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今週のテーマ
会議番号:2922
親の介護、心配ですか?
投票結果
88
12
487票
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この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2010年03月01日より
2010年03月05日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
伊藤宏一 千葉商科大学大学院教授・CFP
今日もたくさんの投稿ありがとうございました。イクラさんのご経験、biblioさんのご経験、いずれも貴重で学……
議長コメントを全文読む
3日目までに届いている投稿から...
突然やってくるときに備えて (ayako_tokyo0218・東京都・パートナー無・35歳)
昨年母親が病気をし、初めて両親の介護という問題が将来あることを実感しました。親の介護は子どもである以上、避けては通れないものです。突然その時がやってきても対応できるよう、心の準備や介護の仕方など、講習などに出て身につけたいと思います。ワークライフバランスに対応した制度が社内にも導入されてきましたが、育児支援に比べ、休暇、介護で退職した場合の再雇用制度などはまだ改善の余地があると感じます。会社の制度を使いこなせるように日頃から知っておく必要性も感じます。
介護する側のゆとりが必要 (イクラ・東京都・パートナー無・48歳)
私は実際に約2年間母の在宅介護を経験しました。一人っ子なので負担が私と父に一気に圧し掛かり、最後の半年程は追いつめられたのも事実です。幸い熱心なケアマネさんが担当だったので、よく話し合って色々な制度を利用しました。ただ私の様に未婚で仕事を持っている場合、夜間に利用できるような制度があったらと思いました。親の介護に直面した時、一番大事なことは介護する側が休める時間をいかに作れるかという事です。介護は24時間待ったなしです。親に優しくできるゆとりが必要です。
医療関係者でも…… (yojko6712・千葉県・パートナー有・40歳)
病院の看護師をしています。常に人手不足で、自分たちの体調管理すらままならない状態です。そんな中、介護休暇なんてとてもとても……。実際、病院の医師も自分の親は施設に預けっぱなしで、全く面倒見れないと話しています。私自身、親が健在ですが、万が一介護が必要になっても休みが取れる可能性は低く、人的な援助は難しいと思っています。身内を犠牲にしてまでも患者さん優先で、時々むなしくなりますが、それが現状です。
元気でいてほしい (みいみ・東京都・パートナー無・46歳)
両親は77歳と78歳。私が生まれた頃祖母は60歳代を考えると、体力がなくなっているのも仕方ないですね。同居していると、若かった頃のイメージだけで、日々少しずつ老いていくことに、私のイメージがついていけません。「なぜ今転びそうになった?」と不思議に思うこともありますが、私自身も歳を重ねているので、もっと両親を大切にしないといけません。相当甘えて生活しているので、もっと愛情をもった接し方をします。両親には、介護の必要がない、元気な長生きをして下さいと伝えております。
効率よく働くことで生産性UP (minerva21・福岡県・パートナー無・34歳)
介護支援をすることで生産性は下がるとは思いません。介護に気をとられて集中して仕事ができない方が生産性が下がると私は思います。私が勤めている会社では、経営者は、介護が生産性の低下にはならないというお考えですが、現場がその考えについていけていないというのが現状です。効率よく働いていても、それが一緒に働く仲間に受け入れられていない。短時間勤務や、休業に妬みがあるようです。経営陣はもちろん、従業員すべてが自分のこととして考えることが大事だと思います。
介護が経営上にマイナスか (fuyukas-tony・愛媛県・パートナー有・60歳)
表面上、利益に結びつかない費用となる介護が一企業の経営上にマイナスになることには理解できなくもないが、しかし、従業員が親の介護に携る状況になったとき、それを企業が社会的責任を放棄し支援しないのであれば、日本社会の崩壊につながり、やがては、企業の存在意義を失わせることにならないか。企業の存在意義は、日本社会の企業土壌があってこその、存立であること忘れてなるまい。そしてそれは、企業を支えるひとの家族や地域社会の幸福につながる企業活動であるべきと考える。
生きる意味を学ぶ時間 (biblio・東京都パートナー有・)
昨年、一昨年と、母と父を見送りました。特に長く病気だった父に関しては、介護を理由に退職したりフルタイムを非常勤に変えたり自分の家族は後回しになることなどたくさんありました。けれども、私達遺された者は父母の姿からかけがえのないメッセージをたくさん受け取りました。その時間は、自分達が共にいる時間を増やしてくれましたし、それを通して、生きることを大切にすることを教えてくれました。素朴なことですが、生命の基本的な意味はこうして繰り返し教えられるのだと思いました。
4日目の円卓会議の議論は...
15年後をめざして社会と企業が今から万全の準備と工夫を
今日もたくさんの投稿ありがとうございました。イクラさんのご経験、biblioさんのご経験、いずれも貴重で学ぶ点がたくさんありました。介護は子育てと比べて、社会的にまだそれほど多くないということもあり、どちらかというと、そうなった場合に対応すればいいという考え方もありますが、それでは間に合いません。ayako_tokyo0218さんが言われるように準備が欠かせませんね。
ところで
介護が社会と企業にとって大問題になるのは、おそらく15年後
だろうと思います。15年後には大量の団塊の世代の方々が75歳以降の後期高齢者となるので、要介護状態になる人がかなり多くなる可能性があるからです。現在でも要介護者の8割以上は後期高齢者です。
その時、介護をするのは50歳前後になる団塊世代ジュニア
です。50歳前後というと、会社では幹部であり、会社の意思決定に重要な影響を及ぼす年代で、そうした人たちが介護に取り組むということは、企業経営にとって重大な影響を及ぼすことになるでしょう。
特に女性の多い企業で、そうした問題が出ることは必須だと思います。総務省の調査では平成18年10月から19年9月までの間に家族の介護・看護で退職した人は、男性25600人に対して女性119200人で、年齢は男性女性とも50歳代が最も多くなっています。また厚生労働省の調査によると介護休業取得者の男女割合は、女性が73.5%男性が26.5%となつており、女性が圧倒的です。
こうしたことがこれからの15年の中で、もっと大きな規模で出てくることが予想されます。
これは避けて通れない現実です。ですから
社会も企業も今から「思いやりのある社会」「思いやりのある企業」をめざして、正面から介護問題に向き合い
、社員の時間的配慮、経済的支援、再雇用制度の充実、代替要員の確保などに総合的に取り組むことが必要になると思います。フレックス・タイム制や在宅勤務、時間単位の休暇制度などの工夫が一層必要になります。そしてminerva21さんが言われるように
働いている者どうしが介護問題を自分のことのように考え思いやり、お互いを支えあう雰囲気を作る
こともとても大切だと思います。休みを取ると、他の社員にしわ寄せがいくので、いろいろ言われるからがまんする、といったことがないような企業文化を作ることが重要ですね。
企業によっては、要介護状態だけでなく要支援状態でも一定の休暇がとれる工夫をしているところもあります。以前の要介護1が制度改正により、要介護1と要支援2に分かれてしまい、要支援2でも介護が必要な場合があるといった配慮からです。
さて最終日も引き続き、
皆さんの介護に関する貴重なご経験
を
お寄せください。また
皆さんの会社で介護について様々な工夫をして社員をサポートしている事例
があれば、ぜひご投稿ください。そして
ご両親を介護してよかった、感動があったというお話
もぜひお聞かせください
。
伊藤宏一
千葉商科大学大学院教授・CFP
「配偶者控除の廃止、賛成ですか?」
伊藤宏一さんが投げかける!
「女性に介護の負担がかかるのは仕方ない」
リポーター東海林のり子さんが投げかけたこの問いに、2001年当時の参加者の声は?
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