
なんと往年のスキーヤーがボランティア出場!(miechan・東京・パートナー有・35歳)
新井スキー場で行なわれていたスキー大会を見たことがあります。道具もすごく進化していて、本当に競技スキーに真剣に取り組んでいるんだなあと感心しました。また、何よりも、素晴らしいと思ったのは、W杯に出場していた往年のスキーレーサー(スキーヤー?)たちが、ボランティアで出場していたことです。わたしの観覧のきっかけも単純で、イタリアのトンバ選手の滑りが、間近で見られるためでした。
障害者センターで、ともにスポーツを楽しもう(mk・東京・パートナー無・29歳)
昨年まで肢体不自由養護学校に勤務していました。そのため、都内の障害者スポーツ大会に参加する生徒の引率をするなど、仕事を通して障害者スポーツを目の当たりにする機会がありました。それだけでなく、ハンドサッカーという障害者スポーツを生徒と一緒に行うこともありました。車椅子を操作しながらボールを投げたり受け取ったりすることは難しい! そもそも、車椅子を右へ左へ、あるいはバックするなど自由自在に動かすことができないのです。気持ちはあせっても身体(車椅子)が思う方向へ進まなかったり。そういう経験もあり、もともとスポーツが得意でないこともあり、障害者スポーツを見ると「かっこいい!」と思うことが多いです。
ハンドサッカーもそうですが、障害者スポーツの中には健常者も一緒に行うことができる種目がたくさんあります。各地の障害者スポーツセンターでは、そういった障害者スポーツを教えてくれるイベントもあるようです(わたしは東京都障害者総合スポーツセンターでボッチャの体験をしたことがあります)。今回のパラリンピックで感動した人は、ぜひ障害者スポーツセンターに足を運んで体験してもらえると、また違った楽しさが発見できると感じています。
健常者は、どんな補助をするべき?(のほっち・山口・パートナー有・33歳)
障害者の運動会が地元であったので見に行きました。どこが障害なのかわからないくらい、みなさん元気にスポーツなさっていました。ただ、わたしが疑問なのは障害者の方々がどのような補助を必要としているのかということです。運動会の時も、スタッフの人の補助が上手くできなくて、大声でどなる障害者の方も見かけました。そんな態度に出なくても……と思いましたが、あまり構わないでほしいと思う人もいるかもしれません。健常者にはわからない部分がわたしは知りたいです。
鍛え上げられた筋肉質の腕、目に焼きついてます(るうこ・新潟・パートナー有・30歳)
中学生の頃、陸上をやっていました。土日や長期休暇の時に陸上競技場へ行き、練習をしていたのですが、障害者の陸上競技の大会があることを知らずに練習に行ったことがあり、その時に障害者のスポーツを知りました。車椅子でのトラック競技は腕の力が勝負です。健常者の腕以上に鍛え上げられた筋肉質の太い腕。今でも目に焼きついています。また、目の不自由な人による長距離走などでは、選手一人につき一人ずつ、代わりに目となって走る人がつき(なんというのか忘れてしまいましたが)、目の見えるわたしよりも好タイムで走り抜けるのを見て、たった3時間の練習で泣きそうになりながら走っていた自分が恥ずかしくなりました。障害者も健常者も一生懸命な気持ちは同じです。いつの日か、パラリンピックもオリンピックも一つになったら素晴らしいと思います。