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張 晞さん
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ママさんは、みんな、ボーナスがいいんです
- 張
例えばミスをしたら、今さっき言った通り、Ms.とMr.の問題で、「今、旅行業法では、お客さまにも責任がある。でも完全に、あなたに100%。だって、会話をしたのは、あなたですよね? 相手は女性ですよね? ただチェックをしていないのは、絶対あなたですよね?」と。
やっぱりそういう場合は、お客さんにも責任がありますけれども、全部うちでカバーします。もう、ノーマルで飛ばすとか。そういうのは先月も2件ありました(笑)。
- 佐々木
わ、それは痛いな(笑)。通常運賃で買い直して、飛ばすわけですか。
- 張
痛いですよ。でも、それは絶対、お客さまには迷惑をかけられない。会社の信用がかかっていますから。
- 佐々木
社長としては、「どうして、こんな馬鹿な、単純なミスを」と思っても……。
- 張
と思うんですよ! その場合は当然、ものすごく反省してもらって、減給します。ちゃんと給料の10%。責任を感じてもらう。年に1回ぐらい、1人ぐらいは、そうします。そういう単純な作業で……。
- 佐々木
それは、その月に?
- 張
減給10%。
- 佐々木
みんな、そういうペナルティで、会社を辞めていったりはしないで、ちゃんと食いついてくるんですね?
- 張
そうですね。今まで、ミスの問題、あるいは減給のために辞めた人はいないですね。納得して。やっぱり、こういう仕事ですから。もちろん、ボーナスのときもすごいです(笑)。
- 佐々木
売り上げによって、バーンと出る人もいれば、少ない人もいれば、いろいろですか?
- 張
もちろん、成績がいい方と悪い方のボーナスの差は、2〜3倍もありえる。すごく不思議なのは、ママさんは、みんな、ボーナスがいいんですよね(笑)。やっぱり、すごいパワーですよね。働いているママはやっぱり素敵ですよね。輝いていますね。
あと、責任感が違う。やっぱり、子どもを持っているから。それに、サービス業ですから、気遣いは、お子さんが生まれて初めて自分が成長していくんじゃないかなと思う。やっぱり、すごい。
12/21
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