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今週のテーマ
会議番号:2040
マスコミの報道姿勢に異議あり!
投票結果
96
4
1136票
42票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2006年11月20日より
2006年11月24日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
藤田正美 『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
kakoranさんの体験はとても面白いですね。自分の知っている世界が報道されたときに、報道がいい加減だと気�……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
別の道はない……か? (ショーン・東京)
地球の温暖化を防ぎ、将来にも禍根を残さない、原発以外の道は本当にないのでしょうか。それを探すことを止めてはいけないと思います。「日本はあのとき、戦争をするしかなかった。自衛の戦争だった」……それは本当か、他に道はなかったのか、と同じです。正しいと言い切れることが少ないというのは、物事は複雑だということ。だから簡単に二者択一に乗ってはいけないし、二者択一からこぼれるものには目線を向けなければならない。民主主義も「正しい」ものではないと私は思っています。
自分に自信があれば (kakoran・大阪パートナー有・)
確かに周りが自分と違う意見の人ばかりの中にいれば、気分もよくないし、腹立たしいこともあります。ただ、自分に自信があれば、堂々と反論することも可能でしょう。マスコミは一斉に同方向に向う傾向にあると思います。そのときはご用心、ご用心。最近、自分の仕事に関係する記事が掲載され、薄っぺらで正確でない内容、特定の企業に頼まれたかとも思わせる書き方に、これか〜、なるほどね……と思うと同時に、自分の知らない世界の記事にも要注意だなと感じさせられました。
報道側も加害者 (murabito・宮崎・パートナー無・28歳)
教育現場に課題が山積していることは事実ですが、ワイドショー化したテレビの報道番組などを見ていると、すべての教育現場の人間が堕落しているような論調が怒りを覚えます。自殺された校長先生に対しても、亡くなった後で実はいじめを隠蔽していたわけではなかったとの報道もありました。何か起きたときに正しく調査してからでないと発表できないのは当然。なのに、すぐに発表しないと何もしていないかのように言う。その結果人の命を奪ったのだと自覚してほしい。
まずは自分のなかで (sakutomo・東京・パートナー有・31歳)
子どもはいませんが、正しいことは「たくさんはない」と教えます。人の決める善悪以前に「あなたはどう考える?」と聞き、「お母さんはこう思う。報道はこう」と伝えます。何より大事なのは自分で情報を集め考えること。そのうえでの周りとの同調でなければまったく意味がありません。一部のマスコミにも激しい怒りと共にそれを言いたいです。ややこしい事実のわかりやすい報道は難しいでしょうが、それを避けての同調報道では仕事になってないうえいじめを拡げるようなものです。
自分自身の思考能力 (Schumacher・海外・パートナー有・28歳)
この前日本に帰って気づいたのですが、マスコミからの情報が本当にうるさすぎだと思います。確かに色々な情報を与えてくれるのはいいのだけれど、押しが強すぎて、それが100%正しいとも限らないし、ちょっとやりすぎのような気がします。 もっと日本人が自分自身でモノを考える余裕があればいいのではないかと感じました。
マスコミは権力を自覚して (katazukekma・神奈川・パートナー有・44歳)
日本人ジョークでネタにされているように、日本人は同調圧力に弱い。 私は自分の意見に同調してくれる人が少なくても全く気にならない。多いことと正しいこととは、別だから。「この国にはパニックか無関心しかない」と喝破した人がいた。国民総思考停止という危機的状況を言い当てていると思う。一人一人が疑うことを忘れたら、権力側の思うつぼ。国民は批判精神を養うことが大事となる。 特に高級新聞には、大衆に迎合することなく、社会の木鐸としての役割を果たしてもらいたい。
5日目の円卓会議の議論は...
マスコミに対して「自衛」を
kakoranさんの体験はとても面白いですね。自分の知っている世界が報道されたときに、報道がいい加減だと気づいたこと。そして他の記事を読むときには気をつけなくてはいけないと思われたこと。これがまさにメディアリテラシーと呼ばれる「メディアの読み方」そのものです。
テレビ、新聞、雑誌というマスコミの姿勢が大きく変わるのはむずかしいと思います。それならば要するに私たちが「自衛」すればいいでしょう。
ニュースを見たり読んだりして、本当はどうなのかと考える習慣を身につける
ということでしょうか。
やや逆説的な表現になりますが、この「自衛」は正しさを求めることとは違います。
正しいことではなくて、あくまでも「正しいと思えること」を追求するための自衛活動
なのです。「思える」ということは、何人かの方が書いておられるように「自分がそう思う」ということなのです。多くの人が「右」といっても、私は「左」だと思えば、議論をすればいいでしょう。人を説得できればそれでいいし、自分が説得されても納得できるのならそれでいいと思います。「正しさ」を求めてしまうと、自分の主張を変えることはむずかしくなります。
マスコミはあくまでも世の中に一つの見方を提示しているにすぎません。
そして残念なことに、わかりやすさと人の感情を刺激することを混同しているマスコミが多いのも事実です。世の中のことはほとんどの場合、「感情」では解決できないのではないでしょうか。医療事故を起こした医者や看護師を叩いても、医療事故を減らすといういちばん重要な課題の解決には役立ちません。いじめを「見逃した」校長を叩いても、いじめはなくなりません。見逃したことと、いじめが起こる原因との間に因果関係はおそらくないからです。
わかったような顔をして語る評論家やジャーナリストの言うことは、眉にツバをつけて聞くようにしましょう(もちろん私のここで書いてきたことも含めて)。1週間、ありがとうございました。皆さんのご意見は、記事を書いたり、コラムを書いたりするときに思い出すようにします。
藤田正美
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
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