
サバイバル精神も戻ってくるのでは(フィレリナス)
絶対にそうだと思います。そちらのほうがレベルの高い試合を楽しむことができると思います。話をそらしてしまうかもしれませんが、球団の経営危機の要因には年俸の高騰もあると思います。サバイバルしなければいけないのは球団とて同様。そもそもプロ野球選手の高い年俸は、彼らがサバイバルしていかなければならないからこそもらえていたものだと考えています。しかし、今の選手はむしろ「弱者」を装っている。こんな情けない選手のやる試合は見たくない。1リーグ制ならサバイバル精神も、ハングリー精神も戻ってくるのではないでしょうか?
みんなで野球を盛り上げよう(さとやん・京都・パートナー有・32歳)
わたしは阪神ファン。パリーグのことはよくわからないけど、球場見てたらガラガラは寂しすぎる。どこの球団も頑張ってるのだから、巨人びいきはやめてみんなで野球を盛り上げたいですね。
同じ舞台上で見てみたい(kiitos・東京・30歳)
セリーグとパリーグの放映状況や話題性などが公平ではないので、同じ舞台上で見てみたいという気持ちがあります。パリーグにもいい選手がいますので、そういう選手にチャンスが与えられるためにも、1リーグ制を応援します。ただ単純に1つになればいいというものではなく、選手のことや運営などをきちんと話し合っていることが最低条件ですが。
2リーグ制は20世紀の遺物(マシアスギリ)
No派が多くてびっくり。多分、某球団のオーナーの発言に対する感情的反応がNo派を増やしているのではないでしょうか? 1リーグという少ない枠で精鋭チームが戦い合う。スポーツとして見た場合、どう想像しても2リーグより1リーグのほうがおもしろいでしょう。2リーグ制は20世紀の遺物です。過去の制度に引きずられて、業界そのものが崩壊するという図式もたくさんありますよね。

縮小方向にあるからリストラは
(A6M2・愛知・パートナー有・47歳)
少子高齢化の日本というだけなら1リーグ制の方がベターでしょうが、世界、特にアジアに野球を普及させて、本格的な世界選手権を開催し、ビジネスとしてもエンタテイメントとしても野球を一回り大きくするなら2リーグ制のほうがいいと思います。すなわち、日本をアジアのメジャーリーグにして、韓国・中国・台湾などの東アジアの野球をマイナーリーグにするのです。日本という狭い枠組みでしか物事を考えられない日本のプロ野球界には失望を禁じ得ません。マーケットが縮小方向にあるからリストラというのは一見もっともらしく見えますが、本物の経営者はマーケットを開拓します。ドメインの変更とか、パラダイムチェンジという言葉で言い換えても構いません。
人気低迷という現実を謙虚に受け止めて
(琴祐・神奈川・パートナー有・33歳)
「娯楽の少ない時代に誕生し、威張っていてもみんなが野球しかみなかった時代とは違います」という辻さんのコメントを読んでうなってしまった元プロ野球ファンです。学生時代は頻繁に球場に足を運びましたが、最近は、テレビ中継さえ見ない。しかし、家族で今でもずっとファンでいます。本当の野球ファンは、どんな状況になってもついていくと思いますし、野球関係者にもその点は肝に銘じて、真のファンを裏切るようなことだけはしないでほしい。
一方で人気低迷という現実を謙虚に受け止め、必要なあらゆる措置を投じて、それでもどうにもならない、という限界のときに縮小に向かうべきだと思います。それしかプロ野球が生き残る道がないのなら、ファンは納得するのではないでしょうか(合併も1リーグ制も縮小だと思います)。野球界も今が踏ん張りどころ。娯楽が多くなってしまった今、「これだけは何があっても守る!」という価値を作ることが重要だと思います。
野球への情熱の不足にすべてが集約
(sedona・千葉・パートナー有・36歳)
合併問題の渦中にあるチームのファンです。プロ野球全体のことを考えるとここが改革のチャンスなのかもしれませんが、ファンとしてはチームがなくなるということは単純に寂しいことなのです。負けても弱くてもスタンドに応援に行って一喜一憂しているファンもいます。今一番歯がゆい思いをしているのは、選手一人ひとりなのではないでしょうか。
ファンとしては何かしたい。できるのは時間の許す限りチームを応援に行くことだけです。セリーグと比較してもパワーやセンスは引けをとらない。多くの人はそれを確認するチャンスが極端に少なく、認識できないだけに「パリーグは弱い」「人が入らない」という理由だけでひとからげにしてしまおうとしている。まずは根本を確認してください。問題は選手にもありますが、経営陣の野球への情熱の不足にすべてが集約していると思います。
本音が見え隠れしているのが
(TSUNAMI1969・愛知)
