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2005/3/14(月) - 2005/3/18(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
5日め

テーマ米国産牛肉の輸入が再開されたら買いますか?

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キャスター
藤田正美
藤田正美 元『ニューズウィーク日本版』編集長

みなさんのコメントを読んでいると、とても冷静かつ客観的なのに驚かされます。こうした問題はとかく感情的になりがちですが、論理的に考えて行動を選択するという姿勢が強く感じられて心強いです。買うか買わないか……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

米国産でも気にしないが(宮子・愛媛・パートナー有・38歳)

あまり気にしないと思います。産地表示が正直とは思えないので、気にし始めたら買えるものがなくなっていく……、食の安全は疑い出したらきりがない……、と思います。ただ、地域産のものがあれば米国産よりそちらを優先して買うと思います。理由は「安全」だからではなく「がんばっている畜産農家や食肉検査で汗水流している人を応援したい」からです(食肉の検査、機会があれば一度ご見学ください。すごい重労働です)。食品、特に「商品」には「流通に便利」とか「一年中欲しい(冬にきゅうりがあるのって変じゃないですか?でもあるんです。需要があるから、ハウス農家は体を張って作ってます)」「見栄えのいいのがいい」「虫食いは不潔でいや」など、いろいろな要望があって規格ができています。規格外のものでも「おいしい・安全」であればOKという消費者が増えると、市場も変わってくるのかなと感じています。

消費者の選択肢を多く(なかなか@なかなか・大阪・パートナー有・36歳)

やはり大量生産と安全性と大衆消費時代の関係は、難しいと思います。多少のコストを払って安全なもの、無農薬・減農薬のものを購入する人とそうでない人と、一定の条件の下での自己責任になるのかと思います。国の食品管理基準についても不必要に厳格になったり、国内生産者保護の側面が過剰になりすぎてもかえって消費者の選択をなくすことになるのではと思います。以前は毎週国内産地の野菜や果物の宅配を頼んでいたことがあります。やはり安心でおいしいものは、うれしいです。でもやっぱり高くなるのですね。

家計をやりくりしている主婦は(マリア)

安全性がはっきりしているものを食べたいと考えていても、スーパーで売られているものの表示が何処まで信頼性があるのか、どういうルートを辿れば国産の表示になるのか、私たち消費者には分からない部分が多すぎる割に、店頭に売られているのだから大丈夫と思い込んでいる部分が多いのが現状ではないでしょうか。そんな中で、家計をやりくりしている主婦は、価格の安い牛肉が並んでいれば買ってしまうのではないでしょうか。また、BSE問題が報道されることによって、どれだけたくさんのアメリカ産牛肉が外食産業では使われていたのかを知り、ビックリしたほどです。輸入が再開されたとして一般に購入する場合は気をつけていても、外食した際に知らず知らず食べている状態になりそうですよね。

NO

安全性の基準を(島風・パートナー有)

表示されている内容の信頼性のなさから輸入牛肉を購入したくないというのではなく、ある国の農産物を輸入するに当たり、自国の安全性の基準を変えてしまうということに矛盾を感じるので購入したくありません。守るべき安全性の追求ということからはずれているような気がします。○○産だから安心ということは今の流通の形態からはないと考えた方がいいと思っています。日本の食糧自給率を上げるべきだという考えには賛成です。しかし、国の予算をこれだけ使っても自給率が下がる一方の農業をどのように盛り上げていったらよいのかアイディアが浮かびません。

再開の理由が(ねずみちゃん・東京・パートナー有・43歳)

安全であれば購入したいと思いますが、いまの日米の交渉の状況を見ていると、ごり押しされての再開になるような気がします。そのため、再開=安全という図式が成り立たないと理解していますので、購入しません。とくに子どもがいますので、これからの世代には不確定要素のあるものは極力食べさせたくないと思います。

宅配でお取り寄せ(stay・東京・パートナー有・35歳)

食の安全性については、すごく気を付けています。肉はとくに、生産者の顔がちゃんと見えているものを宅配でとりよせ、自宅で食べるようにしています。輸入が再開されると、おそらく外食時に食べる肉に米国産が入ってくるのでしょうが、そもそも外食時には肉はほとんど食べないようにしてるので、さらに気を付けることで間接的に「買わない」という選択になるのかなと思います。

安全+支援(MANAMI・東京・パートナー有・40歳)

敢えて買わないと思います。ただ、実際には、外食をしたり、コンビニのお弁当などを通して食べる機会は結構多いのだと思いますが……。食の安全が脅かされている今、食材は、基本的には「顔の見える生産者」から買うようにしています。そして、「安全性」の問題もありますが、基本的に食料は自給したほうが良いものであり、食料を供給する側の生活の保障に少しでも貢献したいと思っています。エンゲル係数はどうしても高くなってしまいますが、「安全+国内の生産者への支援」の意味もあります。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

「食の安全」を確保するということ

みなさんのコメントを読んでいると、とても冷静かつ客観的なのに驚かされます。こうした問題はとかく感情的になりがちですが、論理的に考えて行動を選択するという姿勢が強く感じられて心強いです。買うか買わないかはこれはまったく個人の選択ですが、どういう条件で米国産牛肉の輸入を再開するかで、小泉さんの支持率も変わってきそうですね。変に押し切られたような形にしたらマイナスになるでしょう。もとはといえば農水省の処理の仕方が最初から間違ったから、こんな問題になったわけです(お隣の韓国はまだ狂牛病の牛を出していません)。これだけの大騒ぎを引き起こした割には、お役人は大した責任を取りません。これはこれで腹立たしいのですが、消費者としてはまず防衛をしなければならないというのもよくわかります。

ただ前にも書いたように、安全性と大量生産とはやはりトレードオフの関係、つまりあちらを立てればこちらが立たずというような関係にあります。農業の単位あたり収量が増加するのは、もちろん品種改良やら栽培法の改良といった技術進歩もありますが、同時に化学肥料やら農薬・殺虫剤などの技術進歩もあるのです。そういったものがなければ、この価格でこれだけの量を供給するのは不可能だったはずです。

農家が農業で食べられなくなると、農業のほうの手を抜きます。手を抜くということは化学肥料と農薬を大量に使うということです。手を抜かせないためには、規制するのも一つですが、農家が農業で食べられるようにすることが大事でしょう。つまり仕事として成り立たないと日本の農業はやがてつぶれます。そうなったら安全を確保することは今よりもっとむずかしくなります。

米国産牛肉の輸入再開問題から食の安全という話までずいぶん広がりましたが、おつきあいいただきありがとうございました。米国産牛肉の輸入が再開されると、またテレビで吉野屋の牛丼に行列ができたりするのを中継するんでしょうね。「また食べられるようになってうれしい」なんていうコメントが流れるのが見えるようです。

藤田正美

藤田正美

元『ニューズウィーク日本版』編集長

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