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サーベイ

2004/10/11(月) - 2004/10/15(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
4日め

テーマ犬と猫では、犬のほうが好き?

投票結果 現在の投票結果 y65 n35 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
若林邦彦
若林邦彦 『報道ステーション』チーフディレクター

犬猫投票は4日目になりました。続々と届く投稿コメントは、回答そのものは犬に押され気味の猫派がほとんどになりつつあり、「猫がどんなに素晴らしいか!」という話が満載されています。猫派の底力(?)ここにあり……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

「いいことを言ったのにカットされてるなあ」(ゆかりっくす・神奈川・パートナー有・30歳)

わたし自身はテレビに出たことがありませんが、祖父がテレビに出たことがあります。当時、埋め立てたばかりの干拓地についてどう思うかというインタビューだったのですが、酔っぱらいのおじいさんが大声で小言を言っているような放送でした。

確かに普段から声は大きいし、あれこれ意見するタイプですが、酔っぱらいのおじいさんではないのです。祖父も「この後、いいことを言ったのにカットされてるなあ」と言っていました。報道は、都合の良い部分だけを切り取って、本来の趣旨とは違う編集をしてしまうものなんだなと思った覚えがあります。マスコミの意見に踊らされないように、とはいうものの、完全に消されてしまった本質を一般の人が見極めるのは難しいとも感じます。

朝から夕方までのみっちり取材が、ほんの10分に(wakano)

テレビ取材は個人ではないですけど、職場で何回か受けました。朝から夕方まで、みっちり取材されていて、カメラマンさんやアナウンサーさんたちを覚えてしまうほど、長時間の取材でしたがテレビでの放映はほんの10分あるかないかで、どうしてあんなに取材していたのかと驚いたことがあります。逆に数分間の映像のために、どれだけの苦労があるのかと想像できるようになった気もしますが……。

カテゴライズされた情報のほうが理解しやすい(自家製おおば・カナダ・パートナー有・33歳)

犬、と言っても、お座敷犬からピレネーのような超大型犬まで、種類はさまざま。犬が好きなら、次の段階はどんな犬種(大きさ・特性・見た目)が好きかで、分かれる。同じ犬種でも、クロス(混血)度、性別、毛色などでも、また好みは分かれる。つまり、物事を分けたとしても、その先、その先、でどんどん細分化していく。それを社会が理解しているのであれば、大きなカテゴリーをある程度作るのは悪いことではないと思う。細分化された情報50個を一度に理解するより、カテゴライズされた数個のほうが絶対理解しやすいし。

NO

知り合いの犬がテレビに出ました(星みづき・東京・パートナー無・39歳)

犬も猫もどっちも好きです。どっちか、と言われると困ってしまうくらいです。犬には犬の良さがあります。猫には猫の良さがあります。比較できるものではありません。「どちらか」ではなく「どちらも」なんです。今は猫だけですが、いずれは犬と猫と両方欲しいです。

さて、TVの出演についてですが、自分のではなく、知り合いの犬がテレビに出たのを見ましたが、飼い主さんによると「知らなかった」とのこと。しかも、かなりのわんぱく君といった感じの犬なのに、結構お利口さんなイメージで、普段見ているのとちょっと違う感じでした。

街頭インタビューは、避けて通る(DEYOKO・海外・パートナー無・28歳)

街頭インタビューをしている方を見かけたら、その道を避けて通ってきました。急いでいることが多いですし、質問に対して的はずれな回答をしてしまった後、ずっと後悔しそうなので。

猫のようになれたら、どんなにラクなんだろう(さとやん・京都・パートナー有・32歳)

猫好き! 勝手気ままかもしれないけど、誰にでもいい顔する犬より、好きな人にのどを鳴らして甘えるのが猫。わたしは八方美人なんで、犬のように愛想良くしてばっかりで疲れる。好き嫌いをはっきり言えたらどんなにラクなんだろうなあと猫がうらやましい。

