
あんなに努力したのについに身に付かず(mikaka・東京・パートナー有・39歳)
ない人間からみると、どうしても欲しい。小学生からピアノをやって、自分で言うのもなんですが、身に付けたくてかなり努力しましたが、ついにわかりませんでした。いろいろと練習しても、人の何倍やってもできないことがあるとわかっただけでもいいとも思いますが、連れ合いには(ほとんど練習してないのに)きちんとあって、つくづくうらやましいです。
あると便利だと思うけど、不便もあるかも(yumikonishi・富山・パートナー有・39歳)
私はピアノを楽しむので、絶対音感があると便利だなと思います。ただ、もしかしたら、それがあることで、音の悪い音楽を楽しめないとしたら、それはそれで不便かなぁ。
生演奏のレストランで困ること(kayoko11・兵庫・パートナー無・40歳)
YESにしましたが、複雑な思いです。私もピアノを弾いたり教えたりしているので、新しい曲を勉強するときや、まだ楽譜が出ていないテレビで流れている曲を弾いてみるときは、すぐに音がわかるのは勿論便利です。ただ、テレビのバックミュージックや効果音、喫茶店で流れている音楽など、ほとんどの場合ドレミで歌っている自分がいて疲れます(特に音が大きすぎるといらいらします、“会話”を聞きたいのに……)。生演奏の素敵なレストランなどは、演奏が素晴らしければいいのですが、適当な演奏だと苦しい場所になります。
車を「ブーブー」ではなく音名であらわすと……(mina-kan・富山・パートナー無・41歳)
私は趣味でア・カペラをやっているので、絶対音感、欲しいですねぇ……(実際はないです)。絶対音感と似たようなもので相対音感とかいうのがあって、それに近いものはあると思いますが……。歌いだしの音、絶対音感があればとっても楽ですもん。音楽をやっている人に限っては、あった方がいいか……ということであれば、あったらいいな〜という感じでしょうか。
絶対音感にまつわるエピーソードがあります。私の知り合いの息子さんが、どうも絶対音感の持ち主らしく、その子のおじいちゃんが、元音楽の先生なのですが、その子が幼稚園くらいのころ、犬は「ワン」、ねこは「にゃ〜」の感じでおじいちゃんがその子に「車は……?」と質問したところ、その子は「……」。おじいちゃんは、「車は、ブーブーやろうに、こいつはわからないのか?」と思ったらしいのです。ところが翌日、その子は「おじいちゃん、車はラ(ラだったかドだったか聞き忘れましたが)の音!」と言ったそうです。そのおじいちゃんもやはり元音楽の先生、音叉を持ってその音を確認したところ、その子のいう音だったそうです……。
雨の音や風の音、絶対音感のある人は、知らず知らずのうちに、ドレミの音階として聞いているのでしょうね? それがうるさく感じられることもあるでしょうし、素敵なお気に入りの音を覚える目安になるかもしれませんね。
外国語を学ぶときにも(azaz・東京・パートナー有・31歳)
音感は大事だと思います。生まれつきではなく、おそらく小さいころに多少は養われると思います。たとえば私の場合、英語やほかの外国語を学ぶとき、音や発音からの方が学びやすいです。アメリカで初めてスペイン語の授業をとったとき、本当にびっくりするぐらいスペイン語ができるようになりました。音感はいろいろなところでいろいろな形で重要だとおもいます。

あると日常生活が大変そう(いつき・大阪・パートナー無・27歳)
最初は憧れだけで「YES」にしましたが、「NO」に変更です。想像では、歌もうまくって楽器も思い通りに弾けて、頭の中だけで自由に作曲できて……といいことずくめのイメージだったのですが、絶対音感を持ってらっしゃる方の日常生活って大変そう……。蚊の羽音までも音階に聞こえるなんて、想像するだけで大変です。そういえば、ゴスペラーズのメンバーはみな絶対音感は持っていないらしいのですが、以前TVで「もし絶対音感を持っていたら、ほかのメンバーが音を外したときに許せなくなるから、ない方がいい」と言っていたことを思い出しました。
身に付けるなら音感よりも言語能力(minapyon・ヨーロッパ・パートナー有・35歳)
かつて"絶対音感"の導入部分を読んで「あ、これって私のこと?」と驚いた記憶があります。鳥の声も音符になりますし、流行の歌を一度聞いてすぐにピアノで弾くことができます。しかし、あえて訓練して身に付ける必要は感じません。逆に、私は歌はメロディーは完璧なものの歌詞がダメですし、外国語はイントネーションはOKですが肝心の言葉の部分が頭に残りません。現在外国暮らしで英語で大変苦労しており、いまの時代、音感より言語能力だと痛感しています。身に付けるなら語学の方が得だと思いますよ。
音階は世界共通じゃないからこそ面白い(ヒロカ・千葉・パートナー無・31歳)
なくていいと思う。理由は、音階は全世界共通じゃない方が音楽が面白いんじゃないかと思うから。私は西洋音楽のドレミしか知らないけど、それ以外の音楽はドレミじゃないらしい。ぜんぜん知らない音とかメロディとか、「え! これもアリなの!!」という驚きがあるほうが楽しそうだ。