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2000/11/6(月) - 2000/11/10(金)
5日め

テーマ「3歳児神話」信じますか?

今日のポイント

「3歳児神話」の一人歩きにストップ! を

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キャスター
山本真実
山本真実 淑徳大学社会学部専任講師

「いろんな考えがあっていい」と思いつつも、「できるだけ多くの愛情とできるだけ良質といわれる環境を整えてあげたい」とみなさん思っておられるのではないでしょうか。だからこそ、自分の選択、現状を肯定したいわ……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

(きぬかけ・東京都・未婚・27歳)

いい影響はともかく、悪いものは見ない方がいいと思う。見せない方がいいと思います。例えば、夫婦間の暴力や口げんか、争いごとや、ナーバスな空気は、子どもは物心つく前にもイメージとして記憶の奥底に蓄積されています。わたしは1歳の頃に父の社員旅行で渓谷探索した際のことを覚えているといって驚かれたことがあります。父親の恐怖感から未だにパニック症候群から抜け出せないままでいます。胎教とかも重要だと信じているので、生まれてきてからの赤ちゃんの心はもっとないがしろにできないと思います。

(ホトトギス・藤沢・既婚・50歳)

今言われている3歳児神話と言うのは、才能を磨くみたいな事だと思います。しかし3歳までに必要なのは「心の豊かさ」みたいな物だと思います。親が働く、専業に関わらず、どれだけ心に豊かさを持たせられるかが大切だと思います。道に咲く小さな草花、虫、それらに命の有る事を教えたり、お爺さん、お婆さんとお話をしたり、ゆったりと育てて欲しいものです。今の若いお母さん達をみていると(わたしもそうだった)、結果を焦り過ぎている様に見えます。ゆったりと穏やかに育てていれば、やがて20年、30年後にきっといい結果になると思います。何でも東京基準で考えては、いけないと思います。みんなが皆、私立の名門卒でなくていいのです。カトレアもあれば野菊もあっていい。そんな気持ちで、その家に応じた家庭教育、しつけをして欲しいものです。教育評論家と言われている人達の意見は、ほとんど参考になりません。20年経ってつくづくそう思います。

(macotin・東京・未婚・27歳)

わたしは8ヶ月から子どもを保育園に預けて仕事をしていますが、その過程で働き方を工夫して変えてきました。やってみてわかったことは、子どもとの時間は量、質ともに必要だということで、最初は、いっぱいいっぱい働いていましたが、今は5時にお迎えに行って子どもとの時間を大切にしています。フルタイムで働く母親のライフスタイルに子どもが巻き込まれて、睡眠時間が削られたり、夜型の生活になってしまう子どもが増えているという新聞記事を読みました。いま、子どもとその親にとって必要なのは、延長保育の時間が延びることではなく、時間を上手に使って能率的に仕事をし、日没前には仕事を終えるという、仕事のシステムだと思います。

NO

(まりりん・東京都・26歳)

1児のワーキングマザーです。大学では教育心理学を専攻しました。「3歳児神話」(=「母性愛神話」)にとらわれている人が多いことを不思議に思います。歴史的に説明すれば、「3歳までは母親が」と言う説は、そもそも1960〜70年代の高度成長期に、福祉予算の削減のため国策的に提唱されたものです。そのデータの根拠がないことは、2〜3年ほど前の「厚生白書」に記載されています。そうした経緯を知らされることなく、「母性愛」を強要される母親は気の毒な限りだし、実際に多くの働く女性の退職を促したこの神話は、罪深き「神話」であり「幻想」だと思います。重要なのは親子の健全なコミュニケーションではないでしょうか。わたし自身の子は、3歳児神話を跳ね飛ばす元気な子どもに育てようと誓っています。

OTHERS

(Maja)

子育ての責任を随分重く感じている方が多いのですね。今になってみると子育ての時期はわたしの人生で一番充実していたときでした。公園で落ち葉を踏みしめながら、どんぐりを拾ったこと。子どもの成長にともなって、次から次へと怒涛のような出来事に遭遇していますが、親がひとりで背負わなくても、周りの人すべてが人間形成にかかわっているのですよ。もっと楽しんでください。

(さる・新宿区・既婚・39歳)

わたしの育った家庭では、「子どもが小さいときには、男親が十分に手をかけたほうがしっかり育つ」という持論があります。親戚などが集まると必ず、わたしと弟が比較されます。わたしは父に十分に手をかけられているのに対し、弟は父の仕事が非常に忙しい時期で、それほど手をかけられなかったため、「やっぱり違うね(わたしはしっかりしているのに、弟はしっかりしていない)」と言われます。「父親不在はよくない」「やはり父親がカギ(母親は普通)」と親戚で盛り上がります。たしかに、母親は子どもをすぐ心配して「危ないからやめなさい」「行儀よくしなさい」と制限する方向にいくのに対し、男親は違うので、一理あるかもしれないと思います。

(マユ・東京都・既婚・21歳)

わたしは大学3年生(20歳)で長女を出産し、現在も大学に通いながら子育てしてます。卒業したら働きたいので、最近、就職活動をはじめました。周りには、「小さい頃はお母さんの手で……」と言ってくる人も。確かに小さい頃にたっぷり愛情を注いであげる事はとても大切だと思います。その点、働いていたりすると、子どもと接する時間の「量」は減るかもしれません。でも、それを「質」で補う事も出来るとわたしは思います。子どもへの愛情には自信があるから。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

「いろんな考えがあっていい」と思いつつも、「できるだけ多くの愛情とできるだけ良質といわれる環境を整えてあげたい」とみなさん思っておられるのではないでしょうか。だからこそ、自分の選択、現状を肯定したいわけで、「3歳児神話」も時代時代でそれぞれの立場の人々が利用してきたものであるとも言えるのではないでしょうか。

『「3歳児神話」という言葉をどのように知りましたか? 』という調査では、調査対象の約7割がこの言葉を知っており、うち約5割が『「世間一般」が言っているから』と回答しています。この結果から「何となく世間で言われていること」に心を痛めているお母さんたち、女性たちが多いことがわかります。

わたし自身は「3歳児神話」の意味や解釈がどうであれ、「3歳児神話」という言葉の一人歩きにストップをかけたいと思っています。少なくとも、男親の育児がもう少し量・質ともに充実できる環境であれば、「育児は母親の手で」という意味で使われることはなくなるでしょう。

みなさんのしっかりした意見をうかがい、このような難しいテーマに挑戦した意義はあったと感激しています。ありがとうございました。

山本真実

山本真実

淑徳大学社会学部専任講師

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