「サラの歌声を流すと、声に引きつけられて人々が集まって来る」。
ある楽器店で、こんな逸話を生んだサラ・ブライトマン。13歳でデビューし、アンドリュー・ロイド・ウェッバーによる「オペラ座の怪人」「キャッツ」など、数々のミュージカルにおいてトップスターの座を得た彼女は、エニグマの創始者フランク・ピーターソンとの運命の出会いによって、さらなる才能が開花されたといいます。
これまでにも、「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」で1,500万枚以上ものベストセラーを記録し、今回のCDアルバム『ハレム』も、発売後、瞬く間にゴールド・ディスクを獲得。そして、現在大ヒット中のこのアルバムに、メーキングなどの秘蔵映像を収めたDVDをカップリング、さらにボーナストラックが追加された『ハレム スペシャル・エディション』が、ついにリリースされます。
以前にもまして磨きのかかった美しい歌声と、サラならではの美意識が生み出す新曲の数々。それに加えてルイ・アームストロングの名曲「WHAT A WONDERFUL
WORLD」のカバーをはじめ、プッチーニの歌劇『マダム・バタフライ(蝶々夫人)』のパートにアレンジを施すなど、鋭いセンスで選び抜かれた楽曲や、ワールド系アーティストとのコラボレーションも見事。
問い合わせが殺到した、テレビ朝日系「ニュース・ステーション」のオープニングテーマ曲『サラバンド』も、フル・バージョンで収録されています。
また、去る9月7日には、今年第16回目を迎えた「JAL 萬福寺 音舞台」に出演
(9/21 TV放映されました)。終演後、サラは次のように語っています。
「演奏の前は観客のみなさんの大きな期待を感じるし、うまく歌うためには大変な集中力とエネルギーも使うの。でも今回は、観客のみなさんや、この音舞台の場所そのものから、そのエネルギーをさらに上回るパワーをもらえたように思います」。
時空を超えてよみがえる、中東のファンタジー。
彼女が繰り広げる、神秘と官能に満ちた音世界に、身をゆだねてみませんか。
●サラ・ブライトマン最新アルバム
『ハレム スペシャル・エディション(CD&DVD)』
2003/9/29発売予定
TOCP-67270
CD+DVD(字幕なし) 3,500円(税抜)