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2001/10/1(月) - 2001/10/5(金)
3日め

テーマ子どもに優劣はつけないほうがいい?

今日のポイント

優劣をつけない指導法が望ましいという意見も、聞かせてください

投票結果 現在の投票結果 y36 n64 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
山本真実
山本真実 淑徳大学社会学部専任講師

今日も、子どもに優劣をつけることは賛成だ、という意見の方が多くなりました。みなさんは冷静に「優劣」の意味を理解してくださっているようで、ほっとしています。

平等を求めるあまりに、運動会での順位までを……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

NO

自分を知るためのバロメーター(Ring14)

適当な大学を出て、適当な会社へ就職すれば、一生なんとかなった時代は終っています。自分で、自分の強みや弱みを知り、自分が役立つことを会社にアピールする時代になりました。順位づけが優劣だというのは、社会とは遠いところにいる先生や親のエゴでしょう。大切なのは、順位が他者との優劣のはかりではなく、自分自身の強みと弱みのバローメータであると、早いうちから認識することです。

チャンスの平等(けろろん・北海道・既婚・33歳)

努力しようとせずに、結果だけを求める親も子も増えてると思います。安易な平等主義をすすめる人は、一人一人の尊さを深いところでは認めていない。正当な努力なしに「自分の子どもが評価されなくておかしい」という被害者的な意識もあるのではないでしょうか。「平等」の言葉を、「何も努力しない結果の平等」ではなく、「チャンスの平等」というようにシフトして考えるべきだと思います。

子どもは甘やかしてはならない(binko)

最近の教育方針に異議あり。優劣は子どもに必要です。成績の良い子は、わからない子どもに知識を分け、早く走れる子は、まわりの子どもも早く走れるように励ましたり、教えたりする場を設けるのです。クラス全体も活気づく。できない子どもは、「なぜ?」と考え、努力するきっかけになるかもしれない。子どもは考え方が流動的で、一日一日成長しているのです。甘やかしてはならないのです。

生まれつきの差を個性に(REO)

徒競走は、必ずビリで運動会は苦手でしたが、順位をつけられることが差別とは思わなかったなぁ。それは差別じゃなくて事実。大人になって現実を知らされるわけだし、そんな表面だけを取り繕ったやり方なんて、すぐメッキがはがれます。差別やいじめに過剰反応した手抜きの教育だと思う。事実は事実として受け止め、生まれつきの差を個性に活かすことができるようにしてほしい。

画一的な優劣のつけられ方が問題(laila)

優劣をつけることは、悪いことではありません。人に目標ができ、向上心が生まれます。問題は、優劣のつけられ方が画一的であることです。優劣をつける側としては、数値化しやすいものほど都合が良い。結果として、一元的な見方でしか評価されません。テストでいい点数を取りさえすればOK。東大合格すればOK。それが問題なのです。人間は、一元的に順列をつけられるものではありません。

口惜しさをバネに(まつげ・関東・既婚・33歳)

成長し、社会に出てからのほうが、もっと厳しい評価や競争に直面するので、そういう訓練ができていないと、生きていかれません。順位を上げるために創意工夫したり、努力したりということ、あるいは、順位を上げられなかったときの口惜しさやそれをバネにする力。こういったものは、実践で身についていくものでしょう。最近の運動会などで見られる「順位なし」など、欺瞞もいいところ。

徒競争のコースにまで口出しする親(mitsuba)

県立高校への進学率の高い中学校の先生から聞いた話。運動会の日の早朝、学校に親から電話がかかってきて、「うちの子が1番外側のコースってどういうことですか?それって成績(通知表や内申書)にひびきませんか?」。その先生はバスケ部の顧問。「試合には勝てるやつしか出さない。試合に出たいやつは練習しろ」と常日頃、生徒にも親にも言っている先生です。そういう指導も必要ですよね。

人生の先の面倒は誰が見る?(あっこねいさん)

そもそも1位がイイ、1位がすべてという風潮が問題。2位の良さも、3位の良さも最下位の良さもあるのでは?早く走れるようになることや、本番で持てる力を発揮できること、できないことや、苦手なことを認識して努力をすること、ときにはあきらめたり、他のことでがんばろうとか、そこが重要なはず。みんなが1位じゃないから平等なのでは?そんなことして、その先の人生まで誰が面倒見るの?

昨日までのみなさんの投稿を読んで

優劣」は、その意味を受け止める大人側の問題

今日も、子どもに優劣をつけることは賛成だ、という意見の方が多くなりました。みなさんは冷静に「優劣」の意味を理解してくださっているようで、ほっとしています。

平等を求めるあまりに、運動会での順位までを否定するという現在の学校教育は、やはり問題があるように思います。「優劣」の問題は、「優劣」をつけることが悪いのではなく、そのことをどう受け止めて、対応するか、という大人側の問題ではないかと思います。mitsubaさんが書いておられるように、親の方が、子どもの「評価」を限定的に考えているからこそ、徒競走で走るコースにまで文句を言うというようなことがあるのでしょう。

また、差をつけて、順位をつけることを「差別」であると捉えることについて、けろろんさんが書いておられることに賛成です。「チャンスの平等」、「機会の平等」が確保された社会の中で、自分の個性、能力を使ってどう生きるか、そういうことがいわゆる「生きる力」の育成なのではないでしょうか。

わたしは、大学で教えている教師ですが、小学校だけでなく、大学でも親たちが乗り込んでくることが多くなったようです。自分の子どもが講義をさぼり、試験で成績をとれなかったことが、教師や大学の責任であるようなクレームが多くあります。そのため、大学側もクレームを恐れて、学生たちにとても甘く接するようになっています。学生たちも、そういう教師や大学を見て「どうやっても、卒業させてくれるはず」と、とても甘く考えており、講義の中で、カルチャーショックにおそわれることもしばしばあります。「優劣」をつけることは、その子どもの人生や生活を「全否定」することはではないのだということを、いつからわたしたちは忘れてしまったのでしょうか。

明日は、「優劣」をつけることで自信をなくしたり、劣等感を持ったりすることになるから、できるだけ周囲との差を認識しない方法での指導が、望ましいと考える方がいらっしゃったら、ぜひ、ご意見をお寄せください。

山本真実

山本真実

淑徳大学社会学部専任講師

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