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今週のテーマ会議番号:1878
チェルノブイリ20周年、原発はやっぱり反対ですか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
4位
【開催期間】
2006年04月24日より
2006年04月28日まで
円卓会議とは

藤田正美
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
藤田正美 『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
円卓会議議長一覧
「原発に反対ですか」という問いかけにイエスと答えた人もノーと答えた人も、「原発に賛成」しているわけで……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 国も企業も、個人の集合体 (ハルミン・東京・29歳)
エネルギー政策は国の未来像をどう考えているか、の象徴だと思います。この問題を前面に出し、国民にも「応分の負担」を求める政党があれば、私はその正直さを支持します。電力消費に関連して、CO2の問題では日本企業の努力は限界点、あとは各家庭の改善が必要、という記事を読んだことがあります。結局は、市民一人ひとりの意識が大事だと思います。ところで藤田さんは、石油製であるプラスチックのゴミを超高温で燃やして電力化するというリサイクルについて、どう思われますか?

yes エネルギー問題は環境問題 (Bise・東京・パートナー無・39歳)
日本には、年金、財政、外交などさまざまな問題がありますが、私は何よりも環境問題が一番深刻だと考えているので、政党への期待もそこにあります。エネルギーは環境問題へ直結していると思いますが、石油開発や原発に使う分のコストを、再生可能エネルギーへ、もっともっとシフトして欲しいです。日本は産業のエコ化の先進国だと言われ、新たなエネルギーの開発にも最も近いところいると思うので、ぜひ産業革命以来の大革命を起こし、ビジネスでもアドバンテージを得られたらなぁ、と期待しています。

yes 最初は、原発容認でしたが (ぴのきお・兵庫・パートナー有・33歳)
最初の投票は、『No』でした。資源の少ない日本、私たちの生活を支える上で必要なものだと。しかし、昨日見たチェルノブイリ原発のドキュメンタリーで考えを変えました。チェルノブイリと同じような事故が起きる可能性は、ゼロとは言い切れないと思います。事故が起こった場合、甚大な被害になります。原発事故では、原子力爆弾が投下されたのと同じ事が起こるということに気がつきました。原発に頼らない省電力の生活を一人ひとりが心掛ければ、何か変わるかもしれないと思います。

no 環境危機の開示と対策を (kazpong・東京・パートナー有・29歳)
賛成か反対を問われると回答に困りますね。ただ、今まで頼りきってきたものに、いきなり反対だから止めようと言ってやめられるものでもないと思いますし、チェルノブイリが何かを知らない人もいると思います。国を挙げて取り組むことには賛成です。クールビズにとどまらず、もっと具体的に環境危機を国民に訴えるべきだと思います。そしてその改善策を、一般から募ったりすればいいと思います。

no ISOの利用でエネルギー削減の努力を (靖・東京・パートナー無・34歳)
現在、太陽光発電の建設を担当しています。発電効率は良くなく、建設コストの高さ、各材料の製造工程で既に多くのエネルギーを消費している実態、完成後の維持管理手法が未確立であること等、この事業にはまだ改善の努力が必要です。原発は代替手段のない今は必要です。企業のISO等のチェック機能を利用したスリムな運営の構築を地道に進めることを提案します。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
国の将来の姿を決めよう
「原発に反対ですか」という問いかけにイエスと答えた人もノーと答えた人も、「原発に賛成」しているわけではないということがよく分かりました。要するに「しょうがない」と受け入れるか、「しょうがないけど何とかしなくちゃ」と拒否するかの違いですよね。ということは実質的にほとんど違いはないことになります。なぜなら「原発に代わるクリーンで安全なエネルギー源」があれば、とりあえず原発を受け入れてきた人もそちらに乗り換えることははっきりしているからです。

ただ現在の段階では、クリーンで安全というのは簡単でも、実際にはなかなか難しいのだと思います。たとえば太陽光発電でも、靖さんが言われるように、まだ効率も悪く、コストも高いのが事実です。それに電力の場合は、「安定」ということも大事な要素ですから、自然現象に簡単に左右されてしまうようなものはふさわしくないかもしれません。

私たちがこの問題を考えるとき、個人単位での節約ももちろん重要だと思いますが、本当は国家目標としてエネルギーをどうするのかという政策というか理念が必要です。それなしに、電力が足りないからといって安易に原発を新しくつくるというのはどうも感心しません。国は何でも決めたがるくせに、こういった難しい問題には手を拱く傾向があるように思いますがいかがでしょう。そして国の目標は「脱・原発」しかありません。日本は核兵器を持たないと決めているのですから、プルトニウムも邪魔なだけです。

とかく原発については、賛成派と反対派の議論は「安全だ」「危険だ」という論争になりがちで、なかなか接点が見いだせないことが多いものです。しかし今回は、冷静でいい議論ができたと思います。皆さんのご協力を感謝します。1週間ありがとうございました。

藤田正美
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
藤田正美


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