ホーム> career & management > 国境を越えた足跡> 第3回 久保純子さん


第3回 久保純子さん
7/11 
惑星を出したあとの、育児 その1 |
進藤 |
今の基本的な生活パターンというと、どんなふうですか。 |
久保 |
主人が出かける9時ぐらいにごはんを用意して、10時から3、4時間おきに授乳。授乳が柱になってるから、その合間に自分のことをやって。メールをしたりビデオを見たり、友達とランチをしたり。
|
進藤 |
おお。まったく外出が出来ない状態ではないのね。
|
久保 |
そうなの。基本的にうちの子どもは寝るのです、ありがたいことに。お腹がすいたか、ちょっと眠いときぐらいにしか泣かないの。だからすっごい出掛けてるの。びっくりするぐらい。それでは育児ノイローゼにもなりようがないみたい。毎日バギーでルンルンお出掛け!!
|
進藤 |
ここは行けないな、なんてことはなく、みんな連れていける。
|
久保 |
高級レストランは難しいけれど、お昼だったらいいですよとか、迷惑をかけなければいいですよ言ってくれるところも多いの。最近個室もあるし、デパートも授乳室が充実してるし。
|
進藤 |
一人で連れてっちゃうの?
|
久保 |
うん。唯一行けないのがスポーツクラブなんですよねー。
|
進藤 |
そんなふうに外に出られるようになるまでは、大変だったんだろうね。出産直後とか。
|
久保 |
最初は大変!! 2時間おきの授乳で。何も分からないし。おしめの換え方から、ミルクの作り方から、なんで泣いているのかも分からない。赤ちゃんって最初はおっぱいの吸い方も知らないのよ。
|
進藤 |
はぁーっ。それも教えてあげなきゃいけないんだ。
|
久保 |
そう、教えなきゃいけないの。ゼロから一所懸命練習して。夜中に一時間半ぐらいかかって授乳して、おむつを換えたら、換えたとたんにまた汚したりするからあっというまに二時間たって。そうするともう次の授乳の時間になるから、ほとんど寝てなかった。何なんだという感じだったけど、ほんとに子どもは不思議なくらい成長する。
|
進藤 |
ご主人さまの担当は?
|
久保 |
実家に帰っているときは主人は毎日夜来てくれて、自宅に帰ったときにはミルクを作ったり、おしめを換えたり、がんばってた。お風呂も私は怖くて入れられなかったから、入れてもらってた。ありがたいです。
|
|
7/11 
|