特定の球団を超えてプロ野球そのものが大好きです。かつては東京ドームの近くの学校で青春時代を過ごした巨人ファン、今年はご近所ナゴヤドームで日本シリーズが見られるといいなとワクワクしています。パリーグにもお客さんを集められる選手はたくさんいると思うので、1リーグ制、最初はいいんじゃないの?と思っていましたが、今年のオールスターを見て、やっぱり2リーグ制という仕組み、オールスターや日本シリーズで他流試合ができる楽しみがなくなるのは寂しいな、と思うようになりました。ただ、オーナーたちの思惑と言えば、1リーグ化を進めたがるパリーグは、「巨人戦」を欲しがり、2リーグ維持を進めたがる巨人以外のセリーグは、「巨人戦」の機会が減ることを懸念し、という本音が見え隠れしているのがちょっと興ざめです。
「21世紀にふさわしいプロ野球」
(べんじゃみん・東京・パートナー有・33歳)
今のように某オーナーの意見で独断専行的に進むのは絶対反対です。3軍云々という意見も出ていますが、それだって2リーグ制の中でできるはず。ただ、今のまま、赤字垂れ流し体質のままでいていいとは思えません。今回のことをきっかけに、もっと「21世紀にふさわしいプロ野球」として、チームのあり方、経営方式など議論を尽くすべきです。ライブドアの堀江社長が、「ファンにも株主になってもらう」「ネットで応援」などと提案していましたが、こういうことも新しい形として取り入れても良いのではないでしょうか。今のオーナーたちのやり方では、護送船団方式でつぶれていった銀行の二の舞になる恐れがあります。
方法はいくらでもある
(naomisan・東京・パートナー無・44歳)
絶対反対です。大リーグのように地区優勝があり、プレーオフだの何だのとワールドシリーズに行くまで段階を踏みすぎるのも嫌いですが、1リーグ制にしそこで優勝したら日本一というのも味気ない気がします。かといって、昔のパリーグのように前後半と分けてそれぞれの優勝チームを戦わせるというのも……。方法はまだまだいくらでもあると思いますが。
リーグそのものは複数欲しいが(サリーの恋人・関東・パートナー有・43歳)
パリーグの試合は放送が少ないけれど、セ・リーグに比較して個性的な選手が多くいらっしゃるので、とても楽しいと思います。しかも、地元を大切にしているのはやはりパリーグだと思います。だからこそ現在も多くのファンが熱心に応援していると思います。NLBにしても、オールスター戦などのイベントで盛り上がるのは2リーグだからこそ! 球団の数はもしかしたら4-4でもいいかもしれませんが、リーグそのものは複数なければ盛り上がりに欠けるのではないでしょうか?
パリーグならではのおもしろさがある(ラブチャイルド)
パリーグには指名打者制があり、投手のところで代打を出さないので、選手層が薄くても上位に入れる。予告先発があるので相手チームがばっちり対策を立てられる。パリーグの野球はおもしろい。
今の野球界の体質では、この先の繁栄は難しい(ねずみ・兵庫・パートナー有・40歳)
縮小したら先細りだと思うし、今の野球界の体質では、この先の球界繁栄はありえない気が。今年のオールスターゲームは、すごくおもしろかったのに、1リーグ制になったら、それもなくなっちゃう。オリックス・近鉄の合併にも反対です、というのもスポーツライターの二宮清純氏の意見に、かなり感化されている部分もあるのですが。
大きな夢を託すには課題が多すぎる(Kylin・大阪・パートナー有・45歳)
あえてNoにしたのは、多くの方も同じ思いでしょうが、1リーグ制へのプロセスに賛同できないから。何人かのオーナーの言動は、成金趣味としか言いようがなく、どう見てもプロスポーツの本質を理解した上でのものとは思えません。少なくとも子どもたちが夢を描くのが、プロスポーツの存在意義の一部と思いますが、現在の日本のプロ野球の現状は、制度考え方の古さから来る限界、国際感覚の欠如、ファンサービス感覚の不備など、大きな夢を託すには課題が多すぎると思います。
おもしろいのは2リーグ制に間違いない(wakano)
2リーグ制のほうがおもしろいに決まってると思います。多くの選手が見られるし、育つので野球界全対の底上げになると思います。ルールも2種類楽しめるし、どちらの球場になるかでルールの従い方が変わって、それも楽しい。日本シリ−ズもあればオールスターもあり、セ・パ両リーグのメリハリがある。ただプロ野球は経済活動の一環として行ってるスポーツなので、経済が成り立たないなら、今の社会では当然のように、野球界にもリストラがあってしかりなのかもしれません。
オーナーは経済的な見返りも少ないのに、よく球団を支えてくださっていたことと思います。それは球団を大切に思ってくださったからだと思います。1リーグ制を考えついたオーナーだけを責めるわけにはいきません。日本の経済状況が悪化し、ファンは球場に足を運んでくれない。保有している会社も振るわないので球団を援助しようとすれば保有会社が傾く。苦渋の決断だったのではないでしょうか。今後、日本が今よりももっと野球を楽しむ余裕ができれば、球場に足を運び、球団を盛り上げることもできるでしょうし、そうすれば1リーグ制より楽しい2リーグ制へと戻していけるのではないでしょうか。