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第42回(3) 2006/10/31
北朝鮮とはどんな国? その2
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<2ページ目からの続き>
「先軍政治」がスローガン
北朝鮮は軍隊を掌握する国防委員会委員長が国のトップであると言いましたが、それを象徴する言葉が「先軍政治」です。平壌市内には、この言葉をスローガンにした看板が各地にありました。先軍政治とは、「軍がすべてに優先する」という意味です。軍事力あってこその国家、軍事力の強い国こそが生き残れる、という思想です。
憲法第60条には、こう書いてあります。「国家は、軍隊及び人民を政治思想的に武装させ、それを基礎として、全軍幹部化、全軍現代化、全民武装化、全国要塞化を基本内容とする自衛的軍事路線を貫徹する」と。
「全軍幹部化」とは、軍の兵士は全員が将校のレベルになる、ということです。「全軍現代化」とは、装備を近代化することです。「全民武装化」というのは、すごいですね。すべての国民は武装しなければならないということです。まあ、これは比喩的な意味もあり、軍事訓練を受け、思想面でも金日成思想で武装しろ、ということです。
そして「全国要塞化」。これは要するに、アメリカ軍の攻撃に耐えられるようにしろということですね。北朝鮮では、さまざまな軍事施設を地下に建設しています。空爆に耐えられるようにしろというわけです。
憲法にもこれだけ軍事優先を謳っているわけですから、国家予算も軍事優先ということになります。
この北朝鮮が日本を非難するときに、「日本は軍国主義化しつつある」というのですから、なんとも言葉がありません。
金正日総書記の動静が北朝鮮国内で報道されるときは、いつも軍隊を視察したというニュースばかりです。軍隊に依拠して権力を維持していることがわかります。
核実験の実施は、北朝鮮の力を誇示するという意味がありますが、金正日が軍の意向を無視することができないという側面もあるのです。
北朝鮮の最高機関である最高人民会議の代議員は……
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