

わたしの青春そのもの(naosan-hime・東京・独身・48歳)
あれこれが山のように思い浮かぶのですが、結論は、小椋佳氏の『彷徨』です。思春期だったのでしょうか、親に反抗して十数回も家出を繰り返していたときも、このアルバムを必ず抱えていました。映画『赤ずきんちゃん気をつけて』の語りをはさんだこの曲たちが、たぶんわたしの青春そのものだったように思います。……少々恥ずかしい思い出というか、告白でした。
心の傷が癒されていく曲(コアントロー・関西・既婚・38歳)
なんといってもショパンの曲を聴くなら、ダン・タイ・ソンの演奏に限ります。ふとしたことで、彼のコンサートに行ったのですが、彼の演奏の美しさに魅了されました。繊細で美しい音色は、ピアニッシモの時だけでなく、フォルティッシモの時にも冴え渡ります。月並みですが、失恋したときにも彼のCDを思いっきり聴きました。特にショパンのノクターン集がおすすめです。一曲ごとに、脳裏にさまざまな情景が浮かび上がります。名曲、名演奏は、聴く者の心に豊かな色彩の絵を思い起こさせるものなのです。それによって、心の傷が癒されていくのを感じることができます。ゆっくりと。
懐かしい季節がよみがえる曲(Ten・近畿・既婚・35歳)
季節でいうともう少し後、9月の秋晴れのさわやかな時期になると思い出すのが、オフコースの『The Best Year of My Life』です。学生のころ、友人がオフコースのファンで、わたしがそれまでほとんどオフコースを聴いたことがないと知るや、自分の持っているアルバムを夏休みに全部カセットにダビングしてくれました。10本近くもらったテープの中で、なぜかこのアルバムを、9月ごろによく聴いていました。
なかでも「気をつけて」という曲を聴くと、そのころ住んでいた下宿の部屋、窓から見えた高い高い空、部屋を吹き抜けていったさわやかな風をありありと思い出します。なぜだか理由はわからないのですが、9月の仙台は本当にさわやかでした。以来、小田和正さんの透明感のある声にすっかりのめりこんでしまいました。そのときアルバムをダビングしてくれた友人が、今はわたしの夫となっています。
昔好きだったアニメのサントラ版に鳥肌(まゆみtm・東京・未婚・34歳)
アニメファンでもないのですが、子どものころにNHKで放映され、大好きだった「キャプテン・フューチャー」のサントラ版がお気に入りです。20ウン年たった今年、たまたまネットで発見して記憶がよみがえり、つい購入してしまいました。大野雄二さん(ルパン三世の音楽担当)による傑作で、鳥肌が立ちました。われわれの世代、やはりテレビに育てられたんですね。
たまたま見つけたレコードが大のお気に入りに(リマインダー)
わたしの名盤はビリー・ジョエルの『ストレンジャー』です。中学生の時に立ち寄ったレコード屋さんで、誰かが引っ張り出したままにしていたこのレコードのジャケットの表紙に引かれて、ビリー・ジョエルが誰かも知らずに衝動買いしました。当時の大のお気に入りだったんですが、レコードが聴けなくなってから何年も聴いていませんでした。それが何年か前にたまたまラジオでこのタイトル曲を聴いたとき、品田さんと同じように、懐かしいような切ないようなどうにもならない感情に包まれて本当にクラクラしたのを覚えています。今はCDを買って冷静に聞けるようになりましたが。
このアルバムを聴くと仕事に集中できる(夢追人・既婚・41歳)
ジョン・ハール&シレンチウム・アンサンブルの『silencium〜SONGS OF THE SPIRIT』です。ライターをしているので自宅で仕事をすることが多いですが、このアルバムののびやかな声を聴いていると、仕事に集中できます。

まだない……(aim↑・山口・28歳)
まだない……というのが正直なところです。洋楽が好きなのですが、オムニバスアルバムばかり聴いていて、「これっ!」というものがありません。人がいいよと言って貸してくれるものも、どうも自分にはしっくりきません。

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