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今週のテーマ
会議番号:2029
大学受験のための高校でいいですか?
投票結果
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1193票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2006年11月06日より
2006年11月10日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
一色真司 代々木高校 校長
最後までお付き合いありがとうございました。私が最後に言っておきたいことは、受験勉強に、ついていけない……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
受験があるから勉強する! (Keichann1221・海外・パートナー有・24歳)
私の高校時代、私の志望校は、数学・国語・英語と化学or生物と日本史・世界史・地理の中から2科目の計6科目という試験科目だったので、必修科目=受験科目という感じでした。また受験という目標があったからこそ、必死で勉強した記憶がします。当時は受験のための勉強でしたが、結果的には、現在の日々の生活の節々で当時学んだことが生きてきます。逆に、高校時代を好きなことをする期間にしてしまえば、勉強をしない現在の大学生のようになってしまい日本の将来に影響を与えると思います。
何のために大学に行くのか (jyo_sama・神奈川・パートナー有・34歳)
受験する、しないの高校より、「何のために大学に行きたいか」を考えさせる教育をして欲しい。自分はエスカレーター式学校だったので、ある一定の成績で付属の大学に進学しましたが、結局何か勉強したかった訳でもなく、世間的にいかないといけない雰囲気があるから進学した様に思います。その結果、大学時代が一番勉強しなかったので、そういう人も多いのではないでしょうか。
塾の職員です (そら豆・東京・パートナー有・28歳)
塾へ来る生徒たちを見ると、心を病んでいる子が多くいることに驚かされます。特に顕著なのは、受験に失敗し浪人生となった生徒で、周囲の期待で難関校を目指し心が疲弊してしまっているケースです。しかし、塾としてはそんな生徒達には何もしてあげられないのが現状です。やはり「よい大学へ行き、よい就職先に就ければ幸せになれる」という社会通念が根強いものであることを感じています。人生にはもっと選択肢があって、多様な生き方も認めてもらえる社会であればいいのになあと思います。
高校は義務教育ではないので (UPAJUN)
「各学校長の権限」を根拠に卒業取り消しはないとは今年の受験生からすれば不公平感で一杯ですが、義務教育でない高校の位置づけを考えるとやむを得ないとは思います。問題は各学校長の権限をチェックするべき教育委員会がきっちり機能していなかったこと。また事の発端が生徒からの告発であり教師からの告発はなかったという風潮です。
矛盾 (およよん・岐阜・38歳)
脱OL し、教員になって2年目です。勤務校では古典を教えています。担当もほとんど進学クラス。授業で扱う項目も受験に必要か否かが大きいのが実情です。でも、そればっかりやっていると、正直、深まらない。今の子どもは天真爛漫ですが、ルーズな面も目につきます。口をあけて待ってる魚みたいです。しむけても、なかなか。できれば、目先のことばかりにとらわれないでほしい。でも、希望はかなえてあげたい。矛盾ですね。
高校の授業は知らない世界への扉 (ちゃり・東京・パートナー有・36歳)
高校時代を語るとき、部活や受験勉強ばかりが思い出され、授業は小さい事のように感じます。しかし、それでも恩師に恵まれた高校時代、興味深い内容の授業がたくさんありました。英語と日本語の違い。歴史の流れ。数学の良問奇問。高校は先生が知らない世界への扉を開いてくれる最後の場所でした。受験勉強の時間を割いているという気は少しもしませんでしたよ。そんな機会を子どもから奪うのは、とてもかわいそうな気がします。
大人への準備であって欲しい (みろろん・イギリス・パートナー有・34歳)
私自身進学校で毎日が受験勉強でしたがそれでも恋愛、友人関係など悩みはつきず人間としての成長の場であったと思います。また教員時代では親子関係などに悩む子ども達と一緒に悩み、卒業後一緒に悩んでくれてありがとうといわれた時はとてもうれしかったです。同時に進学クラス教科指導では苦労がありました。広い視野を身につけてもらうか、受験に成功させるべく問題集にかじりつくのか……。同僚や保護者と喧嘩になることも。難しい問題です。
偏差値に縛られない自由さ (リリーベル・埼玉・パートナー無・25歳)
私は、今の大学受験の問題点は偏差値によるランキングにあると思います。大学の建学の精神や特色よりも、偏差値によるランキングの順位が判断の基準。順位ではなく、○もあれば△も□も◇もあるといった違いで認め合い称え合えたらいいですね。偏差値に縛られない自由さ、これを一人でも多くの人が獲得できることを願わずにはいられません。
5日目の円卓会議の議論は...
「学校」は社会の鏡
最後までお付き合いありがとうございました。
私が最後に言っておきたいことは、受験勉強に、ついていけない者がどんどん振り落とされる競争社会の学校があってもよいと思います、しかし、全ての学校が同じ方向を向いて、受験の物差しで全ての子どもを見てほしくないということだけです。
みなさん「7・5・3」という言葉をご存知だと思いますが、「高校7割、中学5割、小学校3割が既に授業についていけてない」という数字です。
今までにも述べたように、人を育てるためではなく、大学受験に向かったカリキュラムゆえに、授業についていけない子どもを沢山作りだしてきています。彼らの多くは、劣等感にさいなまれ、あらゆることに関心をなくしていくのです。
私の学校へ入学してくる多くの子ども達は、不登校生と高校中退生ですが「先ず、とにかく一度全てを受け入れる」「徹底的に向き合う」ことからはじめます。
ほとんどの子ども達は「学校」も「先生」も欲しくてしょうがなかったんです。でも、信用できない、信用されてこなかっただけなので、受け止めてくれる人が恋しいんです。だから、全ての子どもが、どこかで受け止められる仕組み創りは絶対必要なんです。
高度経済成長期は優秀なパーツである人材が必要でしたが、現在は自分を持った人材が求められています。「今の子どもは口を開けて待っている魚のよう」と言われた方がいましたが、現在の丸暗記詰め込み受験教育では自立歩行できる人材はなかなか生まれてこないのではないでしょうか。この問題は全ての人が考え自分のできる行動をしなければ解決しません、だって、「学校」は社会の鏡だからです。
最後に、活動を行う上にも情報の共有や、志を同じくする人が集まることも大切です、ご興味のある方ご連絡をお待ちしております、ありがとうございました。
一色真司
代々木高校 校長
「一色真司 さんとのウィンウィン対談」
子どもたちが「自分の意思と足で歩けるように」との思いを胸に
「週5日制でゆとり教育は実現できる?」
子どもたちの教育のためにわたしたちができること
「子どもの受験は子どものため?」
限られた時間の中で、子どもになにが一番大切なのか
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