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2004/11/8(月) - 2004/11/12(金)
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4日め

テーマブッシュ再選。気になることありますか?

投票結果 現在の投票結果 y92 n8 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
藤田正美
藤田正美 元『ニューズウィーク日本版』編集長

「ブッシュ再選」というこのテーマが、相変わらず2位を走っていることにちょっと驚いています。それだけブッシュの、というよりアメリカの行動が、気になっているということなのでしょう。今日の朝日新聞に、各国の……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

アメリカのキリスト教の動向に関心がある(kreute・ドイツ・パートナー有・26歳)

ドイツでも、今回のアメリカ大統領選にはかなりの関心がよせられていました。日々のニュース、新聞などの報道では、(2週間にも及ぶ長期間選挙にもかかわらず)有権者の2〜3時間にも及ぶ投票待ち、低階級層といわれる層の選挙に対する不信感(自分の投票が正当に処理されているか)などが、頻繁に取り上げられていました。

個人的にも注目しているのは、アメリカにおけるキリスト教の動向です。ダーウィン進化論は誤りであり、キリスト教起源説が正しい、と子供に”教育”する学校の地域的流行などは、今回の大統領選へのアメリカ国民の宗教的熱狂と強く結びついているように思えてなりません。諸外国から自分自身をシャットアウトしているかのようなアメリカが、この先4年、ブッシュ大統領下でどのようなextreme(過激)な道を歩むのか、また、それを日本がどのように受け止め対処していくのか、非常に興味があります。

それにしても、日本での政治家の個人的な「ブッシュ支援」報道を聞いて以来、日本では大統領選に興味薄か、ブッシュ支援の風潮があるのかと思っていたので、みなさんの投稿を読み、ほっとしました。

日本は独自の外交路線の模索を(nyankoro・栃木・パートナー無・30歳)

またブッシュ……。当選が決まったときの私はこんな気持ちでした。

今日は、ファルージャで武装勢力掃討作戦開始。また多くの住民が犠牲になるのでしょうか。アメリカは、いったいどこへ行こうとしているのでしょう……。アナン国連事務総長が攻撃の中止を求める手紙を送ったところ、ブッシュ氏は「内政干渉だ」と反発したそうです。では、アメリカによるイラクへの干渉は「内政干渉」ではないといえるのでしょうか。

冷戦が終わり、国際政治経済の状況は混沌としています。その中で、ブッシュ氏は、何か「敵」を定めることで、国家の存続の意義を見出しているかのようです。またブッシュファミリーによる4年間が続くのか……。日本は、いつまでもアメリカ追随ではなく、独自の外交路線を模索していった方がよいのではないでしょうか。日本はアメリカの属国ではありません。欧州との関係強化も含め、国際関係における日本のあり方には、複数の選択肢があるはずです。

自分に都合のいい候補者を選んでしまうのかも(琥珀・東京・パートナー無・35歳)

今回の選挙が終わったあと、アメリカに住んでいる友人から「イラクがどこにあるか知らない人もいる」と聞きました。日本にいて、イラクで死傷する兵士の家族の嘆く様子をニュースなどで見ていたので、まさかと思いました。でも、日本の選挙と同じで、自分が聞きたいことを言ってくれて、自分のかゆいところをかいてくれる人が人気を集めてしまうものだとも思います。次に日本で選挙があったら、そういう選び方をしないようにしたいと思うし、アメリカがこれ以上独善的な方向に進まないよう、ほかの国々との連携も深めていってほしいと思います。

日本は断る勇気を持つべき(Atlanta・神奈川・パートナー有・45歳)

日米関係はよいし、北朝鮮問題にも協力的だし、極端な国内産業保護政策にも走りそうにないから、日本の経済界もOKかな。その点はまぁ、よしとしても、あれだけ戦争好きだと日本としてはちょっと困ります。ブッシュの知性の見られない演説を聞いていると、思わず「大丈夫?」と思ってしまうし、アメリカでも北・西部のインテリ層からは支持を得られていないのも少々心配。ブッシュから戦争への積極参加を求められたら、毅然として断る勇気を日本は持っていないとね。 

戦争を引き起こしたブッシュは容認できない(EVITA・大阪・パートナー有・39歳)

