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今週のテーマ
会議番号:2063
子どもはほめて育てたいですか?
投票結果
94
6
1041票
68票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2007年01月08日より
2007年01月12日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
古荘純一 青山学院大学教授、小児精神科医
極端かもしれませんが、我が国では現在でも子どもは親の所有物という考え方が支配的のようです。しかし子ど……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
ほめるけれど評価はしない (もいもい・東京・パートナー有・33歳)
「○○できて嬉しいね!」など子どもの立場に立った感想や、「立派だね」など、人格を肯定するようなほめ言葉を使うよう心掛けています。「○○できてすごいね! お母さん嬉しいよ!」など、客観的に評価したり、愛情が増減すると感じるようなほめ方だと、子どもが「偉くないと、すごくないとお母さんに愛されないのではないか」と不安に感じ、「良い子」を演じてしまいそうだからです。
子どもを叱るよりほめる努力を (Coco Bennie・広島・パートナー無・38歳)
私は両親に認められたい一心で、中学受験合格、大学で学内トップなどの快挙を成し遂げてきましたが、両親からは「そんなことぐらいでうぬぼれるな」と厳しく育てられました。もし、そんな大きな目標でなくても、小さな進歩でも、そのつどほめてもらっていたら、もっと心は安定し、のびのびと成長できたのに、と思います。今、塾で働いていますが、子どもはほめられることで安心し、伸びると思います。だから、こちらも子どもの良いところを見つけて、ほめるよう努力をしています。
心の支え (JUMA・群馬・パートナー有・40歳)
子どもの頃に「さすがだね」とか、「心配ないね。あなたなら大丈夫」と言われた記憶。これは、想像以上に大人になっても心のどこかで支えになっていると思います。「なぜかよく分からないけどうまくいきそう」と思えることって幸せ。ただ私の場合、ほめられたことをよく覚えている反面、「アバウトだなあ」とか「なんとなくだらしがない」といったマイナスの言葉もしっかり焼きついてしまっていて、何かと足を引っ張られます。なので、自分の子どもにはその点も充分気をつけようと思ってます。
どちらとも言えませんが (いまゆき・神奈川・パートナー有・35歳)
何かできたとき、良い事をしたときなどは、ほめることからでなく、一緒にその気持ちを共感することにしています。ほめられるより、一緒に喜んでもらった方が私は嬉しいと思っているからです。悲しい事でも、悪い事をしたときでも、まずその時の子どもの気持ちになる。怒る時でもなぜ怒られるような事をしようと思ったのかを考え、一時期の衝動でしからないような心の余裕を持つよう心掛けています。なので、ほめて育てたいというのは、ちょっと違うかもしれません(?)。
3日目の円卓会議の議論は...
「閉塞感の強い我が国の親子の関係」
極端かもしれませんが、我が国では現在でも子どもは親の所有物という考え方が支配的のようです。しかし子どもにもそれぞれ個性があります。
親自身の主観と子どもの考えが食い違わなければよいのですが
、学童期以降は、むしろ食い違うことが普通です。親がそれに気づかないか、気づいても「そんなはずはない」と思いこんでしまうところに親子関係の危うさがあると言えます。
叱責することでしばしばその食い違いが広がる
ことがあります。例えば「素直になりなさい」「やる気を出せ」「申し訳ないと思わないのか」などは、親の主観的な意見ですが、子どもにとっては自尊心を傷つけられたり、極めて不本意な発言で反感を持ってしまうこともあります。
さらに、親はCoco Bennieさんのご意見にもありましたが、一方的に子どもへの要求のハードルを上げてしまいがちです。我が国の親は、思いどおりに子どもが育たないと子どもを否定的に見てしまう傾向が、欧米諸国より明らかに強いという報告もあります。「親子は1つ」という考え方により、
閉塞感の強い家庭
を生み出し、悪く言えば「育児困難」、「子どもは親を選べない」という指摘も生まれてくるのです。
閑話休題、昨年の夏、注意欠陥多動性障害の子どものサマースクールを見学する機会がありました。その授業風景は本当にこの子たちがそうなのかと思うほど静かでした。ちょっとした努力を評価しほめる支援方法で、ほめられることの少なかったその子たちは、最初は虚勢を張っていたのですが、がぜん何事にも積極的に取り組むようになっていました。スタッフの方の努力もさることながら、
ほめられると伸びる一例
でしょう。
子育ては「これで良い」と思わないとやりきれない部分もある大変な仕事だと言えます。
親自身の気持ちが安定しないと、子どもを肯定的に見てほめることはできません。
自分が疲れている、混乱していると感じたらパートナーや知人もしくは保健、福祉など地域の社会資源を利用することもよいでしょう。親の立場では気づかないこともあります。信頼できる人に話を聞いてみるのも1つの方法です。そのことで閉塞感が生じた親子関係が改善することもあるかもしれません。
「親子観」はそれぞれに違いがあり、ほめればよい等一概にこれがよいというものを挙げるのは難しいと思いますが、
独りよがりにならないよう注意したい
ものです。
明日は、学校、保育園、塾、地域のサークル等で子どもと関わっている方、きょうだいや親戚の子ども、あるいは家族全体ということでも結構です。
大人と子どもの関係性という広い観点で、ご自身の体験・御意見をお寄せ下さい。
多くの投稿をお待ちしています。
古荘純一
青山学院大学教授、小児精神科医
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「3歳までは叱らない、に賛成?」
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