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今週のテーマ
会議番号:2035
陶芸で作ってみたいものがありますか?
投票結果
79
21
468票
122票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2006年11月13日より
2006年11月17日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
池田祐巳 陶磁器デザイナー
楽しい投稿文をありがとうございます。皆さんの『陶芸で作りたいもの』、予期していなかったカメの甲羅干し……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
大変マニアックですが…… (Elda・東京・パートナー有・43歳)
まさに今必要で、作ってみたいものがあります。それは……飼っているカメの甲羅干し場なのです! 水生ガメを飼っているご家庭は(実は結構多いと思うのですが)、カメを健康に育てるために水槽の中に甲羅干しできる場所を作ってやることが不可欠です。ところがカメは予想以上に大きくなる生き物で、市販の甲羅干し場はすぐ使えなくなります。ちょうどいい代替品が本当になくて、カビや微生物がつかず丈夫な陶器で、大きくなったカメでもゆっくり休めて登りやすく、しかもデザインも楽しく、作ってみたいです。
ワイングラス (福井ななこ・パートナー有・31歳)
以前はクリスマスにパートナーと「チキンとピザとパスタと、ワインで乾杯」が恒例でした。が、ここ4年、2人の子の出産・育児で、そんな乾杯とは遠ざかっています。自分で(あるいは子どもと)作ったワイングラスで乾杯、なんて日が来るといいなと思い、ワイングラスにしてみました。
興味はあるけど…… (薔薇の宮)
私は陶芸をやったことがありません。自分のセンスに自信がないからです。昔から美術など芸術的なものが苦手だったので、その意識が強くて何となく手が出せずにいます。陶芸教室に集まるのは、きっとある程度自信のある人たちだと思うし、下手なものを作って笑われたら嫌だなと思ってしまうのです。作ってみたいのはやはり食器類です。自分が作ったもので食事ができたら楽しいだろうなと思います。気軽に始められる方法ありますか?
陶磁器は大好きですが…… (鳰・栃木・パートナー有・53歳)
いとこや友達、知り合いで陶芸を趣味にしている人たちが何人かいるし、プロの陶芸家のお友達もいて、自分でもやってみたいと思っていますが、まだ未経験です。作りたいものは、陶人形です。二十歳頃にいただいた置物の暖かみのある陶器の人形、4〜5cm位の小さなものですが、4回の引っ越しの度に連れ回り、今も大事に飾っています。作るの難しいのかな? でも、作ってみたいです。
普段使いの茶碗 (totomo・大阪・パートナー有・28歳)
萩焼、信楽焼の1日体験で陶芸をやってみたことがあります。形を作って預けておくと、焼いて自宅に配送してくださる簡単なものでした。そのとき作ったラーメンどんぶりと、四角い魚を置けるような器と、小鉢、すべて日々の食卓で活躍しています。家族が増えたら、毎日使うものを、世界で唯一つの手作りの器で、と思っています。
愛着のある物を (kimirie・兵庫・パートナー無・36歳)
昔、障害児学級を担任していた頃、陶芸をしたことがありました。思ったより、簡単にできることを知り、好きになりました。また、書が好きで、清水焼の硯を買ったことがあります。なので、自分の手作りの硯と水差しを作って、毎日それを使って、書ができると最高! と思っています。他にも、花器や抹茶茶碗、香合なども作って、書道、茶道、華道、陶芸、と、日本文化を海外に広められると、もっと幸せ! と思います。
花瓶と皿 (りんすけ・神奈川・36歳)
子どもが摘んでくる野花をちょこんと飾れる小さなものや、背の高い木などをさせる花瓶を作りたいです。アザミやクローバー、ツル植物等は土っぽい入れ物が似合うと思うのです。
2日目の円卓会議の議論は...
「子どもの頃の粘土遊びのように楽しんで……」
楽しい投稿文をありがとうございます。皆さんの『陶芸で作りたいもの』、予期していなかったカメの甲羅干しなども出てきて、とってもバラエティ豊富です。今週一週間がますます楽しみになりました。
甲羅干し、ワイングラス、人形など1日目の投稿であがったもので、陶芸で作れないものはありません。甲羅干しの場合は素材の土や釉(うわぐすり)をどうするかなど吟味する必要はありますが、それさえ解決すれば作ることは何の問題もないと思います。そもそも
陶芸の材料は土ですから形作りは自由自在、作れないものなんてない
んですよ。
日本は陶磁器に関しては中国と並んで歴史が厚く、また茶道という文化とも密接な関係を持って歩んできたことから、陶芸というとどうしても伝統文化、芸術というイメージが強いようです。それはもちろん素晴らしいことで間違いではないのですが、「陶芸をやってみよう」という
取っ掛かりはもっとフランクに自由な発想で
臨んでみてはどうでしょう。
日本で陶芸を学ぶというと、土を練ると言う基本中の基本から学んでいくここが好ましいとされています。そして、ひも作り、たたら作り、ろくろなど形を作る基本の技法を学びます。基本がきちんとしていないと応用も何もないのでこれは正しいステップなのですが、中にはこの基本技法の段階でうまく作れず断念、作りたいものを作る前にやめてしまったという方も多いようです。
私が訪ねた
オーストラリアの工房やイタリアの大学は
、これとはちょっと違いました。土を目の前にして作りたいものから作ると言うスタイルです。土の練り方も自己流、ひも作りもたたらもあったもんじゃないという感じです。
もともとご飯茶碗や湯呑みが日常的ではない食習慣の国だからかもしれませんが、日本のように最初は湯呑みのような基本形体からなんて考える人はいませんでした。人形を作る生徒もいれば、与えられた土の量では到底できない大きな壷を作ろうとする生徒もいました。その様子は陶芸というより、
子どもの頃、学校の図工でやった粘土いじり
のようでした。
今お話したのは極端な例かもしれませんが、これくらい自由でもいいのだと思います。
「陶芸」とかしこまらず、「土で好きなものを作ろう」
と思えば気軽に始められて、もっと楽しめるはずです。
薔薇の宮さんのよう「陶芸教室に集まるのは、きっとある程度自信のある人たち」と思っている方、誤解ですよ。今、陶芸教室も多く、そのカリキュラムもさまざまです。基本からしっかりじっくり学びたい方、自分の作りたいものを楽しく作リたい方、自分にあったスタイルの教室はきっと見つかると思います。
明日からは
いろいろな形態の陶芸教室をもう少し具体的に取り上げていきたいと思います。皆様の体験談もお寄せくださいね。
池田祐巳
陶磁器デザイナー
「食器を手作りしたことがありますか?」
五感を使って食事を楽しむために
「インテリアとして食器を使っていますか?」
時には飾ってその色あいや質感を愛でるのも
「陶芸に興味ありますか?」
日常を忘れ、無心で土いじりを
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