イー・ウーマン道畑美希さん朝食を外食すること、ありますか？

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会議番号:2192

朝食を外食すること、ありますか？

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【開催期間】
2007年06月18日より
2007年06月22日まで

円卓会議とは

このテーマの議長

道畑美希　東洋大学講師　フードビジネス・コーディネーター

「朝食は外食」よりも「朝食は家で」というの方が多く、「家派」が6割以上という結果となりました。しかも�……

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4日目までに届いている投稿から...

コンビニ朝食はやむを得ない時に (Mark・神奈川・パートナー有・43歳)

朝食抜きだと体が持たないので、毎日必ず食べています。基本は家での食事ですが、都心に遠距離通勤をしているので、月1、2度の早朝ミーティングの時は会社のカフェテリアで窓の外の景色を眺めながら優雅な気分でモーニングを食べます。若い時に海外出張が多かったためかホテルのモーニングっぽい朝食を外食するのは大好きです。でも時間が無いときはコンビニでおむすびとお茶を買って自席で急いでパクつきます。コンビニの朝食は、食べないよりましといった感じで、出来れば避けたいです。

	たまには外で (redwave・東京・パートナー有・47歳)
家族のお弁当や昼食を朝に作るので、その残りを食べたりしていますが、時間が足りなくなる時はいつもより早めに家を出て、職場の近くで外食します。チェーン店系のカフェですが、「仕事に行くぞ」という気持ちになると同時に「一人で心静かに」朝食をとることは気分転換になります。

	出張の際は空港で (fmisa・大阪・パートナー有・39歳)
早朝便で出張の際は（4時半起床）家で食べずに、少し余裕をもって空港に行き、お気に入りのお店でモーニングをゆっくりと食べます。片付けもしなくてよいし、楽ちん！　リフレッシュになって、さぁ、仕事がんばるぞ～という気持ちになります。

	ほとんどいつも外食です。 (gundameiji・神奈川・パートナー有・36歳)
食べないよりは……、と思って。家を出るのが早いのでコンビニで朝食を買って通勤途中の車の中で食べてます。

とりあえず体を起こすために (y2future7・タイ、サムイ島・パートナー有・41歳)

学校に行く子どもたちを起こして、シリアルまたはお餅、ホットミルクなどを食べさせ、私はまずコーヒーから。子どもたちが外出した後洗濯機をかけつつ、犬の散歩へ。その間にご飯を炊いておいて、散歩から戻って朝デリのスタンドで2～3品ほど仕入れてくるのが日課。こちら（タイ、サムイ島）では朝早くからデリが開いているので、本当に便利です。その上種類も豊富で、朝の忙しい時間にいらいらせずにすみます。特にパートナーが朝早くに出かけない日は御飯派なので助かってますね。

いつの間にか習慣で (島風・沖縄・パートナー有・43歳)

一人暮らしを始めてから、これまで朝食を食べない日がなかったことに気がつきました。生まれて初めて朝食を食べなかった日は、新しい発見で興奮したのと、毎日続けていた両親ってすごいなあと感動したことを覚えています。子どもがいる生活になってからは、保育園の指導方針が20年来ずっと「早寝、早起き、朝ご飯（米食）」なので、上の子が小6になった今も、いつの間にかご飯とみそ汁の朝ご飯が習慣となっています。ですから出張の時は、朝食を外食することが楽しみの一つです。

家族でとることへのこだわり (sai1019・広島・パートナー有・28歳)

私の場合、自分のこだわりはなく、家族のこだわりといえます。一度一人暮らしをしてから現在の同居生活なので、改めて朝食を家族でとること、日本の朝食をとることは重要だと実感します。また、朝食を作ることの大変さや片付けの大変さも実感します。そういった家事のへの実感や家族のつながりを感じるためにも、朝食を家で食べるということが大切なのだと思います。

5日目の円卓会議の議論は...

「朝食も、家庭から外へ」

「朝食は外食」よりも「朝食は家で」というの方が多く、「家派」が6割以上という結果となりました。しかも、その内容も、「ごはん、味噌汁とおかず」という伝統的な和食のスタイルという、理想的な朝食時間を過ごしているという投稿をたくさん頂きまして、私は、ちょっと耳が痛い思いの一週間でした。

頂いた意見を見ますと、朝食を外食するか、家で食べるかは、家族構成が深く関係しています。その一方で、ご家族がいらしても、仕事の都合上、オフィスで、また出勤途中の車で、朝食を召し上がるという意見も、いくつかいただきました。今、朝早く仕事をすることが、見直されていますが、Markさんの投稿にあった、早朝ミーティングもその一例ですね。

Markさんは、朝早い時は、会社のカフェテリアを利用されるとのことです。そういえば、社員食堂で朝食を提供しているところもたくさんあります。また、このサーベイを見てくれた知人に、ニューヨークに、居住者用の朝食スペースがある高級マンションがあることを教えてもらいました。日本にも、同様のマンションがたくさんあるのではないかという気がします。

また、学校でも、朝食べて来ない子どもたちに、食事や牛乳などを提供する学校があると聞きますが、家という単位を超えて、企業内、学校内、地域内（名古屋モーニングや浪花モーニングは、まさに地域の朝食ですね）での朝食も、今後、可能性があると思います。

というのは、世帯がどんどん少人数になっていくからです。今や、日本の約５千万世帯のうち、一人暮らしの世帯数は3割(29.5%)、夫婦二人世帯は2割（19.6%）。ますます、世帯人員は減少します。さらに、高齢化という要素が加われば、家で朝食というよりも、地域で朝食というスタイルが、現実性が高まってきます。その際、サービスを提供するのが、コンビニ、外食、あるいは、まったく新しい業態かもしれません。ビジネスチャンスは大いにありそうです。

もうひとつ、印象に残ったのは、朝食は習慣性が非常に強いということ。食べるということも、その内容も、毎日あまり変動がないのではないでしょうか。とすると、やはり、子どものときから、朝食を食べるという習慣づけも、本当に大事なものと改めて感じました。

皆さんからいただいた、様々な朝食風景を頭に浮かべながら、結論！
家で食べても、外食や中食を利用しても、朝を食べることによって、「一日がんばろう」という元気な気持ちになることの積み重ねが、朝食の意義なのだ、と。

今年も暑い夏が予想されていますが、皆さん、朝からしっかり食べて、夏を乗り切りましょう！一週間、ありがとうございました。

道畑美希
東洋大学講師　フードビジネス・コーディネーター


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