わたしはすっぱり猫派です(麻紀・東京・パートナー無・36歳)

きっぱり、猫です。こう答えた自分を振り返ると、ペット以外の問題でも、白黒はっきりつけたがる傾向があるかもしれません!! という点はともかく、猫が大好きで、できればわたしも猫のようになりたいくらいです。しなやかで、優雅で、足音がしなくて、体臭がしなくて、こびなくて、なのに愛らしくて……。すっぱり「猫派」に分類されてしまいたいです。世の中に、犬のほうが好きという人がいることが、とても不思議。どちらでもないという人がいることも。人間、いろいろなんですね、ほんと。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

テレビに映るのは、さまざまなもののほんの一部なのだ

犬猫投票は4日目になりました。続々と届く投稿コメントは、回答そのものは犬に押され気味の猫派がほとんどになりつつあり、「猫がどんなに素晴らしいか!」という話が満載されています。猫派の底力(?)ここにあり、という感じです。投票結果で犬派に押され気味の猫派の闘士が、いいや、そんなことはないぞ、犬なんかより猫のほうが素晴らしいんだ!とパソコンの前で「ニャオーン」と叫んでいる、とそういうことなのかもしれません。

さて。これはどんな仕事でもそうなのですが、仕事の結果として出口に現れるものは、それまでの準備や試行錯誤や失敗や改良や無駄や、そうしたものを結局すべてそぎ落とした形として、僕たちの目の前に出現します。

テレビの仕事もそうです。取材した結果、うまくいかなくて没になったり、100本のビデオテープを回して撮影したもの(20分テープだとなんと2000分です)を編集して5分に凝縮したり、当日とんでもない事件が起きて3分で放送しようと思っていたものが25秒しか時間をとれなかったり、つまりテレビに現れるものは、取材や下調べしたものの中の本当にほんの一部なのです。

逆に言えば、放送するということは、ほとんどのものを捨てる作業である、と言っても言い過ぎではなかったりするのです。

きのうの街頭インタビューの話をしてみましょう。例えば、100人のインタビューをとったとしても、時間的制約があって10人しか放送で使えなかったとします。その時、90人が犬が好きで10人が猫が好きだったとしても、8人の猫派と2人の犬派だけを使って放送すれば、「世の中の人はほとんど猫が好きなんだな」と視聴者の皆さんは感じてしまうことになります。(当然です。あとの90人の発言を皆さんは聞けないわけですから)。もっともこういう場合、僕らは、実際は、せいぜい猫派2人、犬派8人くらいの割合でバランスをとってインタビューを編集するようにはしてますけれど。

そんなことを踏まえた上で、投稿の中で印象に残ったものを見てみましょう。

wakano…さんは「職場で朝から夕方まで取材されたのに放映はほんの10分(テレビでの10分って本当はものすごい分量なのですけれどね。)あるかないかで驚いた」わけですし、神奈川のゆかりっくすさんのおじいさんは、「インタビューを受けていいこともいっぱい言ったのに酔っ払いのおじいさんが大声で小言を言ったみたいな印象になってしまった」ということですし、東京の星みずきさんの知り合いの犬は「わんぱく君なのに結構お利口さんに映っていた」そうで、つまりは、そういう取材の実際と放送の現実とのため息がでるようなギャップ、というのはたいていの場合、テレビの世界では生まれてきてしまうものなのです。

そして、それはテレビニュースの本質を知る上で、かなり重要なポイントだと僕は考えています。

続きはまたあした話そうと思うのですが、きょうは引き続き「あなたはテレビに出たことはありますか? その取材や出演と実際の放送とはどうだったんですか?」という質問に加えて、もっとも大きなテーマをここで皆さんに聞いてみたいと思います。

「あなたはテレビニュースを100%信じていますか?」

ご意見をお待ちしています。

若林邦彦

若林邦彦

『報道ステーション』チーフディレクター

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