
同郷の仲間との一体感を味わう(チョコワ・東京・パートナー有・34歳)
息子が2年前から野球を始めたことがきっかけで、野球中継を見たり、主人が息子を球場に連れていくようになりました。そして今では、私も娘も某チームの応援が生活の一部に。私たち夫婦の出身地のチームなので、球場に行ったときは同郷の人たちと盛り上がります。応援歌を歌うときの一体感は最高! 自ら始めたことではないのですが、一つ世界が広がった感じで楽しいです。
AFLは、大切なコミュニケーションツール(ハネサコ・オーストラリア・パートナー有・42歳)
オーストラリア、メルボルンに住んでいますが、この土地に住んだらAFL(Australian Football League)を応援しなければ、社会的に受け入れられない、と言っても過言ではないでしょう。友人の勧めで5年ほど前から応援し始めましたが、まず、メルボルンの人達は必ずといって良いほどご贔屓のチームを持っています。そのほとんどが、家族で代々応援するチームが決まっている、というもの。日本人として、仕事関係のパーティーや、ランチョン等に参加すると、最初は仕事や日本文化の話などの話題が中心になりますが、その後、AFLの話をこちらからふると、距離がぐーっと縮まります。その人の私を見る目ががらっと変わるのを何度も肌で感じました。それから仕事の交渉などもやりやすくなり、相手も自分を同等に見てくれるようになります。オフィス内の現地人スタッフとのやりとりもスムーズになり、駐在員にもまず、AFLを理解するように勧めています。ゲーム自体も非常にエキサイティングで、冬場3月末から9月末までの間は、挨拶代わりにAFLの話をするのがメルボルンでは一般的です。私自身も今では、コミュニケーションのツールの一つ、というよりは、自分自身はまってしまい、毎週末の試合が楽しみです。
子どもをスタジアムへ連れていきたい(にっしぃ・東京・パートナー有・33歳)
Jリーグを観戦しに何度かスタジアムまで足を運んだことがあります。子どもを連れていても、空いていれば全然気兼ねなく席を立ったりできるのも嬉しいです。ただ、スタジアムによるとは思いますが、交通の便があまりよくないのが、ネックです。やっぱり、生の雰囲気は大好きですし、子どもにも臨場感を感じさせてやりたいので、もっと便利ならどんどんと行きたいのですが。
ソフトボール同好会の声援に(湊晴子・兵庫・パートナー無・33歳)
応援しているスポーツチームはあります。以前、会社で軟式野球ソフトボール同好会に所属していました。試合中、攻撃の時には、バッターに対して応援の声があがっていました。応援といっても仲が良くて勝手がわかっている仲間同士のこと。お互いに「ああするなよ」「こうするなよ」という感じでした。ところがある時以降、試合中の応援が変わりました。「こうするなよ」ではなく、「こうしろよ」という風に、どうしたら上手くいくかを指摘するようになったのです。その結果、もともとは負けが多いチームでしたが、まとまりのあるチームになったように思います。自分たちにたいするミラー現象だったのかな、と辻先生のコメントを拝見して感じました。最近は 阪神を応援しています。気づいたら友人の影響で阪神ファンになっていました。
自分がスポーツ万能でないからこそ(IPウーマン・36歳)
子どもの頃から巨人ファンです。しょっちゅうドームに応援に行っていました。今は野球そのものがあまり面白くないので、熱狂的に応援しているわけではないですが、たまに中継を見たりすると、血が騒ぎます。あとは甲子園に地元の高校が出場すると、なるべく見るようにしますし、高校サッカーもしかり。スポーツ万能タイプの夫は、「他人がやっているところを見てもちっとも面白くない」とスポーツ観戦が好きではないようですが、限られたスポーツしかできない私は、自分にできないことができる人を見ると素直に「すごいな〜」と感心してしまいます。それがプロ選手であろうと高校生であろうと同じこと。久々に球場で声を張り上げて応援したくなりました!
根っからの巨人ファンだった父が(きまき・沖縄・パートナー有・31歳)
私の父は根っからの巨人ファンでしたが、最近の巨人には飽き飽きしてきた様子。ただ、負けるとすごく機嫌が悪いのです。こっちもトバッチリを食ってイヤーな感じです。そして、反面、旦那様は熱血阪神ファン、もちろんアンチ巨人なわけで……。二人が夕食で顔を合わすと、ぎこちない雰囲気が漂うのが面白いわが家です。そうこうしているうちに、なんとなく私も阪神の勝敗が気になるようになりました。だからわたしも阪神ファンかな?? そして、最近、あの父も。「阪神が強いと野球はおもしろいわけさぁ!」と、阪神のカタをもつように。でも、相変わらず巨人不振が続くとなんとなく機嫌はよくないらしく、早寝します(笑)。