
「商品ファンド」のリスクは?(iirie・神奈川・パートナー無・40歳)
1週間お話を伺っているうちに、商品取引がどういうものなのかが少しずつわかってきました。ただ、やはりレバレッジの問題や、売り注文から取引を開始できるという点にリスクを感じ、初心者には敷居が高い運用方法だと感じています。先日の投稿にもありましたが、ミニ株のような形ではじめることはできないのでしょうか? また、以前に「商品ファンド」という、商品取引をポートフォリオとして専門家が運用してくれる金融商品について聞いたことがありますが、このような商品は比較的取り組みやすそうな印象を受けています。ただ、金・石油・ゴムなど、まったく分野の異なる資源によって構成されているファンドの場合、市況にどの程度相関性があるのかが心配なところです。すべての取引商品が同時に落ちてしまうようでは、リスクを2倍にも3倍にもしているようなものですから……。
相場を予測するために(hinaneko・東京・パートナー有・30歳)
今週の田嶋さんのコメントを拝見して、商品取引に対して少し興味を持つようになりました(実際に投資をするのにはもう少し様子をみたいと思いますが)。ところで、トウモロコシやガソリンなどを売買しようとするとき、それらを業務に使っているわけではない私たち個人投資家は、どのような指標をもとに相場を予測することができるのでしょうか? トウモロコシの需要と供給などといっても、輸出入の状況や天候予測、家畜飼育のトレンドなど、あまりに私たちの日常生活からは遠いところにある知識が、幅広く必要になってくるように思うのですが……。もしも参考にできるものがあるのならば、ぜひ教えてください。
プロに禁止している取引(habf)
証券会社に勤めている人は先物をしてはいけないと法律で定められていると聞きました。コメントを読んで「保険」としての意味合いをしりましたが、プロに禁止している取引をすることにやはり抵抗があります。
もっと広く情報発信を(I have a dream)
抵抗はありますが、その理由は不透明さだと思います。もっと商品取引のよい所も悪いところも、ウェブ等を使って広く情報発信していくべきだと思います。
勉強する価値はある(miyuma・東京・パートナー有・41歳)
抵抗があるのは知らないからです。知識がないうちに悪いイメ−ジが先行しているので、興味を持つこともできませんでした。食わず嫌いとでもいうのでしょうか。商品取引市場が今後どのような投資家を対象に市場を形成していこうとしているのかもよくわかりませんが、株式市場のように一般投資家をひろく対象にするのであれば、勉強する価値はあると思います。実際に投資するかは別問題ですが。
業界のイメージは根強く(すてねこ・大阪・パートナー無・36歳)
頭から抵抗っていうより、やはり知らないから怖い、そしてまた、皆さんもおっしゃてるように、かなり勧誘がきついのが嫌ですね。これは法改正で改善に向かってるようですが、以前、ある講演会に出席したところ、それを主催していた商品取引会社がかなり執拗な勧誘をしてきたことがあります。講演内容も商品取引には全く関係ないので、ただ純粋に講演会を聞きにいった人間にとっては、何度断ってもかかってくる電話に苛つきました。会社名を言わず、個人名でかけてきて、いったん断ると今度は違う名前でかけてきましたし……。やはり、こういった営業方法がまかり通っている業界のイメージがいまだに消えませんね。
人も会社も、一朝一夕には変われない(いまいくん・埼玉・パートナー有・42歳)
法律改正によって業界の浄化とイメージ回復にどれほどの効果があるのかは疑問です。人も会社も、そんなに簡単には変われないのでは? それはいまだに談合による摘発が続いていることでも明らかだと思います。1、2社程度であればともかく、業界全体の体質ですから一朝一夕には変われないでしょう。その意味でネットによる取引に期待したいですね。悪質な営業で恥ずかしいのは我々ではなく、その業界の人たちなのではないでしょうか?