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今週のテーマ会議番号:1972
ネット情報を利用するとき、著作権に配慮していますか?
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2日目/5日間
働く人の円卓会議
5位
【開催期間】
2006年09月04日より
2006年09月08日まで
円卓会議とは

金野志保
プロフィール
このテーマの議長
金野志保 弁護士 早稲田大学大学院法務研究科教授
円卓会議議長一覧
初日の結果を拝見し、少々驚きました。著作権に配慮しないでネット上の情報を利用されている方が3分の1もい……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 気をつけているつもりですが (あきんぼ・東京・39歳)
仕事で作成するのはほぼ100%社内資料です。そして、利用するのは、官公庁などの公的機関の情報なので、出典を明記して利用します。個人的に友人、知人にネットの情報(文書)を送るときも、出典を明記します。著作権がわからないイラストは、どんな場合にも使用しません。でも、これだけで大丈夫なのか不安はあります

yes 配慮はしているつもりですが (kyoko-o-55・兵庫・パートナー有・29歳)
実際完ぺきにできているかは不安です。セミナーの講師などをすることがあるので、そこで使用するレジュメを作成する際、引用したいデータなど、公開元に使用してよいか問い合わせることもあります。が、返事がない場合も多々あり……。そういうときは使わないようにしますが、営業用の企画書を作成する際にどうしても使いたい数値がある場合悩みます。他にどういう場合、気をつければよいのか知りたいです。

yes どこまで著作権が? (けろすけ・東京)
ブログでレシピを書いたり読んだりすることが多いのですが、ずっと著作権が発生すると思って他人からのものは遠慮してきました。しかし、新聞でレシピそのものには著作権がないこと、ただし料理の写真には発生することなどを知り、どこから著作権が発生するのかわからなくなってしまいました。危なそうなものは書かないことにしてますが。

no 線引きが不明 (ayamomo・福岡・パートナー無・28歳)
どこまでが著作権に触れるのかの線引きが分かりません。例えば企画書を作成する際にネット上の写真を使用するのは可能なのでしょうか? もちろん不特定多数に見せる目的のチラシ等はいけないのは分かっているのですが。
2日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「不安に思いつつ、明確な線引きができない」
初日の結果を拝見し、少々驚きました。著作権に配慮しないでネット上の情報を利用されている方が3分の1もいるとは! しかも、イー・ウーマンの読者層という、知的レベルが高いと思われる層において、ということに愕然といたしました。

著作権は英語で「copyright」ですが、この単語が示す通り、著作権の基本はコピー(複製)する権利であり、著作権者は原則的にはこの権利を独占しています。すなわち、インターネット上の情報をプリントアウトする、文章や画像をコピー&ペーストする、それらはすべて、原則的に禁じられた行為です。他方で、著作権法は、著作権者の権利への制限規定もおいており、私たちが著作権者の承諾を受けずに自由にできる行為も規定されています。典型的には、「私的複製」や「引用」が許されているのは皆様がご存知の通りです。

しかし、いったい、何が「私的複製」や「引用」に当たるのか。それを考えずに「非営利だからいいんじゃないの?」「分量が少しだし」などと、曖昧な感覚でインターネット上の情報を利用されている方が、実は多数であるような気がします。さらに、インターネット時代に対応して規定された「送信可能化権」、つまりアップロードする権利の関係で言えば、他人の著作物をコピー&ペーストし、たとえば自分のブログなどにアップした瞬間に送信可能化権の侵害となります。著作権法は刑事罰もある法律です。うかつな著作権侵害によって手が後ろに回ることもないとは言えません。

初日の投稿を拝見すると、Yesの方もNoの方も、ネット上の著作物の利用は不安だけど、ルールがよくわからないという方が圧倒的多数でした。Yesの方も、配慮のあまりに謙抑的になりすぎ、「合法かどうかわからないときは使わない」となってしまい、Noの方は単純に「わからなくて不安……」という感覚のようです。

どのような場面で迷うのか、どのようなことを気をつけているのか、具体例をお寄せいただければ幸いです。今後は「私的利用」「引用」の具体的手法や、著作権だけではなく肖像権やパブリシティ権なども視野に入れてお話していきたいと思っています。

金野志保
弁護士 早稲田大学大学院法務研究科教授
金野志保


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