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2001/12/17(月) - 2001/12/21(金)
3日め

テーマこの脂肪さえなければと思うことがある

今日のポイント

やせ型なのに、下半身が……、お腹が……という苦悶の声!

投票結果 現在の投票結果 y96 n4 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
辻秀一
辻秀一 スポーツドクター

今回のテーマはやはり女性たちにとって、大反響の話題のようですね。やはりお腹の脂肪は腹筋だけでは減りません! 脂肪、とくに皮下脂肪は、全身まんべんなく減っていきます。でも減るにはエネルギー収支がマイナス……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

ついた贅肉が15kg(shiho)

目標がないとダラダラしてしまうので、密かに来年のホノルルマラソンを目指そうかと検討中。動機は、夜中に放送されていた女性のトライアスロン。同世代の人たちの体力と体型にびっくり。じつは、現職場になって6年間、ついた贅肉が15kg。仕事が忙しく運動する暇もなく、朝食抜き、昼食は夕方17時、夕飯は早くて午後23時。ここ一年間にいたっては、睡眠時間は平均4〜5時間で月に1、2回はオフィスで徹夜。倒れちゃ困るから、無理にでも食べて。そんな生活してりゃ太るわって、自分でも突っ込みたくなるんですが……。

昔は考えもしなかったのに……(miyabi・兵庫・未婚・26歳)

脂肪が少なめの体質でどちらかといえば、筋肉質であることが悩みでした。しかし、いつの頃からか、筋肉と脂肪の混ざり合いのような身体になってきて、今やお腹付近から太股までの脂肪たちを何とかしたくてなりません。貧弱すぎる胸に移動してくれないかしら……というのはわたしの常なる夢です。腹筋してもなかなか下腹も消えないし、やる気が失せてしまいます。

八方ふさがり!(めぐ・東京・未婚・38歳)

転職してから太りました。原因はわかっています。ワンルームの事務所でのデスクワークで運動量が極端に少ないことと、お昼に食べるホカ弁が揚げ物しか扱っていないこと、選択の余地なし。かといって、ひと駅手前で降りて歩くほどの余力は残っていないし、早起きしてお弁当を作れるほど睡眠時間もとれていないで、八方ふさがり。洋服がどんどんきつくなっていくのには泣きたくなる。ダイエットに成功してスリムだった頃に戻りたいと心の底から思っている。

やせ気味ながら、下半身デブ……(karin・東京・未婚・26歳)

体脂肪率19%、パッと見はやせ気味と自他ともに認めるわたしの体型ですが、恥ずかしながらいわゆる「下半身デブ」です。ここ数年流行っているロングブーツが入らないのです(したがって持っていない)。これは親戚周囲を見渡してみてどう考えても遺伝だと思われますが、この脂肪が胸についていたら……と思うことはしょっちゅう。ちなみに胸は万年Aカップ。小鹿のようなふくらはぎにあこがれます……。

大臀筋強化月間(まつげ・関東・既婚・30代)

スカートをあまりはかないので、ヒップラインには気を使わなければいけないのですが、気持ちとは裏腹に年々脂肪の蓄積が進んでいます。ここで何とか食い止めるために、毎日ヒップアップの運動を始めました。一ヵ月後にどんな変化があるか、かすかに期待しながら今日もがんばってます。それから太ももですが、エステでマッサージを受けたら、それなりに効果がありました。でも放っておいたら2ヶ月で戻ってしまいました。どちらも継続することが肝心のようです。

判定「やせぎみ」なのに……(akemimi・佐賀・既婚・32歳)

毎年の健康診断で、判定はいつも「やせぎみ」です。でも、わたしの体を見たら(洋服で隠してるけど)だれでも、ダイエットしたほうがいいと思うと、自分では感じています。「おなか」なんですよね、問題は。ぽっこり……。部分やせって、本当に実現可能なのでしょうか。顔は長いので、これ以上やせたくないけど、おなかはスリムになりたいって、無理な願いでしょうか。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

見のがされているのが、日常生活活動量です。

今回のテーマはやはり女性たちにとって、大反響の話題のようですね。やはりお腹の脂肪は腹筋だけでは減りません! 脂肪、とくに皮下脂肪は、全身まんべんなく減っていきます。でも減るにはエネルギー収支がマイナスに傾かないと結局ダメですね。まずはエネルギーが入る方に食事。簡単に考えましょう。時間・中身・量の3要素をいつも考えるのです。いつ、何を、どのくらい、です。この3要素にまったく意識のない人は必ずもっとやせられるはずです。3つとも意識すると結構大変です。必ず2要素は守ろうと! 一つは仕方がない、から始めて下さい。

エネルギーの出費の方ですが、見逃されているのが、日常生活活動量です。運動というとすぐにスポーツクラブなどを考えてしまいますが、何よりも日常の生活活動での消費エネルギー総量が実にバカにならないのです。何か特別なスポーツよりもまず自分の日常の生活の中で少しでも動くことを探して下さい。リモコンや携帯に頼らないで。

この辺のことを今回プレゼントにしています、『痛快みんなのスポーツ学』に詳しく書きました。ぜひ参考にしてくださればうれしいです!

辻秀一

辻秀一

スポーツドクター

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