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今週のテーマ
会議番号:1747
超おすすめ面白本、ありますか?
投票結果
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257票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2005年10月31日より
2005年11月04日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
若林邦彦 『報道ステーション』チーフディレクター
今日の面白本リストはこうなりました。ユール洋子『娘を幸せにするブックガイド』鎌田慧『自動車絶望工場』……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
何度も読んでいます (MIYAさん・東京・パートナー有・32歳)
『名人は危うきに遊ぶ』(白洲正子著)です。30歳になってから知った本なのですが、最初は理解できず、何度も読んでいます。最近は読みやすい本、How to本が多い中、気骨のある文章、自分の意見が高いレベルで確立していて、それが湧いてくるような文章は、久しぶりに読みました。芸術論をこれほどまでに私的ではあるけれども忠実に、毅然と意見を述べている本はなかなかないのでは。特に一番とりつきにくかった「能」は、この本によって初めて勉強させていただいたといっても過言ではありません。他にも、芸術家交流、芸についてなど、項目別に楽しめますので、読む順番は気にせずに解るところから読むと、入っていきやすいと思います。
片付けたい衝動に (カヅキ・千葉・パートナー有・35歳)
カレン・キングストン著『ガラクタ捨てれば自分が見える』です。アマゾンでも大評判なので、知っている方も多いと思いますが、本当に人生を変える1冊です。掃除をすると、人生の流れが良くなり、運気がアップ! という内容の本は他にもたくさんありますが、この本ほど片付けたい衝動に駆られるものはない! と思います。
悩んだときに手に取る本 (あきんぼ・東京・38歳)
D・カーネギーの『道は開ける』『人を動かす』です。仕事も結婚生活も行き詰まっていた20代後半の頃に読みました。その後も、人間関係で悩んだときには手に取る本です。多くの教訓がありますが、今でも肝に銘じているのは「自分が変わらなければ相手は変わらない」ことです。
人生の転機となった本 (いまいくん・埼玉・パートナー有・42歳)
いくつかありますが人生の転機となった本を挙げると『自動車絶望工場』(鎌田慧著)です。当時は自動車業界で働いていて、その業界のあり方に疑問を抱いていたときでもあり、とてもインパクトがありました。そしてこの作品の影響もあって数年後に違う業界に転じ、今に至ってます。学生時代では『坂上の雲』(司馬遼太郎著)を挙げたいです。戦略とは何か? 勝つためには何をしなければならないか? を深く考えさせられる作品です。スポーツ関係では『いつか勝てる』(富樫ヨーコ著)です。特にモータスポーツファンにはお勧めです。それと『失敗の本質』(戸部良一他共著)は先の大戦で日本が敗れた原因を組織論的に分析した本で、いかに日本が敗れるべくして敗れたかが良く理解できます。そして恐ろしいのが、経営破綻をした会社に関する本を読むと、びっくりするくらいこの本に書かれていた大日本帝国軍と体質が似通っていると感じます。そして最後に『日本語で一番大事なもの』(丸谷才一他共著)です。これを読むと現在の国語、特に文法教育がこのままで良いのかと深く考えさせられる本ですね。
子育てについて再認識 (Tajiko・大阪・パートナー有・44歳)
ユール洋子さんの『娘を幸せにするブックガイド』です。私にとって今年の本ナンバーワンになると思います。自分には息子しかおらず、その子どもたちも本書が対象としている年齢より既に上になっていますが、子どもと関わる上で大切なこと、いままでの子育て、幸福な社会のための大人の役割について再点検を迫られ、かなりドキっとさせられました。紹介されている書籍は邦訳が出ていないものも複数ありますが、イー・ウーマン参加者の皆様は原書を読みこなせる方も多いと思いますので絶対お薦めです。
人に薦めるのは… (柚花・東京・パートナー有・28歳)
その場で読んで面白い話はあるけれど、人に薦めたくなるような小説にはなかなか出会えずじまい。教えていただきたいです。あとは、良く読む趣味の本は偏りすぎていて人に薦めると怪しいと思われそうなので、1人で楽しんでいます。本は内面を表すようで薦めるとなるといろいろ考えてしまいます。
3日目の円卓会議の議論は...
本を読む理由、読まない理由
今日の面白本リストはこうなりました。
ユール洋子『娘を幸せにするブックガイド』
鎌田慧『自動車絶望工場』
D・カーネギー『道は開ける』『人を動かす』
カレン・キングストン『ガラクタ捨てれば自分が見える』
白洲正子『名人は危うきに遊ぶ』
今日は困りました。このリストを受けて何をコメントしたらいいのか。実は今日は、このサーベイ担当の方が、皆さんの投稿の中からビジネス本、How to本を中心に選んでくれたのですが、僕はもうほとんどこういうタイプの本を読まないのです。今、その理由を考えてみると、たぶん僕は実用本に対してあまり期待をしてこなかったというか、そういう本を自分の生き方ややり方の参考にしよう、とあんまり思ってこなかったから、ということなのかもしれません。
そういえば、最近読んだ本で、羽生善治『決断力』というのがありました(これはビジネス本ですか?)。ともかく羽生善治という天才将棋指しに前から興味があったので、本屋でつい買ってしまった本ですが、いや、中身はとても面白い本だったのです。でもこれはやはり羽生善治だからできること言えること、というか、彼が言うから説得力のあることであって、僕自身の参考になるかと言えば、僕は天才でもなんでもないので、あんまり参考にはならないよなあ、というのが正直な感想でした(内容は面白かったのですよ)。まあ、そんなふうに自分の参考にしよう、という動機だけでこういうビジネス本やHow to本を読んだりするだけじゃないとも思うのですが。
リストにはエッセイやノンフィクションもあります。そっちはけっこう(いや、たまにかな)僕も読みます。最近読んで、自信を持って面白い! と言えるのは、エッセイタイプの本では佐藤雅彦『毎月新聞』古いんですが浅田次郎『勇気凛々ルリの色』もっと古いんですが倉本聰『さらばテレビジョン』ノンフィクションでは沢木耕太郎『無名』佐藤優『国家の罠』あたりです。
さて、今日の本当の僕のおすすめは…
小川洋子『博士の愛した数式』
去年か2年前だかに話題になった本ですけれど、今度、寺尾聡さん(ルビーの指環というか半落ちというか)と深津絵里さん(恩田すみれ)と吉岡秀隆君(純ちゃんというかコトー先生というか)で映画化するみたいですね。80分で記憶が消えてしまう老数学者とその家に働きに行くお手伝いさんとその子どもの話です。小川さんの本はみんな好きですけれど、文体の中から湧き上がってくるえもいわれぬ人生の優しさと切なさが、心を震わせます。江夏豊のエピソードも泣けます。あんまり人に教えたくなくなるような、自分と自分の大切な人だけでとっておきたくなるような本です。数学の嫌いな人もだまされたと思って読んでみてください。川上弘美『せんせいの鞄』も好きですけどね。ちょっとこの2つの小説には共通する地下水が底の方で流れている気がします。
ではまた明日。皆さん、本のリスト作りにご協力ください。
若林邦彦
『報道ステーション』チーフディレクター
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