
観たい、けれど、キワモノだと……(A6M2・愛知・パートナー有・48歳)
話題の映画ですし、観たいと思いますが、客観的に言えばキワモノではないでしょうか。日本人にとって大統領選は直接関係ありませんが、米国人が大統領選の直前に特定の候補をやゆし、批判する「ドキュメンタリー風」の映画を公開するのは、フェアではないと思います。ケリー氏だって必ずしも良い候補ではないのです。制作側の見識を疑う映画だと思うのですが、「外国人」である我々日本人が観る分には、弊害もないだろうということで、観てみたいです。
さすがショービジネス界のプロ(ゆかりっくす・神奈川・パートナー有・30歳)
マイケル・ムーアといえば、アポなし突撃取材の人。自分がおかしいと思ったことには、とことん付き合うという姿勢が好きです。映像への説明もとことんうがった見方をするあたり、さすがショウビジネスのプロだと思わされます。ただ、これを観た人の大半が反ブッシュになってしまうというのを映画館の出口でやっていたのを見て、政治的な色の濃い映画の怖さを見たような気がしました。
軍隊では見せないという新聞記事も(Kiwiana・オーストラリア・パートナー有・44歳)
わたしはまだ見ていませんが、前作の「Bowling for Columbine」が非常に良かったので、ぜひ見に行きたいと思っています。オーストラリアの職場の同僚は「先週、見に行ったけど、中学生の息子は泣いたのよ。あなたもぜひ見て」と強く勧めました。ここでは、「軍隊内では見せないことになった」ということが新聞記事になりました。こういうことをすると、かえって見たくなるだけだと思いますが。
ブッシュ政権の功罪を違う視点から見るチャンス(なんなん・パートナー有)
これから見に行きます。今までの「アメリカ」や「ブッシュ政権」の情報はテレビや新聞といったメディア発信しかなく、ある意味「日本政府・日本のマスコミが見た(見せたい)アメリカ」という一定の情報だったんだな。と改めて思いました。アメリカ人が見た(見る)ブッシュ政権の功罪を違う視点から見ることのできるチャンスかな?と思います。日本の政治家(とくに小泉首相)も広い目を養うためにもこの映画を見てその上での発言を聞いてみたいですね。
それでもきわめてアメリカ的?(うっこ・福岡・パートナー有・41歳)
ブッシュ政権を否定しながら、きわめてアメリカ的な映画に仕上がってるな、と皮肉に思いながら観てました。わたしの中には批判もあります(戦死した男性の母親の出し方は、いただけなかった)が、退屈はしない映画でした。小泉氏は、自分に自信があるのなら堂々と観ればいいのに、と思いました。