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サーベイ

2004/10/4(月) - 2004/10/8(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
3日め

テーマ障害者スポーツを生で見たことがある?

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キャスター
辻 秀一
辻 秀一 スポーツドクター

障害者スポーツもスポーツですから、ルールが分かっているともっと楽しくなります。 シドニーパラリンピックに行ったとき、わたしの関連する車椅子バスケとは別の競技を見に行ったのですが、スポーツ好きのわ……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

なんと往年のスキーヤーがボランティア出場!(miechan・東京・パートナー有・35歳)

新井スキー場で行なわれていたスキー大会を見たことがあります。道具もすごく進化していて、本当に競技スキーに真剣に取り組んでいるんだなあと感心しました。また、何よりも、素晴らしいと思ったのは、W杯に出場していた往年のスキーレーサー(スキーヤー?)たちが、ボランティアで出場していたことです。わたしの観覧のきっかけも単純で、イタリアのトンバ選手の滑りが、間近で見られるためでした。

障害者センターで、ともにスポーツを楽しもう(mk・東京・パートナー無・29歳)

昨年まで肢体不自由養護学校に勤務していました。そのため、都内の障害者スポーツ大会に参加する生徒の引率をするなど、仕事を通して障害者スポーツを目の当たりにする機会がありました。それだけでなく、ハンドサッカーという障害者スポーツを生徒と一緒に行うこともありました。車椅子を操作しながらボールを投げたり受け取ったりすることは難しい! そもそも、車椅子を右へ左へ、あるいはバックするなど自由自在に動かすことができないのです。気持ちはあせっても身体(車椅子)が思う方向へ進まなかったり。そういう経験もあり、もともとスポーツが得意でないこともあり、障害者スポーツを見ると「かっこいい!」と思うことが多いです。

ハンドサッカーもそうですが、障害者スポーツの中には健常者も一緒に行うことができる種目がたくさんあります。各地の障害者スポーツセンターでは、そういった障害者スポーツを教えてくれるイベントもあるようです(わたしは東京都障害者総合スポーツセンターでボッチャの体験をしたことがあります)。今回のパラリンピックで感動した人は、ぜひ障害者スポーツセンターに足を運んで体験してもらえると、また違った楽しさが発見できると感じています。

健常者は、どんな補助をするべき?(のほっち・山口・パートナー有・33歳)

障害者の運動会が地元であったので見に行きました。どこが障害なのかわからないくらい、みなさん元気にスポーツなさっていました。ただ、わたしが疑問なのは障害者の方々がどのような補助を必要としているのかということです。運動会の時も、スタッフの人の補助が上手くできなくて、大声でどなる障害者の方も見かけました。そんな態度に出なくても……と思いましたが、あまり構わないでほしいと思う人もいるかもしれません。健常者にはわからない部分がわたしは知りたいです。

鍛え上げられた筋肉質の腕、目に焼きついてます(るうこ・新潟・パートナー有・30歳)

中学生の頃、陸上をやっていました。土日や長期休暇の時に陸上競技場へ行き、練習をしていたのですが、障害者の陸上競技の大会があることを知らずに練習に行ったことがあり、その時に障害者のスポーツを知りました。車椅子でのトラック競技は腕の力が勝負です。健常者の腕以上に鍛え上げられた筋肉質の太い腕。今でも目に焼きついています。また、目の不自由な人による長距離走などでは、選手一人につき一人ずつ、代わりに目となって走る人がつき(なんというのか忘れてしまいましたが)、目の見えるわたしよりも好タイムで走り抜けるのを見て、たった3時間の練習で泣きそうになりながら走っていた自分が恥ずかしくなりました。障害者も健常者も一生懸命な気持ちは同じです。いつの日か、パラリンピックもオリンピックも一つになったら素晴らしいと思います。

NO

涙が止まりませんでした(いまいくん・埼玉・パートナー有・41歳)

