
スピーチをチェックしながら聞くクセが(ありる)
もともと話す仕事を学生時代にバイトでしていましたので、誰かがスピーチをすると「ああいう言い方はいいな、覚えておこう」「今の言い方だとまるで○○みたいだ、気をつけよう」「今の例えの出し方はちょっと……」「ここで指名されたら、わたしだったらこうまとめよう」などとチェックしながら聞くクセがついています。
なので、絶対指名なんかこないとわかっている席でも、つい自分が指名されたらこれを話そう、と用意していることが多いので、いきなりの指名には強いですね。だんだん年齢が上がってきて、自分より若い人が多い席も増えてきました。そうすると、自然と前に立つ機会も増えます。「披露する予定のないスピーチ」を思いがけず披露できる場も増え、身についたクセに感謝するこの頃です。
依頼されていなくてもネタを準備(Atlanta・神奈川・パートナー有・45歳)
人前で話すのはとにかく嫌いです。だからこそ会合やパーティーに出るときは、事前に依頼されていなくても3分くらい話せるネタを準備しておきます。初めの頃は原稿を作っていたけど、この頃はポイントだけ箇条書きしておけば話せるようになりました。小さなエピソードや自分の意見を通勤中などに考えて、前日に紙にまとめます。書くと忘れないし、人前であがったときのお守りになるので。聴衆を楽しませるとうれしいので、笑いは狙います。
今読んでいる本の話と関連付ける(Kylin・大阪・パートナー有・45歳)
会社の朝礼で日にちごとに違う社員が冒頭に話をするのですが、一通り終わったところでコメントを求められます。だから、人の話を聞くと同時に、自分のスピーチとどう関連付けるかを考えています。
会合での突然の指名の場合には、今読んでいる本の話をします。わたしの場合は、どんな本でもデザインの話でまとめます(読書途中の本でも)。たとえば、経済とデザインの関係や、服飾と建築の関係など……。だから、わたしの友人などは面白そうな本が見つかるといつも教えてくれるのです。
ニュースや季節の移り変わりには関心を持ち(ふろすと・兵庫・パートナー有・42歳)
うろたえながらも何とかその場を切り抜けられるようになりたいと修行中(?)です。学生時代に練習した「3分間スピーチ」で、話をまとめるコツが少しわかり、度胸がついたような気がします。普段からニュースや季節の移り変わりには関心を持ち、話題作りに役立つようにしています。

スピーチの上手な人は……(K-CRAFT・東京・パートナー有・41歳)
大丈夫なつもりで突然のスピーチをこなしてみても、振り返ると、言い忘れたことがあったり、もっとああ言えばよかったとか、無礼がなかっただろうかと、いろいろと心配したり後悔したりします。
聞くところスピーチの上手な方は、日頃から自分のスピーチのパターンやネタを、幾つか持っている様子です。突然の指名に対して、自己紹介や乾杯の挨拶、飲食の際の中締めの挨拶などは、話しやすいように自分のパターンを持っていて、プラスアルファ的にTPOにあったエッセンスを話に入れるようにするのが、良いみたいです。心掛けたいものです。
準備したものに自信がないからか(ななし・パートナー無・25歳)
事前に準備していても、人前で話すことにはまったく自信がありません。自分の準備したものに自信がないまま、その場に臨んでしまうからかもしれませんが。前々から予定されている時にでも、突然スピーチを頼まれた時にでも、すぐに思い浮かべられるような、押さえておくべきポイントがあればぜひ教えていただきたいです。