
ペットを流行の買い物と考えないで(hinaneko・東京・30歳)
最初に犬を飼った時、家族でよく話し合ったことを覚えています。5人家族なので、みんなで面倒を見れば何とかなるのでは、という気持ちもどこかにありましたが、実際に飼ってみたら喜びと同じぐらい大変なことも多かったです。赤ちゃんを一から育てるのと一緒の感覚です。一時実家を出ていましたが、その時は動物を飼おうとは思いませんでした。家を空けることがほとんどの生活で、動物は育てられません。最近は小型犬ブームなどもあり、煌々と電気をつけて眠そうな子犬、子猫を何匹もケージに陳列しているペットショップを見かけます。お客とみれば眠っていてもかまわず開けて抱かせたり。信じられない思いです。一刻も早くもらわれてほしいと思う反面、お客さんには、抱かせてもらった一時の感情で買ってしまわないで、よく考えてほしい! とも思い、とても複雑な気持ちになります。ペットを流行の買い物と考えてほしくないので、ペットショップの運営にも動物に配慮した規制を設けてほしいと思っています。
想定外のことに戸惑いながらも(青い空・大阪・パートナー有・39歳)
現在トイプードルを飼っています。買う前に、病気はないかなど一応検討もしました。また、家で仕事をしているため、毛が抜けにくいなどの必須項目もクリアしたつもりです。しつけは、いろいろ本を読み一通り、勉強しました……。でも、やっぱり、想定外のことが、い〜っぱいあるんですね。本当に。先天性の膝蓋骨脱臼という病気のことも、飼ってから、わかりました。現在、手術をするかどうか迷っています。時間的にも、金銭的にも、本当に最後まで面倒見きれるのかどうか、飼う前にわからないことにも対処しきれるのかどうか、ちゃんと考えるべきです。でも、多少の労力よりもその子の見せる笑顔や愛らしい姿に、本当に心より癒されています。手間はかかりますが、いまではかけがえのないパートナーです。
子犬の頃にすべきだったこと(理恵・岡山・パートナー無・29歳)
我が家には8歳のゴールデンがいます。家族全員が動物大好きで、室内犬として飼っています。成犬になってから約半年間、学校に行かせました。その間とても寂しい思いをしましたが、真面目に訓練を受けて無事に帰ってきました。部屋の中は毎日毛が飛んでいます。今振り返ると、小さいころから室内であってもゲージを置いてあげた方がよかったね、と家族で話しています。あと、外でオシッコをするようにしつけましたが、夏のアスファルトは熱く、また、年老いて歩けなくなった時のことを思うと、室内の決まった場所でオシッコができるようにしてあげればよかったと思います。我慢しすぎて膀胱炎になるのが心配です。大型犬を飼うには、部屋の広さ、金銭的・時間的な余裕がなければ飼うのは難しいとよく聞きます。我が家はどれにも該当しません。でも、余裕のない中で、散歩やエサの当番を決めて、家族みんなでいっぱいの愛情を注いでいます。犬も家族の気持ちに応えてくれていると信じています。
小学生の頃、両親を説得して(ROSAY・東京・パートナー有)
小学生のころでしたが、柴犬を飼いました。家族会議を開いて、世話を私と兄で分担することで両親を説得。20年近く生きた末に天国へ旅立ちましたが、最後まで愛情たっぷりに育てました。今でも心の中にいて、もし、「ロック(犬の名前)がいたらなぁ」と、思い出いっぱいです。