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第41回(1) 2006/10/24
北朝鮮とはどんな国? その1
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「核実験」は失敗だったが
北朝鮮の核実験は失敗だったという評価が定まりつつあります。爆発はしたけれど、設計通りには爆発しなかったらしい、ということのようです。
「核実験」とは、核兵器を製造する過程で、設計通りに爆発するかどうか、実際に爆発させてみることです。
設計通りに爆発すれば、「このやり方で製造すればいい」ということになりますし、設計通りでなかったら、どこがまずかったか、問題点を調べて修正し、完成に近づけることになります。
核兵器というのは原爆(原子爆弾)のこと。原子力発電所から出てくるプルトニウムを加工して濃度を濃くし、これを1カ所に集めることで急激な核分裂を引き起こし、爆発させる仕組みです。
ところが、濃度の濃いプルトニウムをただ集めるだけだと、爆発しないまま核分裂を始めてしまい、人体に有害な放射線を出して別の物質に変わってしまうのです。
そこで核兵器にするためには、プルトニウムを少量に分け、一度に1カ所に集めて爆発させるという方法をとります。
丸いボールの形をした金属の内側に少量のプルトニウムを並べ、そのひとつひとつに火薬をとりつけます。火薬を同時に爆発させることで、プルトニウムを中心部に集めて衝突させます。このとき大爆発が起きるのです。これが核爆発です。
しかし、プルトニウムを同時に1カ所に集めなければ大爆発は起きません。この場合の「同時に」とは、百万分の1秒のズレがあってもいけないのです。それだけ正確に1カ所に集めて爆発させることができるかどうか、実験したのです。
実験の結果は、大爆発にはならず、とても小さな爆発だったようです。つまり正確に同じ時間に火薬を爆発させることに失敗したようです。同時に集まったプルトニウムはごくわずかで、その分だけが爆発し、その他のプルトニウムは、中心部に集まるのがわずかに遅れ、爆発しなかったようなのですね。
そこで、北朝鮮の核実験は失敗だったという評価になるのです。
また、爆発させたのは核兵器というよりは「核爆発装置」とでも呼ぶべきもの。巨大な装置で、とても持ち運びはできない代物のようですから、まだ「兵器」としての実用性はないようです。
しかし、基本的な原理は完成しているようですし、これからも実験を繰り返すと、核兵器製造に近づくことになります。その前にやめさせる手立てを考えないと、やがては核兵器を持つことになるでしょう。
その北朝鮮の核実験の10日前、私は……
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