9/24 07:00 (日本時間)

行方不明者のポスターの
前に足を止める人たち
(グランドセントラル駅構内)
大惨事のあった週末あたりから星条旗を掲げた車が増え始め、ショーウインドウやビルの窓にも星条旗が掲げられるようになった。それから1週間たった今(22日)でも、街では星条旗が飛ぶように売れている。マンハッタンだけではない。テロの惨劇の影響は何もないかのように見えた私が住む住宅地にも、2,3日前から続々と星条旗が掲げられるようになった。マンハッタンでは、行方不明者の消息を求めるポスターの前で足を止める人の姿が絶えない。
9/18 13:00 (日本時間)

星条旗が飛ぶように
売れている
(グランドセントラル駅構内)
17日のお昼、消息がつかめなかった知人からメール。テロの影響で電話が使えなかったとのこと。
ニューヨーク証券取引所が取引を再開するというので行ってみた。ウオールストリートの駅は閉鎖されていたが、ひとつ次の駅から歩いて証券取引所へ。証券取引所には大きな星条旗が掲げられ、周辺には報道陣、警察、ミリタリー、観光客の姿も。清掃はしてあったが、まだ辺りはWTCの塵芥でほこりっぽい。ものすごいマスクをした人の姿にびっくり。
9/15 11:40(日本時間)

どの家にも庭先や窓に
星条旗が翻る
(マンハッタン郊外
クイーンズで)
13日は夜から雷雨。翌朝は肌寒く、半袖シャツから一気にコートが必要なほどだった。前日まで人通りも交通量も少なかったマンハッタンだが、あの惨劇のあった日から4日目でいつもの活気が戻ってきた。昨日まで人も車も、まるで音を立ててはいけないかのように静かに通っていたが、今日は人の話し声もイエローキャブのクラクションも聞こえる。街に音が戻ってきた。ほとんどの商店が営業を再開し、ニューヨーカーはせかせか歩きを取り戻した。
14日、部屋に戻ると知人からメールで、今晩7時に、テロの犠牲になった人たちを悼んでキャンドルをともそうとメッセージ。テレビをつけると、ニューヨークのあちこちで人々がキャンドルを持って集まっていた。私もキャンドルを持ってユニオンスクエアへ。たくさんのキャンドル、行方不明者のポスター、そして、「戦争では何も解決しない」「アラブ系アメリカ人は私たちの仲間」「イスラムはテロを認めない」というメッセージがあちこちに。
9/14 14:45(日本時間)

17日に取引を再開した
ニューヨーク証券取引所
12日の午後ミッドタウンからダウンタウンに向かって歩いてみた。風向きによってときどき煙の臭いがする。営業しているブティックもありちらほらお客も入っていたが、街は車も少なく人通りもまばらでしんとしていた。ところが、ダウンタウンのここから先は立入禁止というところまで来ると、辺りのレストランやカフェは通常どおり営業していて、数キロ先ではまだ白煙が立ち上っているのに、いつものように食事している人も多かった。
9/13 14:14(日本時間)

未だにものすごいマスクを
つけた人の姿を見かける
夜の9時頃から、FOX5ニュースでは行方不明の人たちの情報を流し始めた。消息が分からない人たちの写真が公開され、アナウンサーが「この写真の右側の若い男性がxxxさんです。消息を知っている方はxxxx(電話番号)まで連絡してください」などと訴えかける。このテレビ局に行方不明者の写真をJPGでeメールに添付して送ると番組で公開して視聴者に情報提供の協力を呼びかけてくれるのだ。
9/13 11:21(日本時間)

犠牲者を悼む
キャンドルの灯
昨日テレビでさかんに献血を呼びかけていたが「17歳以上で体重110パウンド以上」が条件。体重が足りないのであきらめたら、今朝は「体重が足りない人でも献血に協力を」と言っている。血液が足りないらしい。それならばと思ったが、人から「私も献血しようと思ったが4時間待ちで予約がいる」と聞いたので今日はあきらめた。ダウンタウンのATMの脇に「近くの病院に行って献血しよう」と呼びかける手書きのビラが貼ってあった(写真)。
9/12 14:48(日本時間)

「戦争ではなにも
解決しない」などの
メッセージが
移民の街ニューヨークには、中東からの移民のコミュニティもある。NY1というニューヨークのケーブルテレビは、この地区の商店街が、今日の午後早々に店を閉めて閑散としている様子を映していた。今回のテロが中東の仕業ではないかという報道がされはじめたので、報復をおそれてのことだ。「私たちに罪があるわけではない」と語る人や、マイクを向けられると「顔を映さないでくれ」と言う人も。NY1も「第2のパール・ハーバー」と表現。
9/12 11:47(日本時間)

ATM脇に献血を
呼びかける手書きの
貼り紙
朝テレビをつけたら、黒煙に包まれた世界貿易センタービルが目に飛び込んできた。 お昼にマンハッタンに行く予定があったが、橋は爆破の標的にされる可能性ありということで閉鎖され、地下鉄やバスはほとんど不通。貿易センターのけが人をこの近く の病院に搬送するのか、私の部屋からもひんぱんに救急車のサイレンの音が聞こえた。abcニュースは今回のテロを「現代のパール・ハーバー」だと言っていた。今後の報道も含め、随時メモをおくります。