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サーベイ

2001/10/1(月) - 2001/10/5(金)
4日め

テーマ子どもに優劣はつけないほうがいい?

今日のポイント

どんな評価方法が子どもの能力を伸ばすと思いますか?

投票結果 現在の投票結果 y38 n62 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
山本真実
山本真実 淑徳大学社会学部専任講師

ただし、それは「差」ではありません 今日は、「優劣」をつけることに対して、反対意見を持っている方の投稿を紹介してみました。やはり、「優劣」や「順位」をつけることは、つけられる側の気持ちを傷つけてしまう……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

勝手に基準をつけないで(chobi)

個性とかの問題より、勝手に基準つけて、その他の能力をもっている子はどうすりゃいいの?

NO

競争しないことが平等?(プッチりんご・広島・33歳)

わたしが小学生の時から「対抗」とか「競争」という言葉がタブーになり始めていました。わたしは足が遅く、徒競走やリレーがイヤでした。でも絵を書くのとモノを作ることが大好きで、そちらの評価は高くなり、ますます好きになったものです。優るものを正当に評価してもらえれば、劣の部分を気にしないでいられました。今の教育は、子どもの能力の優劣を認めることもしないのでしょうか?

OTHERS

なぜできないのかも見てほしい(なほ)

「運動は苦手」がわたしのコンプレックスでした。それを教師が「早い子はいい」、「跳び箱は、高い段を飛べる子がすばらしい」という目で見ていた、その事実がイヤでした。「みんなを同じレベルに」という努力はある意味買いますが、苦手なことも、得意なことも伸ばせるように、子どもの個性をもっと磨いてほしい。自分の子にはそう接していきたい。そのためには、少人数のクラス作りをお願いしたい。

評価のみではなく心のフォローまでが責任(Donuts・既婚・30歳)

みんなが同じ才能をもっているわけではなく、分野ごとに優劣がついてしまうのもごく自然なこと。大人は、単に優劣の結果だけをふりかざすのではなく、劣ってしまった子には「たまたま、この分野で劣っていただけ」ということを、しっかりと伝えて励まし、優れた子には努力や才能を認めてほめて伸ばす、といった心のフォローをする責任があると思います。

達成度の早い遅いで傷つけないで(フレーバーママ)

子どもの小学校では、足の早い子から順に組を作り、徒競走をしました。達成度に合わせて、正々堂々良い戦いをしたと思います。でも、もし、トップの子どもの中に、一人遅い子が混じったら、大変なダメージを受けてしまうと思う。イジメのように。時間さえかければ誰もができるようなことの、達成状況の遅い、早いといった程度の差で、子どもたちの心に大きな傷をつけたくはないと思います。

劣等感を助長することも(ななこ)

わたしは運動がとても苦手だったため、運動会やマラソン大会は大嫌いでした。親や友だちがたくさん見ている前で、最後にゴールすることのみじめさを何度も味わってきました。勉強などの成績は、多勢の前で公表されることはあまりないのですが、運動はそうではありません。評価そのものは否定しませんが、習熟度別クラスなど、はためにはっきりわかるようなものはどうかな、と思います。

子どもの気持ちになって!(sayuki)

学生です。優劣をつけられる側になってみてください。優れていると評価されるのは嫌ではありませんが、時には重荷となることもあるはず。周りの人に、「優れている人」と常に思われているのは、その人にとってはいい迷惑です。反対に劣っていると評価されたら、自分を卑下して、悪いほうに考えていくのではないでしょうか。評価することは大切だとは思います。評価方法の工夫が必要です。

先生の平等意識の欠落(tazu)

わたし自身、日本の学校ではあまり成績が良いほうではなく、先生たちも成績のいい生徒をかわいがる傾向にあり、それがとても悲しかった思い出があります。アメリカでは、できないことを悪いとはせずに、それを生徒同士が助け合っていました。その子のもつ良いところを見い出してあげるのが「指導する」ということ。先生の、子どもたちに対する平等の目が、日本では欠けているように思うのです。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

自分と他人の「違い」を認識することは大切。

ただし、それは「差」ではありません 今日は、「優劣」をつけることに対して、反対意見を持っている方の投稿を紹介してみました。やはり、「優劣」や「順位」をつけることは、つけられる側の気持ちを傷つけてしまうことなのだということがわかります。「優劣」をつけること自体よりも、それを行う場の雰囲気や、先生や大人の態度の方が問題なのでは……と思っていましたが、みなさんの投稿を読んでいると、「優劣」をつけられた自分に傷ついているのだ、ということがわかりました。やはり、「優劣をつける」という行為自体にも、配慮が必要なのだということがわかります。

また、sayukiさんが書いておられる「『優れている人』というレッテルもあまり心地よいものではない」という意見にも考えさせられます。このことから、子どもに対する「評価」というものを考える時は、発達や性格、個別環境などさまざまな状況を重層的・総合的に加味できるものでなければならないのだということに、改めて気づかされたように思います。

人間はそれぞれが違うもので、子ども期において他人との「違い」を認識することは大事なことです。しかし、「違い」は「差」ではないことを大人側が理解し、そう子どもたちが判断できるように、フォローしたり、条件を整えたりしていくことが、大切なのだと思います。海外の学校の例を書いてくださった方々が多くいらっしゃいますが、海外の学校の多くは、子どものそれぞれの進歩に応じた個別対応をしているようです。デンマークの学校では、同じクラスでも、それぞれが取り組んでいる課題に違いがありました。その違いを「差」である、または「劣っている」と感じている子どもはいないようでした。個性を大切にする教育ならば、やはり「違い」は尊重し、「差」ではないことを教えていくべきではないかと思います。

山本真実

山本真実

淑徳大学社会学部専任講師

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