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今週のテーマ
会議番号:2179
子どもの変化、気づく自信ありますか?
投票結果
54
46
499票
424票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2007年05月28日より
2007年06月01日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
古荘純一 青山学院大学教授、小児精神科医
福島の事件をコメントする前に、留意すべき点を述べておきます。不可解な事件は、生物学的要因の検討なしに……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
専門家の存在に感謝 (chachakocha・USA・パートナー有・50歳)
長女が摂食障害だと最初気づかなかったことで自分を責めましたが、摂食障害とウツ症状は車の両輪だと心理療法士に教わり仰天しました。注意して見たら、米国の中学・高校ではウツはカゼや骨折と同じ扱いで、「こんな兆候があったらウツ」というポスターやチェックリストで啓蒙しています。学校のカウンセラーや思春期精神科医など専門家の手助けがすぐ得られる態勢に感謝します。日本でもウツは心のカゼ位の認識が浸透して、子どもたちが気軽に学校で相談できるようになったら不幸な事件が減ると思います。
心の病気の可能性 (Struppi・海外・パートナー有・35歳)
何となくその子どもを「普通じゃないな、変だな」と思ったらそれは精神的な病気のせいかもと考えます。「まあそのうち良くなるだろう」「今だけかも」と見守るだけで放置すると、後に悲劇的結末に終わることがあります。実は、先日親しい知人が自殺してしまいました。幼少から不安定なところがあり、ご家族も私たちも「そういう性格だから」と気にしませんでした。後に精神科医に「統合失調症」だと告げられた時はもう遅く……。病気を見逃した結果だと悔やまれて仕方ありません。
もちろん気づきたいのですが (春の青空・東京・パートナー有・47歳)
中学3年の一人娘がいます。できるだけ学校での様子を聞こうと試みるのですが、なかなか素直に話してくれる年頃ではなく、あまり自信はありません。ただ、時として娘自ら話しだすことがあるので、そんな時には「今だチャンス!」と思いながらも、気持ちを抑えて、"さりげなく"聞き返しています。また、できるだけ学校の友人のお母さんと話をする機会を作り、情報交換につとめています。娘と友人の待ち合わせ場所まで出向くなど、友人と様子を直接見る機会を持つようにしています。
私には子どもがいませんが (昇龍・沖縄・パートナー有・39歳)
親戚や友人の子どもたちはいつもいつも一緒に居ないこともあり、「あれ?」と気にかかる変化も、「その年頃の成長の過程」であると思ってしまいそうです。「何かあるの?」と聞いて返事がスッキリ返って来なくても、「自分にもこんな時期があった」と思ったり……。自分の母に身に覚えのないこともアレコレと疑われ、過剰な詮索をされたので見極めは簡単ではないと実感しています。
3日目の円卓会議の議論は...
「事件の解明には生物学的検討を」
福島の事件をコメントする前に、
留意すべき点
を述べておきます。
不可解な事件は、生物学的要因の検討なしには解明できません。
事件に関連しいろいろな診断名が取りざたされますが、その診断名のついた人が事件をおこすのは、例外中の例外です。
今回の事件は衝撃的ですが、極めてまれなことです。皆さんが凶悪な少年犯罪に巻き込まれる確率は、全国に数百人程度しかいない難病に罹患するよりも低く、飛行機事故に遭遇する確率以下と言えるでしょう。
そもそも少年の凶悪犯罪件数は増加していません。
今回の加害者について名前の出る可能性のある臨床診断名について触れてみます。
統合失調症
を指摘する意見もあるようですが、仮に幻覚妄想があり心神喪失状態であったとしても、あれだけの残酷な事件を用意周到に行うことは理解しがたいと思います。
最近、
発達障害
の子どもが加害者となった事件が報道されていますが、発達障害が直接事件に関係するのではなく、虐待体験やストレスが複雑に関係していると考えられます。今回の加害者は、報道を読む限りでは、発達障害を示唆する様子はなさそうです。
てんかん発作
のもうろう状態では、一見正常に見えて、正常の判断や意志決定ができず、つじつまの合わない行動をとることがあります。しかし発症直後からそのような症状が出るのではなく、通常は何年も、発作と発作のない状態を反復し精神の変調を来していくのです。
繰り返しになりますが、
今あげた診断名の人が事件を起こすことは例外中の例外
であり、事件の詳細は精神鑑定の結果を待たねばわからないと思います。
皆さまからは、専門家に相談するということは敷居が高いためか、できるだけご自身で対処している、時には相談が遅れてしまった、などのご意見が寄せられました。また社会学的背景も重要です。
時代背景を考慮
せずに自分の子どものときと同じだからと考えると、子どもの変化を見過ごしてしまいます。
子どもも小学校高学年になりますと、
親に相談するのは「よほどのこと」
のように思います。まずは子ども自身でいろいろ問題を解決しようと考えます。皆さんは、
子どもの問題を過小評価していた、子どもの変化に気づいていたが自分のとった対応が子どもの望んだこととは異なっていた
、などの経験はありますか。明日は、
子どもと大人の認識の差
について考えたいと思います。どうぞご意見をお寄せ下さい
サーベイ【子どもの変化、気づく自信ありますか?】の流れ
1日目:
土曜11時掲載=テーマの背景
←まずはここから読んでくださいね
2日目:
火曜11時掲載
3日目:水曜11時掲載(今ご覧のページです)
4日目:木曜11時掲載
5日目:金曜11時掲載=このテーマの最終日
古荘純一
青山学院大学教授、小児精神科医
「古荘純一さんとのwin-win対談」
傷ついた状態では、子どもたちは吸収できない
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