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2004/4/12(月) - 2004/4/16(金)
2日め

テーマ裁判の迅速化を望みますか?

今日のポイント

裁判の長期化についての問題点とは

投票結果 現在の投票結果 y95 n5 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
窪木登志子
窪木登志子 弁護士

みなさんも「早く結論が出てほしいけど、拙速では困る」という、当然のお考えのようですね。では、裁判が迅速であるとともに、十分な審理がされ、当事者の権利も保障されるためには、どうしたらよいのでしょう。それ……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

慎重に罪を裁くという良さもあるが(エイラ・パートナー有・31歳)

しっかりと審議が行われるのであれば、Yesです。今現在の裁判の流れや仕組みを知っているわけではないので、どうして何十年もかかるのか、結審されるまでの時間はいったい何が行われているのか、わからないので、意見が言える立場ではないのですが、あまりにも時間がかかりすぎているように思います。お金も時間もかかりすぎて、裁判を起こして結果がでるまで、人生がストップしてしまう気がします。裁判を起こすのに相当な決意が必要な今の状況は、おかしいと思っても訴えられない仕組みを作り出しているようにも思います。じっくりと腰を据えて審議し、慎重に罪を裁くという良さもあるとは思いますが、もう少し迅速であってもいいのではないかと思います。

迅速化=スピード優先?(いまいくん・埼玉・パートナー有・41歳)

基本的にはYesですが、裁判は結果によって人の一生を大きく左右することにもなりますがので、手続きの効率化などによる迅速化はけっこうですが「スピード優先」では困ります。しかし日本の場合、迅速化=スピード優先になりそうで怖いですね。

判決が出るときは、事件が風化している(サイコ・神奈川・パートナー有・57歳)

本当にいつも判決が出るときは、もう事件が風化している時で、なんだかしらけてしまいますよね。当事者の方を思うと胸が痛くなります。

もっと法律を身近に感じる機会が増える(トシ93・岡山・パートナー無・26歳)

裁判の迅速化を望みます。わたしは会社員で、裁判のことはよくわかりませんが、裁判はなぜ判決が出るまでに時間がかかるのかといつも疑問に思います。わたしの身近に、相続問題がありました。裁判ではなかったのですが、司法書士の立ち会いで、調停を行いました。たしか調停の期間が3、4年かかったように記憶しています。滋賀県(当事者の住まう所)から、大阪の裁判所や弁護士の所まで、裁判の当事者が毎週のように通っていました。長期間のことで、近所の人に「まあ、裁判所まで出て!」と言われたこともありました。わたしは弁護士の方に法律の相談をするのは、特別なことではないと思います。弁護士に相談することを特別なことと思っている人がいるように思います。法曹人口を増やすのは、もっと法律を身近に感じる機会が増えると思います。

基本的な法の理念が忘れられないよう(月の猫・神奈川・パートナー有・37歳)

Yesではありますが、制度がきちんと整ってからという前提付きです。それは裁判そのもの以上に、それを行うことで影響を受けるすべての人々、特に裁判官などへの影響をよく考えた上でと思います。わたしは法曹関係者を身内に持っていますが、年間何百件という係争を裁いていました。迅速にすることによって、被害者、被疑者どちらの不平も起きてはならない。法の下での平等。疑わしきは罰せず。最近は「逮捕=容疑者=犯人」となりがちですが、「容疑者」は判決が確定するまでは、あくまでも「一民間人」です。迅速化により、そういった基本的な法の理念が忘れられないことを祈っています。

20年間あまりにも遅すぎる(binko・大阪・パートナー有・40代)

昔の事件ですが、ボランティアである数人の子どもを何時間か見ている人が、子どもの一人を死なせてしまった事件では、結局、最高裁で被告が無罪になって終わりました。でも、かかった時間は、20年です。かかりすぎ、20代だったその人は、このために、若い人生の大半を棒に振ったのと同じ。20代から40代の20年間は、女なら、子どもを産んで育て終わることができ、キャリアウーマンでなら、一番の信用と信頼とを得られる時期でもあります。しかし、この人は、裁判でしかも、世間から罪人ととして扱われ、無罪を勝ち取ったとしても、子どもを産む時期を逸し、人生がまともに過ごせなくなっていく様子が伺えます。20年間あまりにも遅すぎます。せめて、5年ですね。

NO

裁判件数が増えるのではないか?(ROSAY・東京・パートナー有・27歳)

長い期間を費やす裁判は少しでも迅速化を望みはします。でも、時間だけの短縮に集中するだけでいいのでしょうか。もし、自分が裁判にかけられるとしたら、十分に審議するのであれば、時間がかかってもいいから、真実を明らかに、そして、正当な判決を望みます。経験がないので、何とも言えませんが、迅速化したら、どんなことでも裁判にかけれそうで、わがまま言いたい放題の社会になりそうにも思います。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

相手方情報の迅速な開示

みなさんも「早く結論が出てほしいけど、拙速では困る」という、当然のお考えのようですね。

では、裁判が迅速であるとともに、十分な審理がされ、当事者の権利も保障されるためには、どうしたらよいのでしょう。それは、「相手方情報の迅速な開示」だと思います。

民事裁判でも、提訴前の任意の開示手続が定められましたし、刑事裁判でも、圧倒的に有利な捜査機関の情報開示が言われて久しいです。しかし、現時点までのところ任意の開示に頼っているため、捜査力のない側、調査力のない側(調査能力以外にも、その時間や費用があるかどうか、専門家を使用できるかどうか)には、不利です。binkoさんの問題提起のとおりと思います(ただし、この事件は迅速第一主義であれば、被告人側の証拠提出ができず、別の結論が出ていた可能性もあります)。

ですから、裁判の迅速を強く求めるならば、「裁判は人が作り、また実施する制度である以上、間違っても(間違いを少なくするようにはするが)やむを得ないのだ。当事者間に力の差があるのもこの世の中なのだから仕方ないのだ。今は、充分な審理よりも、迅速な審理、一応の結論を早く出すことが優先される時代だ」という哲学の再認識が必要でしょう。それが嫌であれば、もう少し情報の格差を最初の段階でできるだけ埋めるようにする情報開示制度が必要な気がします。

なお、遺産相続調停が3〜4年も続いたケースについては、家裁で結論を出すだけなら、合意できる遺産範囲を法定相続分で共有するという審判をすればよいだけなので、すぐできたものです。が、おそらく法律どおり審判しても共有になるだけで、当事者が自由に処分できる根本的解決にはならないため、家裁や当事者が何とか根本的解決できるような当事者の合意を模索していたと思います。しかし、最近は、家裁もあまり根本的解決を待ってくれず、申立を取り下げなければ(一旦取り下げても再度の遺産分割調停申立もできるのだから)、審判しましょうか、という風向きもあります。

窪木登志子

窪木登志子

弁護士

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