逆に、できあがって、よかったな、と。大体、僕らの固定観念とかがあって、最初は頭で考えて「できないんじゃないの?」なんて。何となく……。30番が細いんです。だからできないんじゃないかなって。
どっちかと言うと、やっぱり僕らはホテルのタオルを基本的にやっていましたから、「丈夫じゃないんじゃないの?」って、思ってしまった。やっぱり今まで、細い上糸でやったことがなかったもんですから、どうしても不安な部分があったんですけどね。
だけど、やってみて、本当に柔らかいというか、風合いのいい、本当に、イー・ウーマンさんが求められる「シンプルオーグ」ブランドの名前に似合ったタオルができたなっていう満足感がありますね。
10/26
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