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今週のテーマ会議番号:2144
いまの仕事、テレワーク/在宅勤務でできますか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
3位
【開催期間】
2007年04月16日より
2007年04月20日まで
円卓会議とは

田澤由利
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
田澤由利 ワイズスタッフ代表取締役
円卓会議議長一覧
昨日、「週に一日だけ、家で仕事をしてもいい」と言われたら、いまの仕事、テレワーク/在宅勤務でできます……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 毎日出勤に戻ったら (くわん)
家庭の事情で半分在宅で仕事をしていたのですが、最近在宅をやめて全部出勤となりました。通勤ラッシュはストレスだし、何より自分の時間が少なくなりました。その一方で、在宅のころは気づかなかった部署の不具合に気づき、出勤を続けるしかないと思っていました。でも、このサーベイを読んで、私の部署の問題も情報が共有されていないことに原因があって、勤務形態の違いではないと思えるようになりました。在宅復帰、あきらめず努力したいと思います。

yes 絶対、やると思います (うらら ららら・兵庫・パートナー有・28歳)
割り込みが多い仕事の場合、ひとりで集中したい作業がどうしても延ばし気味になる傾向があります。そういう場合に、1日だけでも在宅でできるならば、そういうひとり作業を集中して行うことができるので、生産性も向上すると思います。

yes 週1ならスムーズに導入も可能 (non蒼papa・千葉・パートナー有・46歳)
企業内法務担当ですが、週1ならできますし助かります。コミュニケーションとセキュリティーが満たされたら、残るのはモチベーション維持と他人のやっかみだと思います。週1からでも実際に始めればスムーズですね。今は、条件反射で通勤電車に乗ってオフィスに入ってから仕事モードのスイッチが入るという感じですが、オフィスに集まらない仕事をしている方の方がむしろ多いくらい。他人のやっかみも、皆そうなんだよとなれば大丈夫。週1でも子どもと幼稚園まで歩く時間が作れ、うれしいです。

yes 仕事内容や風土によって (momodevils・神奈川・パートナー有・31歳)
ほとんどの日は会社に出ますが、時々自宅で仕事しています。会議やFase to Faseで話をした方がよい事柄も多く、すべてを適用するのは難しいと思いますが、分析や資料作成などの個人作業やメールの処理に関しては、通勤の時間と労力をかけない分、集中してできます。幸い、勤め先のインフラや制度は整っていますが、社員が活用できているかというと、必ずしもそうではありません。仕事内容にもよりますが、できる時には違和感なく自宅勤務できるよう、風土を変えていくことも必要だと思います。

no できてない、しかし為せば成る (Coco Bennie・広島・パートナー無・38歳)
できるものなら、したいです。さえらさんの2日目の投稿「海外では当然の働き方が日本でできないのは、意思決定のプロセスが明確でないからだ」というのを読んで、私は自分に甘かったんだな、と思いました。今後の自分の人生設計のなかに結婚、出産という選択肢はまだ残してありますが、それらは退職の理由にはなりません。在宅で仕事ができるというスタイルは女性にとって素晴しいワークスタイルだと思います。私も一念発起しなければ!
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
『テレワークは、ライフスタイルの新しい「選択肢」』
昨日、「週に一日だけ、家で仕事をしてもいい」と言われたら、いまの仕事、テレワーク/在宅勤務でできますか? という質問をしました。すると「週に一日だけだったら、できるかも……」という意見をたくさんいただきました。

私がこういう条件で質問をしたのには、理由があります。最終日に今さらですが、あらためて、政府が設定しているテレワーク普及の数値目標と、テレワークの定義についてお話しましょう。

政府は、「2010年までに適正な就業環境の下でのテレワーカーが就業者人口の2割を実現」することを目標としています。つまり、3年後には、5人に1人がテレワークで働いている、ということ。さすがにそれは無理かも……ですよね。でも実は、これにはちょっとカラクリがあります。政府が定義しているテレワーカーは、「ITを活用して、場所と時間を自由に使った柔軟な働き方を週8時間以上する人」なのです。

つまり、週に1日でも、家や外出先で仕事をすれば「テレワーク」。「それなら私もテレワーカーじゃない?!」と、驚かれた方も多いのではないでしょうか。

「松下、3万人に在宅勤務」という日経新聞の記事をご紹介しましたが、これも「希望者週1、2回」となっています。でも、私はあえて、最初にこのお話をしませんでした。それは、現場で働く女性の皆さんに、「週1日だけだったら、今のままでも何とかなるかも」という発想になってほしくなかったからです。

テレワークが可能なぐらい「情報の共有や可視化」「情報セキュリティの構築」を実現すれば、「業務効率の向上」という大きな企業メリットが生まれる。そのうえでテレワークを導入すれば、さらに「優秀な人材の活用」が可能になる。テレワークは、これからのIT社会において、「企業を強くする」大きな可能性を持っている。ということを、皆さんに、ご理解いただきたかったのです。

でも、こういったことを企業自身が理解しないまま、国の施策やブームだけで「テレワーク」を導入し、単なる福利厚生施策になってしまうことを、私は懸念しています。企業のイメージ向上のために導入したものの、「企業メリット」が見出せず、ブームが去ったり、景気が悪くなって、数年後に取りやめになった福利厚生制度は少なくなかったからです。

働く女性にとって「テレワーク(在宅勤務)」には、語りつくせないほどのメリットがあります。結婚、出産、育児、介護、パートナーの転勤といった外的要素(あえてそういいますね)に左右されず、ずっと働き続けたい人にとって、場所と時間に縛られない働き方は、ワークスタイル、いえ、ライフスタイルの新しい「選択肢」なのです。

「週1でも子どもと幼稚園まで歩く時間が作れ、うれしい」というnon蒼papaさんの言葉が心に残ります。これからも、働き続ける女性は増え続けるでしょう。そんななか、議論や施策が「仕事の間、どうやって子どもを預けるか」に集中しがちです。でも、その方向だけだと、「家族のふれあい」のための時間は物理的に少なくなる一方です。女性は働き続けることができるようになったけど、子どもたちの孤独な時間が増え、次世代の社会に影響が……なんてことにはなりたくないですよね。

今、テレワークが正しい方向でより多くの企業に導入され、また、私たち働く側もそれに甘えるのではなく、「企業メリット」を創出できるよう一緒に努力することで、「テレワークが当たり前」の社会が実現できると私は信じています。

「子どもが小さい間は、週一回だけ出勤するつもりよ」
「地元を離れたくないので、テレワークを選択できる会社に就職したんだ」
「夫が転勤になったので、テレワークだけの部門に異動させてもらったの」
……そんな声が「普通」になる社会が来るのを心から願っています。

非常に思い入れの深いテーマだっため、毎日長いメッセージとなってしまいました。
1週間、お付き合いくださった皆さん、本当にありがとうございました。

田澤由利
ワイズスタッフ代表取締役
田澤由利


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