
パートナーと二人で(amberale・東京・パートナー有・29歳)
うちでは、おもてなしのときはパートナーがシェフで、私がホステスを分担します。献立は一緒に考えて、キッチンに立たずにできる和え物などは私が客人のお相手をしながら作ります。パートナーの腕が良いと、それだけで話題になります(笑)。客人が4人以上になるときは、全員参加のカラフルギョーザ作りやゲームなどの企画を用意して、みんなで盛り上がります。ギョーザは男手が重宝しますね。
仕事仲間と気を遣わずにラーメンを(梶本洋子・東京・パートナー無・52歳)
仕事での急な来訪。打ち合わせが終わったらぐったり。おまけに冷蔵庫にはもやしとねぎだけ。それが良かった。もやしとねぎだけのラーメンが、余計な気を遣わせることなく、一仕事終えた開放感を共有することができました。
料理を持ち寄ってポトラック(airy・神奈川・パートナー有・40歳)
お料理もセッティングも大好きです。でもがんばり過ぎてしまうとたいへんなので、気心の知れた友人とよくするおもてなしのスタイルは「ポトラックパーティー」。それぞれが料理やお菓子、飲み物を持ち寄ってのパーティーです。器やセッティングは私が準備をしておきます。自分が好きなものを持って来てもらってもいいし、サラダはKさん、ワインはCさん、デザートはHさん……と事前に相談しておくのも一案です。思いがけない組み合わせが楽しめたりします。ホームパーティーは居心地がよくて、おしゃべりがはずむのが一番ですよね。来客や季節に合わせた小さな花のあしらいやさりげないBGM、少し落とした間接照明などでちょっとした雰囲気づくりをするのも楽しみのひとつです。
海外で和食のおもてなし(クロケット・オランダ・パートナー有・28歳)
料理が好きで学生時代から友人を招いてよくディナーパーティーなどしていたのですが……。オランダに来て初めてオランダ人の義両親をディナーに招待することになったのですが、パートナーの親はフードスタイリスト(雑誌などにレシピを出したりしている)でその道のプロなので当然舌も肥えています。そこで何を作ろうか、本来私はイタリアンやフレンチが得意だったのですが、彼らはやはり私には和食を期待しているみたいだし、お寿司でもつくれればいいけど新鮮でおいしい魚を手に入れるのは難しいし、おまけに彼らは2人の体重を合わせると200kg以上、という大カップルで食べる量もそれに比例しているので、量も必要……とさんざん悩みました。結局、照り焼きチキンありカレーライスありの、日本ではこんな取り合わせありえない! というメニューでしたが、とにかくにぎやかなテーブルになり、喜んでもらえたので良かったです。特に照り焼きチキンは気に入ってもらえたようでした。近々またディナーに招待するので、”おいしくてお腹も満足する”メニューを考え中です。
景色も彩りを添えて(mopi・神奈川・パートナー有・35歳)
都内から日帰り旅行気分で来るようなエリアに住んでいるので、家で過ごす時は、このエリアのお菓子を用意します(食事は私が作る単純なものですが)。日持ちのしないお菓子などは喜ばれます。そうではない時はとっておきの景色の見える場所でお茶したり、夕日を見たり。景色は私のモノではないですけど、夕日の時間などをねらって案内すると感激してもらえて嬉しい。冬は鶏ガラスープの鍋が定番です。

ケーキを自由にトッピング(syura・神奈川・パートナー有・43歳)
定番スタイルはありません。最近毎年しているのは、子どもたちの誕生日のパーティくらいです。子どもたちは結構好みがはっきりしているので、ケーキのトッピングを自分で好きにできるように、用意したことがあって好評でした。果物が苦手だったり、生クリームが嫌いだったりと個人に対応できないのが分かったので、飾りをみんなお皿に盛ったトッピングにして自由にとってもらったのです。ピザのトッピングも子どもたちにしてもらい、みんな満足して焼いたピザをほおばっていました。
子どもが産まれる前は、「茄子」とか「大根」とか「カニ」とか、テーマを決めて、ちなんだ家庭料理のフルコースを作って、友達を呼んでパーティしてました。もう少し子どもが大きくなったら、またやります。結局、みんなでわいわいするのが好きなんですね。
ゲストと一緒に作る楽しみ(あきんぼ・東京・38歳)
友人の家での話です。料理が苦手(嫌い)なことを公言している友人のため、ほとんど料理は出てこないのですが、お酒が好きな彼女は、短時間でおいしいつまみ類を作って出してくれました。中には、ゲストである私たちが一緒になって作れるようなもの(クリームチーズにディップ用の粉末を混ぜるだけ)もあって、楽しくおしゃべりをしながら準備をしました。キッチンに入って気楽に料理させてもらえるような関係だからこそできたことなのかもしれませんね。