残念ながら生観戦はないですね。ただテレビ観戦をしたことはあります。初めて障害者スポーツをテレビで見たのは高校生の時。深夜だったのですが、不自由な体で自分よりはるかに高い記録に挑戦する障害者の方たちの姿に、涙が止まりませんでした。パラリンピックの中継も見ましたが、それを見ると「自分も何かしなくては」と思いつつ、現実には何もしていません。オリンピックの場合は才能に恵まれた人たちの集まりですが、パラリンピックはある意味で逆境の人たちの集まり。「普通の人」のわたしには、パラリンピックのほうが、より感動します。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

こんなルール、知ってました?

障害者スポーツもスポーツですから、ルールが分かっているともっと楽しくなります。

シドニーパラリンピックに行ったとき、わたしの関連する車椅子バスケとは別の競技を見に行ったのですが、スポーツ好きのわたしにもさっぱりわからない競技がありました。会場に入るのに1時間以上待って入るほどの人気競技なのですが、観客席に入ると超満員のお客さんたちが黙ってシーンと見ているのです。まったく盛り上がることもなく……。だんだんわかってきたのですが、この競技はゴールボールといって、全員が視覚障害者でボールを転がしてサッカーのように相手ゴールに入れ合うのです。4対4だったかな? 

なぜシーンとしているのかというと選手たちは目が不自由なので、転がすボールの中に入った小さな鈴の音だけに反応して、競技を行っているのです。それにしても観客はよく知っていて、シーンと見ながら、ゴールが入れば全員で盛り上がる、このメリハリがすばらしいのです。

さて、前置きが長くなりましたが、車椅子バスケの話をしましょう。車椅子バスケの選手たちはみな車椅子に乗っているわけですが、全員が同じ障害の程度ではないのです。全日本男子のチームを例にご紹介しましょう。障害の原因は、1番が交通事故、2番が骨肉腫(骨の癌)、3番が先天性、4番がその他の事故、という感じです。これらの予期せぬことで、何らかの障害を受け、健常のバスケットボールができない選手たちの集まりです。

障害の原因はさまざまですが、その程度もさまざまです。一番ひどい障害は、脊髄の胸のところで障害が起こり、胸から下の機能がすべて麻痺してしまう状態です。この障害では、腹筋や背筋すらも使えなくなるので、すべてを手でやらなくてはなりません。この障害のレベルを1点といって、もっとも重い機能障害と定義づけます。一方、足の癌、骨肉腫で、生き延びるためにやむなく膝から下を切断した選手もいます。これらの選手は普段は義足をつけて何とか歩いて生活をしていますが、バスケットボールはできません。車椅子に乗ってはじめてバスケができます。彼らは歩けませんが、先ほどの1点の選手よりもさまざまな機能は保たれているので、この障害のレベルを4.5点と呼んでいます。選手たちはすべてこの1点から4.5点まで0.5点刻みで自分の障害を評価されているのです。1.5点とか3点とか4点などというように。

そして、ユニークなルールとして、コートでプレーできる5人の障害点数が14点以内でないといけないのです。切断の4.5点選手ばかりを5人コートに出してしまいますと、22.5点ですからベンチテクニカルファールを取られてしまいます。シドニーパラリンピックの後の毎月の合宿で何度もセレクションされ、2004年春最終決定された12名のメンバーですが、スタメンの5人は1点選手、1.5点選手、3点選手、4点選手、4.5点選手。障害の点数は14点です。したがって、メンバーチェンジなどがとてもむずかしいのです。したがって、セットで交代などということがよく起こります。このようなルールを除けば、後はバスケットボールと同じです。

ルールや背景を知ることがスポーツとしての楽しさへの入り口です。明日は、彼らとの交流からわたし自身が感じたり学んだことを少しお伝えしたいと思います。引き続きどしどしご意見や体験をお待ちしています。

辻 秀一

辻 秀一

スポーツドクター

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