伝えること、受け取ること

みなさんが投稿してくれたコメントを読んでいると、仕事や家事で疲れているけれど、子どもの話は聞いてあげなくてはいけない、聞いてあげたいというママたちの気持ちが伝わってきます。また、子どものころに、両親になかなか話を聞いてもらえなかった経験があるので、自分の子どもの話はしっかりと聞いてあげようという方もいました。でも、kanemaiさんのおっしゃるように「親も人間ですから、いつでも一定の感情を保つなんて難しいです」よね。わたしも、できるだけ子どもが話しかけてきた時には、最後まで聞くことを心がけているつもり……ですが、のんびりとマイペースで夕食を食べながら、（みんなが食べ終わっているのに、まだ食べ終わらない）話しかけてくる末っ子に腹を立ててて「食べてから！　」と怒ってしまうのは、よくあることです。

わたしは、子どもの話を最後まで聞くように「できるだけ」心がければいいと思っています。親も人間です。子どもの話をちゃんと聞く時には聞く、だけど、親が疲れている時や忙しい時には、「今日はとっても疲れているんだ」「今はとっても忙しいから」と伝えると、子どもだってわかってくれるはずです。相手にちゃんと伝えること、相手の話しをちゃんと聞く（受け取る）こと、相手の状況をキャッチして、思いやる気持ちを持つ……。親子でも、友だちでも、いろんな人とコミュニケーションする時に、そんなことが自然にできるようになれるといいですね。