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池上彰の『解決! ニュースのギモン』
〜イー・ウーマンリーダーズの「?」に答えます〜
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第28回(2) 2006/05/23
「民団」と「総連」の和解はなぜ?
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日本の韓国併合で日本へ

 この問題のそもそもの始まりは日本による朝鮮半島支配です。1910年、朝鮮半島の大韓帝国を日本が併合し(韓国併合)、日本は朝鮮半島の植民地支配を始めました。この支配は36年間続き、第二次世界大戦で日本が敗北して初めて、日本の支配を離れました。この間に、朝鮮半島から200 万人を超える人たちが日本に渡ってきました。

「渡ってきました」と書きましたが、自分の意思で来た人ばかりではありません。多くは、労働力として連れてこられた人、農地を没収されて仕方なしに来た人たちでした。

 日本が戦争に負けると、故郷に帰って行った人が多かったのですが、中には帰る場を失った人や、日本に生活の基盤を築いた人たちもいて、この人たちに日本に留まりました。

 この人たちは、1952年のサンフランシスコ講和条約発効によって、日本国籍ではなくなり、外国人登録証明書の国籍欄が、全員、地域名の「朝鮮」になりました。このとき日本は朝鮮半島の2つの国のどちらとも国交を結んでいなかったため、国名ではなく地域名が記入されたのです。

 1965年、日本は韓国と国交を結びました。これを機に、国籍欄は、大韓民国だけが認められるようになったのです。韓国を支持する人たちは、「朝鮮」名の国籍欄を「大韓民国」に書き換えました。書き換えた人たちが在日韓国人です。

 一方、韓国を認めなかった人たちは国籍欄を書き換えず、地域名の「朝鮮」のままにしていました。この人たちが在日朝鮮人です。

 こうなると、国籍欄が韓国の人は韓国を支持し、朝鮮籍の人は北朝鮮を支持している、という色分けになります。

 当初は、「朝鮮」のままにしていた人も多かったのですが、韓国が経済的に発展し、民主化も進む一方で、北朝鮮の惨状が伝わるにつれ、「朝鮮」籍を「大韓民国」籍に書き換える人が増加しました。

 第二次世界大戦が終わった後も日本に残った人たちは……
 
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池上彰(いけがみあきら)プロフィール
松本市出身。1950年生まれ。
慶応義塾大学卒業後、1973年NHK入局。報道記者として、松江放送局、呉通信部を経て東京の報道局社会部へ。警視庁、気象庁、文部省、宮内庁などを担当。1994年より2005年3月までNHK「週刊こどもニュース」でお父さん役を務める。2005年3月にNHKを退社し、現在はフリージャーナリストとして活躍。
著書に『そうだったのか!アメリカ』『そうだったのか! 現代史』『相手に伝わる話し方』『池上彰の情報力』など多数。

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