小泉首相とブッシュ大統領が親密なため、日本のためにはブッシュが再選された方がよい、という意見をテレビのコメンテーターが語っていましたが、私はイラク戦争を引き起こしたブッシュを、到底容認出来ません。イラク戦争により、多数の一般市民が何万人も亡くなり、いまも爆撃に怯えた生活を続けていることを、われわれは忘れてはならないと思います。ブッシュのしでかしたことは、虐殺に等しいと思います。

アメリカが求めるのは「平和」ではなく「支配」(島風・パートナー有)

基地のある地域に住んでいる私にとっては、今回の選挙結果は何ともやりきれません。戦争を始めた大統領が再選されるということは、アメリカ国民は今回の戦争を支持しているということになると思うからです。目的が分からない今回の戦争は、たび重なる誤爆による多数の一般市民の死亡が起こっている中、大国が非難することもなくいまなお続けられていることに、やりきれない絶望を感じます。アメリカが求めている平和は、全世界の人々が安心して生活できることではなく、アメリカが地球上のすべてを支配することなんですよね。使い捨てによる大量のゴミ、ぜいたくな暮らしで資源を大切にする意識が低いことを、3回のアメリカでの生活で感じています。自国の資源がなくなればほかから奪う。これからのアメリカを担う子供たちもそのような意識を植え付けられるのかと思うと、不安でなりません。

新たな戦争、民間人の犠牲、自衛隊が心配(mcqueen・東京・パートナー有・31歳)

自衛隊派遣の実例を作らせた人だから、今後も「平和貢献」の名義でいろんなところに自衛隊を派遣させるでしょう。そういうところから戦争に参加していって、罪もない人が殺されたりするのに。イラクでも、実際多く殺されているのは民間人だし、破壊兵器がないというレポートも出ているのに、事実に目を向けないという彼の姿勢が何より怖いですね。「国の団結力を高めるのに戦争だ」という言い方をする人もいるけれど、9.11は求心力を強める好機だったんじゃないかな。彼にとっては。大きな犠牲は払ったとしても、ですよ。ですから、また、任期中に大きな戦争が起きるんじゃないかっていうことが心配だし、それに日本が多くの自衛隊員を派遣するだろうということや、その後狙われやすい民間人の犠牲が出るだろうということも心配です。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

「悪い指導者」を選んでしまうのも民主主義?

「ブッシュ再選」というこのテーマが、相変わらず2位を走っていることにちょっと驚いています。それだけブッシュの、というよりアメリカの行動が、気になっているということなのでしょう。今日の朝日新聞に、各国のコラムニストがブッシュ再選について書いています。面白く読みました。とくに「プーチンとブッシュの違いがますますわからなくなっている」というロシアのボリス・ユナノフさんの意見は、なるほどと思いました。最近はプーチンの強権政治が気になって、民主化と逆行しているのではないかと考えていましたが、結果的には、プーチンとブッシュには似通ったところがいっぱいあるというのです。「悪い指導者を選ぶ」のも民主主義と思って、諦めるしかないのでしょうか。われわれだって、「ダメな指導者」を(間接的にでも)選んだことは何度もありますし。

日本の目先の利益だけからいうと、ブッシュの方がやりやすいことは事実です。それにイラク問題にしろ、ケリーに明確な「出口戦略」(どのように終わらせるかという戦略)はありません。彼は、テレビ討論でしきりに「もっといい計画がある」と言ってましたが、その内容を説明しませんでした。もちろん、うかつに前線の兵士を傷つけるようなことを言ったら支持率が下がる、という計算はあるにせよ、具体的でない言い方には説得力がなかったのです。

振り返ってみれば、9.11以降、「世界は変わった」と何度も聞きました。しかし、どう変わったのかは僕にはよく見えなかったのですが、今回の選挙を見ていると、ドイツ在住のkreuteさんが書いておられるように、アメリカの社会の保守回帰というか、価値の軸を宗教とか家族に求める動きが異様に強くなったと思いました。社会が外敵(テロ)に脅かされているときには、やはりひとつの価値の下に団結すべきだということになるのでしょうか。これはあまり気持ちのいいことではありません。日本でも、もし外敵の脅威が目の前に迫ってきたら、同じことが起きるかもしれないと思います。その結果、好戦的な指導者が生まれてしまったら、と思うと、ちょっとゾッとしませんか。

藤田正美

藤田正美

元『ニューズウィーク日本版』編集長

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